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和歌山ランチめぐり

CAFE古屋アパート「古いアパートの一室で、味わうフランスカレー」|和歌山県和歌山市古屋

古いアパートをリノベーションした店内は、アンティーク調が漂う独特の雰囲気。

編集部スタッフが今気になるお店に訪れ・食し・レポートする「和歌山ランチめぐり」。今回は、南海加太線八幡前駅から徒歩4分の場所にある「CAFE 古屋アパート(カフェ コヤアパート)」さんで、フランスカレーをいただいてきました!

店内に一歩踏み入れると、まるで別世界!

外観は築年数を感じるアパートですが、一歩中に入ると窓際にカウンター席と奥にはソファー席が一つ。窓の外は畑があり、ホッと落ち着いてしまうような景色がひろがります。ソファーはゆったりと座ってくつろげ、もちろん一人でもカフェタイムを楽しむのにピッタリです。

カツオ出汁がベース、ピリ辛フランスカレー!

古屋アパートのランチメニューは1品のみ、「古屋風フランスカレー」。スープと野菜ピクルスがついて¥1,000。注文後、先に運ばれてきたのは、セットのスープ!

カツオ出汁がベースのフォン・ド・ヴォーと醤油を掛け合わせているのがポイントのこちらのスープ。運ばれてきた瞬間から香るカツオ出汁のいい匂いが食欲を誘います。スプーンを入れてすくうと細かくすりおろされた野菜があらわれ、深い味わいに身体の芯から温まるスープです。

メインのフランスカレーは見た目も可愛らしく、女性の心をくすぐります。ルーをよく見るとここにも細かくすりおろされた野菜やとろけた牛肉がはいっています。店長さんに聞くと「約100時間は煮込むから、野菜や牛肉はもとの形がなくなっちゃうの。」と教えてくれました。食べ進めると、スパイシーのピリッとした美味しさが後から追っかけてきます。添えられたピクルスの酸っぱさは、カレーのピリ辛を和らげてくれて、全体的に癖になる味です。

昔食べた味を忘れられなくて。

スタッフは「フランスカレー」と初めて耳にしましたが、昔和歌山市内では何件かフランスカレーのお店があったそうです。店長さんはその頃食べたカレーの味が忘れられなくて、研究し古屋風フランスカレーが完成。
野菜などをこして作ったスープ、カレールー、5~6種類の野菜をすりおろして作ったスープ、煮込んだお肉の4つのベースを掛け合わせてつくる調理法がフランスカレーの特徴です。古屋アパートさんは、ここにカツオ出汁のベースをオリジナルで合わせているのがポイントです。

 

店内は明るくて、ひとりでカフェやランチを楽しむ女性がおおいようです。なんだか隠れ家風でお店を見つけたことをこっそり特別な友人に自慢したくなるようなそんな雰囲気でした。ぜひ、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

店名CAFE 古屋アパート(カフェ コヤアパート)
住所和歌山県和歌山市古屋151-4
電話番号073-453-6929
営業時間11:00~18:00(L.O. 17:00)
定休日月曜・火曜 第三日曜
駐車場駐車場有(5台)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。