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和歌山ランチめぐり

そうげん堂「手作りのハーモニー◎H.A.Mサンド」

子ども達の未来を想い、地域の未来を考える。この場所にこそ相応しい、旧漆工場跡再興の一端を担う自然体のカフェ。(海南市船尾)

まいぷれ和歌山スタッフが、和歌山市内を中心に気になるランチのお店を取材する「和歌山ランチめぐり」。今回は、海南市船尾にある「そうげん堂」を取材してきました!

バゲットが包み込む具材の個性◎「H.A.Mサンド」

「H.A.Mサンド」 650円(税抜き)
(自家製ハム、アップルマヨネーズ、マスタードオリーブのサンドイッチ)
「ミニスープ」(サンドイッチ注文の場合に+250円)

 

※サンドイッチに付けるピクルス希望の場合はスタッフまで。

 

【ランチのおすすめポイント】

漆器の町黒江の傍、細い路地の途中に佇む旧漆工場。ここに2年前オープンしたカフェでランチタイムです。3種類から選んだのは、自家製ハムのサンドイッチ。
大きく口を開けてガブっと頬張ると、意外な甘さにちょっと驚き。アップルマヨネーズの甘みでしょうか、りんごジャムとマヨネーズの組み合わせが好相性◎
折り重なった自家製ハムはしっとり軟らか、噛むほどに旨みが広がり表面の胡椒がピリッと良いアクセント。ドーシェルさんのバゲットは、しっかり噛み応えがある硬さながら中はふんわりもちもち。
ソースの甘みやハムの塩気、マスタードの辛味、オリーブの独特の甘酸っぱさが、バゲットに包み込まれてうまく調和していました。
本日のスープはミニサイズで。じゃが芋と玉葱の甘みが引き出されたスープはとてもなめらか◎飲めばホッと一息、肩の力が抜けるようです。配合にこだわったピクルスもぜひ*

 

【店の雰囲気】

・白い暖簾が目印。「田島漆店」と書かれた古い看板が掛かっている。昔ながらのガラス引き戸を‏入ってすぐにキッチン。
・いくつか棟が連なる中の、元事務所だった棟がカフェスペース。2階分の吹き抜けになっており、天窓もあって開放的。
・廃材を利用したテーブルは、2人掛け×4卓、4~5人掛け×1卓。コンクリートながら不思議と温かみが感じられる室内。

 

【お店からの一言】

ご縁あって仲間達とこの建物を受け継ぐことになり、自分に出来ることは何かを考えた時、ここでカフェを開くというのはとても自然な流れでした。
小さな手間も惜しまずに、配合を変えてみたりハーブにこだわってみたりと手作りを楽しんでいます。ご好評の自家製ピクルスや海南産の果物を使ったジャムは店頭販売も。
古き良き雰囲気を残すため、建物にはほとんど手を入れていません。珈琲やスイーツと一緒に、この空間も味わって頂ければ。ほとんどお持ち帰り可能ですので、散策途中にも気軽にお立ち寄り下さいね。

 

まいぷれスタッフの一言コメント!

店主である奥様が珈琲とスイーツを、芸術作家であり工場跡再興メンバーの中心である旦那様が料理をサポート。建物を遺すように、子ども達に未来を遺す。
自分達に出来ることから取り組まれている自然体の二人は、カフェの雰囲気と合わせて、この建物にとても溶け込んでいましたよ*

(くう*)

店名そうげん堂
住所和歌山県海南市船尾166
電話070-1795-0855

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。