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ママタイムズ

「第18回あつまれ!ちびっこうんどうかい」レポート|和歌山県立体育館(中之島)

10月23日に開催されたわかやま子育てサークル本部サンマザー主催「第18回 あつまれ!ちびっこうんどうかい」の様子をご紹介します!

2020/10/23

10月下旬、和歌山市内のちびっこ達にとって恒例の行事の1つが、和歌山県立体育館で開催されるあつまれ!ちびっこうんどうかいです。保育園・幼稚園に入園前の未就園児の子どもたちが集まって開催される、ママ達の手作り運動会で、主催するのはNPOわかやま子育てサークル本部サンマザー。今年はコロナで開催が危ぶまれましたが、「コロナ禍でもなんとか子どもたち同士で、親も一緒にコミュニケーションを取りながら楽しめる方法はないだろうか?」と、運営に関わるママたちが十二分に議論を重ね、コロナ対策に気を配りながらコンパクトになって何とか開催にこぎつける事ができたそうです。
そんな、ママたちの開催への思いがいっぱい詰まった今年の“ちびっこうんどうかい”、取材させて頂きました!
授乳室完備、サークルや子育て支援施設、イベントなどのお知らせが見られる情報コーナーも。
授乳室完備、サークルや子育て支援施設、イベントなどのお知らせが見られる情報コーナーも。
コロナの感染予防の為、今回は事前申込の上、30組限定。また所要時間も1時間に短縮されて行われました。コロナ感染予防も徹底され、参加者は事前に参加名簿を記入し、受付時には検温しました。
椅子も丁寧に全て除菌されていました。
椅子も丁寧に全て除菌されていました。
床掃除など、スタッフの方総出での準備と片付け
床掃除など、スタッフの方総出での準備と片付け
運営はサンマザーや、サンマザーに所属するサークルのママさん方を中心に行われました。さらに、お手伝いとして駆けつけた民生委員婦人会の方々、和歌山市地域子育て支援拠点施設の先生方によって、椅子や遊び道具の除菌などが徹底して行われました。

しかも今年は、わかやまNPOセンター「新型コロナに負けるな!わかやまNPO活動応援基金」の助成金を受ける事ができたそうです。その助成金を活用して、安全面で欠かせない体温計や消毒液等、衛生用品の購入が可能になり、費用が軽減されたそうです。
ハロウィンのフォトスポットも用意されていました。
ハロウィンのフォトスポットも用意されていました。
30組限定なので、広い体育館の中、ソーシャルディスタンスも保たれています。
30組限定なので、広い体育館の中、ソーシャルディスタンスも保たれています。

うんどうかいが始まるよ♪

まずは「かけっこ」です!よ~いどん!!
ゴールで待っているコアラさんまで走るよ~
ゴールで待っているコアラさんまで走るよ~
歩き始めたばかりのお友達も、ママと一緒にゆっくりと。
歩き始めたばかりのお友達も、ママと一緒にゆっくりと。
ゴールで待っているコアラさんに向かって走れ!走れ!。ゴールでコアラさんからもらえたプレゼントは何かな?

ハロウィンのポンチョを作ります!

かけっこのゴールでもらったプレゼント、実はビニールポンチョに色画用紙やシールでした!これを使って自由に工作、ハロウィンのポンチョを作ります!
わたし がんばる!
わたし がんばる!
ぼく がんばる!
ぼく がんばる!
ママ がんばった!
ママ がんばった!
YEAH!!
YEAH!!

みんな大好き!ママひっぱって~箱車で走ろう~

次は、スタッフたちがダンボール箱で作ってくれた「箱車」に乗って、ママたちが引っ張ります!ママ!頑張れ~
箱車はなんとお土産に!
箱車はなんとお土産に!
「楽しいからレースが終わっても降りやんよ…」子どものリクエストでママは頑張って引っ張り続けます。
「楽しいからレースが終わっても降りやんよ…」子どものリクエストでママは頑張って引っ張り続けます。

参加したお母さん方にお話しを聞きました。

Q今回参加してみていかがですか?
--コロナで全然お出かけできず、2人の子どもと家に閉じこもってばかりだったので、久しぶりにとても良いリフレッシュになりました。

--上の二人の子はいろんなイベントに参加したけれど、この子は3人目でそんな余裕が無くて、コロナもあってお出かけできなかっただけに、親子共に楽しめて本当に良かったです。

「サーキット」で思いっきり体を動かすよ!

「かけっこ」、「ハロウィンのポンチョ作り」、「箱車で走ろう!」と続いて、とうとう最後の種目「サーキット」です。いろいろな障害物を進んで行きます。

今年の運営に当たって、サンマザー代表の畑上さんに思いを伺いました。

サンマザー代表の畑上さん。心と体の癒し空間leo anelaやファミリーサポートセンタースタッフ会員など多方面でご活躍されています。
サンマザー代表の畑上さん。心と体の癒し空間leo anelaやファミリーサポートセンタースタッフ会員など多方面でご活躍されています。
サンマザー代表:畑上さんのコメント
コロナの影響で、今回は定員を設け事前予約制にさせて頂きました。たくさんの方からご応募があり抽選となりましたが、結果を皆さんにお伝えするのはこちらもとても心苦しかったです。プログラムは、ソーシャルディスタンスを考慮してなるべく接触しないようなプログラムを考えました。お申込時にご不便をおかけした事と、今までとは大幅に違うプログラム内容に変わったため、十分に満足して頂けたのか不安でしたが、多くの方から楽しかったと喜びの声を頂けて、本当に良かったです。
例年の1割にも満たない参加者で、広い体育館の中物足りなさを感じさせてしまうのでは、と心配したのですが、その分ゆったりと楽しんで頂けたようです。大人気の「箱車」も毎年大渋滞が起こっていましたが(笑)、今年は思いっきり満足いくまで楽しんでもらえて、少人数ならではの楽しみ方が見つけられた事が嬉しいです。

今年も楽しいうんどうかいになりました!実行委員のみなさんで最後に1枚♪

未就園児のための年に一度のちびっこうんどうかい。「コロナによる心配な気持ちをなるべく少なくして、子ども達にたくさんの笑顔を届けたい」という思いで、サンマザーはじめ多くのサークルや支援団体が集まり、その方々の必死な努力で今年も無事開催へと至りました。久しぶりの集いの場に、最初は戸惑いの表情も見せていた子ども達も、思いっきり体を動かすうちに、普段のわんぱくぶりも出てきて、たくさんの笑顔があふれていました。そして、そんな子ども達とこの貴重な機会を精一杯楽しもうと、ママも子どもに寄り添って一緒に工作をしたり、ひたすら箱車を引いたり…。子どもとママ達のたくさんの笑顔を垣間見ることが出来ました。

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