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和歌山ランチめぐり

うなぎ料理 二与呂(によろ)「炭火焼きでふっくら◎うなぎ定食」

長年培ってきた目利きが物を言う。創業50余年の卸問屋直営、鰻料理店。(和歌山市友田町)

まいぷれ和歌山スタッフが、和歌山市内を中心に気になるランチのお店を取材する「和歌山ランチめぐり」。今回は、和歌山市元寺町にある「うなぎ料理 二与呂(によろ)」を取材してきました!

炭火でじっくり◎焦らず待ちたい「うなぎ定食 水戸」

「うなぎ定食 水戸」 2,970円(税込)
蒲焼き(半尾)、うざく、うなぎ天ぷら、だし巻き
ご飯、肝吸い、お漬物

 

注)骨せんべいはサービス品。
※蒲焼きとご飯は別盛りも可。(写真はご飯に乗せた形)
※鰻が3/4尾の「尾張」と1尾の「紀州」もあり。

 

【ランチのおすすめポイント】

「"土用の丑"には鰻」が浸透しつつあるものの、まだまだ「鰻重」なんてご馳走ですが、気負わず入れるお店を見付けましたよ。色々楽しめる定食をお願いしました。
始めに肝吸いで一息ついてから、お重の蓋を開けて艶やかに輝く褐色の鰻とご対面です。持ち上げると崩れそうな軟らかい身に箸を入れ、まずは蒲焼きだけを一切れ。
パリッと芳ばしい表面を破り、ふっくらと脂の乗った身が舌の上でふるふるととろけていきます!さらに程よく脂とタレが絡んだご飯と一緒に頂けば、正に最高の組合せ◎
サクサクの天ぷらは、蒲焼きとはまた違い淡白な味わい。ふんわりとして、そんなに脂っこくありません。肝吸いといい、生魚で仕入れるから出来る料理です。
食べるのが遅くて蒲焼きが冷めてしまう…と思いきや、冷めてもふっくらと言うよりも、いつまでも温かいのです!温かいご飯の上だから?やっぱり炭火でじっくり焼いているからこそかと◎
これだけで間違いなくご飯が進む、タレが別添えなのも嬉しいですね。白ご飯と蒲焼きは別々にも出来るので、お好きな食べ方でどうぞ。鰻に奈良漬けの組み合わせにも意味がありますよ*

 

【店の雰囲気】

・入ってすぐにガラス張りの焼き場が見える。会計も席で、入り口まで見送る丁寧な接客。
・カウンター5席、入り口3席、奥5席のテーブル席は全て壁か窓を向いて座る。
・2階は二間の和室。4~6人掛けのテーブル(計18席)があり、貸し切り利用も可能。
 

【お店からの一言】

焼き立てを味わって頂きたくて店を開きました。50年以上の実績がある卸問屋直営ですから、仕入れには自信あり。国産、外国産問わず、その時期に最も質の良い鰻を選んでいます。
注文を受けてから焼き始めるので時間はかかりますが、備長炭でじっくり焼き上げた格別の味わいをご提供。湯浅醤油を使い、継ぎ足し継ぎ足しでコクと深みを出した秘伝のタレもこだわりです。
お昼限定のうなぎ丼から、鰻の量が選べるうな重や一品料理まで数多く取り揃えております。お持ち帰りも可能ですし、予約制でコース料理も承っておりますので、様々な機会にご利用下さいね。

 

まいぷれスタッフの一言コメント!

「鰻屋で急かすのは野暮」という言葉があります。じっくり焼くから時間がかかって当たり前、焼き立てが出てくるまで待つのが“粋”なのだと。
最後の一粒まで残さず頂きたい至福の味は、待ちわびた甲斐があるというもの。普段使いでも特別な御馳走としてでも、ゆっくり腰を落ち着けて粋に味わって下さいませ*

(くう*)

店名うなぎ料理 二与呂(によろ)
住所和歌山市友田町4-67
電話073-426-7810

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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