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和歌山ランチめぐり

黒江ぬりもの館「漆器で頂く◎ぽかぽか粕汁ランチ」

築160年、元漆師の住居兼作業場を改修した古民家カフェで頂く、地元愛が溢れるほっこりランチ。(海南市黒江)

まいぷれ和歌山スタッフが、和歌山市内を中心に気になるランチのお店を取材する「和歌山ランチめぐり」。今回は、海南市黒江にある「黒江ぬりもの館を取材してきました!

地元の名酒「黒牛」の酒粕使用◎身体温まる、根菜たっぷりの「ぽかぽか粕汁ランチ」

ぽかぽか粕汁ランチ」  1,000円(税込)
(粕汁、黒米入りおむすび、千切り大根の煮物、漬け物)
※+50円で薩摩芋ご飯に変更可。

+300円でドリンク付(珈琲、紅茶)
+500円でドリンク、ミニスイーツ付(抹茶ケーキ)
※抹茶ケーキ(byアンシャンテ)

【ランチのおすすめポイント】

寒い冬には身体の芯からほっこり温まる粕汁はいかがでしょうか◎
黒江の老舗蔵元の「黒牛」大吟醸酒粕に麦味噌を合わせ、酒粕が苦手な方でも食べやすいように何度も試作を重ねた粕汁。
芳醇な香りが広がり、しっかり酒粕の風味が感じられるのに、お酒のツンとした匂いが無くてとてもまろやか◎中には軟らかく煮込まれた根菜がごろごろ、加えて焼き塩鮭やプリプリの蒟蒻なども入っていて食べ応え充分の一杯です。
地元の農家さんが土作りからこだわったお米を、その都度精米して炊き上げるご飯で作ったおむすびは、ふっくらツヤツヤで丁度良い軟らかさ。千切り大根はじっくり煮込まれているのか、甘味が染み込み軟らかくて胡麻油が良いアクセントになっていました。
添えられた浅漬けももちろん手作り、細やかな所まで手を抜かない丁寧なお料理は、お腹もココロも満たされること間違いなしです*

 

【店の雰囲気】

・昔ながらの木枠の引き戸を開けると、販売もしている漆器がずらりと並んだ土間。
・靴を脱いで上がる畳の間が喫茶スペース。レトロな照明と当時の建具が残る落ち着いた雰囲気。
・格子越しに路地を眺めるカウンター席が8席、格子から漏れる光が心地よい。真ん中には八角形のテーブルが1卓。
・二人掛けの机が2卓(4席)、四人掛けの机が2卓(8席)、縁側のある奥の間には10席の大きなテーブル。
・手縫いの座布団を乗せた、漆の樽を再利用した椅子が店内の雰囲気に良く合っている。
・急な階段を上がった二階は、ギャラリーと体験スペースとして使用。

 

【お店からの一言】

お野菜やお米は、直接農家さんから仕入れたり近所の船尾市場で買い付けたり、乾物や豆腐なども海南市のお店からと、なるべく地元産のもの、作り手の顔が見えるものにこだわっています。
安全安心はもちろん、少しでも地域を盛り上げたい、県外から訪れた方に地元の物を食べてほしいという想いからです。
そして黒江は漆器の街、料理を漆器で提供しているのも漆器を日常使いにしてほしいと願いを込めて。
モットーは「welcome back to the Good Old Days(古き良き時代にお帰りなさい)」。おばあちゃんの家に来たような気持ちで、ゆっくりと時間を過ごして下さいね♪ 

 

まいぷれスタッフの一言コメント!

「人と人を繋ぐ場にしたい」、食材へのこだわりやお店作りから溢れる想いに、粕汁を頂いたからだけでなく、心からポカポカ温かい気持ちになれました。
漆器の研ぎ出し体験や素敵なワークショップ、イベントも定期的に開催されていますので、古き良き時代を感じにぜひお出掛けして下さい*

(くう*)

店名黒江ぬりもの館
住所海南市黒江680
電話073-482-5321

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。