まろやかな味わい◎カレー×カレーの「ピュアロップカレー」

【ランチのおすすめポイント】

名前に惹かれて、看板メニューの「ピュアロップカレー」を注文です。大きなオムライスになみなみと注がれたカレー、大盛りのサラダ。添えてあるパイナップルと真っ赤な福神漬けが、なんとも喫茶店らしい◎
挽き肉と玉葱などの野菜をじっくり半日煮込んで作るカレーは、さらっとした口当たりで口中にまろやかな甘みが広がります。後からじんわりくる辛みが心地良いですね。
オムライスの中身はカレー粉とカレーで炒めたカレーピラフ。ん？炒めるならチャーハンでは？と思うところですが、昔ながらの喫茶店は炒飯でも『ピラフ』と言うところが多々。それに、カレーが染み込んだご飯はポロポロというよりふっくら、ピラフと言う方がしっくりきます。
包んでいる玉子は驚きの薄さ！この玉子を焼くフライパンは、先代が創業した当時から使っているものだそう。道具にも刻み込まれた、まさに熟練の焼き加減です。
この玉子で包まれたピラフにカレーを絡めたら、足し算どころではなく掛け算。子どももきっと好きな味付けだから、大人は懐かしく思うのかもしれませんね*

【店の雰囲気】

・屋根に書かれた時代を感じる書体の店名が目を引く。入り口には焙煎機があり、店の外にまで珈琲の香ばしい香りが漂う。
・ガラス張りの店内は明るく広い。４人掛けテーブル×14卓。ソファになっている席もある。８人程度が座れる大きめのテーブルあり。
・地元の常連客はもちろん、わざわざ訪れる客が朝早くから珈琲片手にくつろぎ、まったりした空気が流れる。

【お店からの一言】

お米はずっと自家栽培の低農薬のもの、野菜にもこだわり、ドレッシングやマヨネーズ、ソースに至るまで出来る限り手作り。年代を問わず皆さまに親しんで頂ける味を提供しています。
２年前から本格的に自家焙煎に力を入れており、変わらない伝統の味「ピュアブレンド」に加えて、様々な種類を揃えています。産地ごとに異なる、生豆本来の味が引き出された珈琲を味わって頂ければ。
朝の珈琲、お昼ご飯、昼下がりのお茶…思い思いのゆったりとした時間をお過ごし下さいね。また、珈琲豆の販売も承ります。お渡しに合わせて挽いた、新鮮な豆をご賞味下さい。

まいぷれスタッフの一言コメント！

「レイコーひとつね」と、常連らしきおじ様。「レイコー」とは関西（主に大阪）でアイスコーヒーを指す、古き良き喫茶店用語。なんとも自然に聞こえてきたので、ちょっと感動でした◎
初めて訪れても"昭和の喫茶店"を知らなくても、落ち着けるから不思議です。"喫茶店の味"と自家焙煎珈琲で感慨にふけるも良し。気さくなマスターが出迎えてくれますよ*

（くう*）