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和歌山ランチめぐり

大阪屋ひいなの湯「まさに骨の髄まで◎鯛どんぶり」

温泉水で煮込む出汁◎余すところなく味わう「鯛どんぶり」。(和歌山市加太)

まいぷれ和歌山スタッフが、和歌山市内を中心に気になるランチのお店を取材する「和歌山ランチめぐり」。今回は、和歌山市加太にある「大阪屋 ひいなの湯」を取材してきました!

温泉水で煮込む出汁◎余すところなく味わう「鯛どんぶり」

「新・鯛どんぶり~美肌餡かけ~和歌がえり」
1,870円(税込み)

 

ワタリガニの味噌汁、茶碗蒸し、小鉢、香の物、果物

 

【ランチのおすすめポイント】

明石や鳴門と並び、全国屈指の真鯛の漁場である加太。のどかな漁港の前に佇む旅館で頂いたのは、特に女性が惹かれそうな名前の鯛どんぶり。
熊野米を配合したご飯に紀の川漬けを刻み混ぜ、さっと湯引きした鯛の切り身を並べます。
上の薬味は、南高梅や真妻わさび、加太産ワカメ、紀州ぶどう山椒を練り込んだ天かす、茎わさびに青紫蘇…等々、まさに和歌山尽くし!
温泉水で鯛の頭や骨、ウロコまでをも溶けるまで煮込んだ出汁。旨味はもちろん、温泉の成分によってコラーゲンが溶け出すそう。その淡い丁子色の出汁あんが、鯛とご飯を優しく包み込みます。
出汁あんの熱で程よく身が引き締まりプリプリの鯛。種々の薬味は個性豊かな味わいを演出し、最後まで飽きさせません。
私的に、鯛のワタの塩辛と練り胡麻を合わせた「胡麻だれ」が絶品!濃厚な胡麻で塩気がまろやかに。
文字通り骨の髄まで鯛を丸ごと使いながらも、当然生臭さなんて全く無くとても繊細な風味。さらりとしてほのかに甘い出汁あんは、“美肌”の名の通り身体が潤う心地になりますよ*

 

【店の雰囲気】

・淡嶋神社のそばに建つ。明るく温かみがある館内には、お雛様が飾られている。
・食事処「あくら」での昼食利用は予約不要。生け簀があり、4人掛けのテーブルが並ぶ、約70席。
・和歌山食材を使ったグルメ対決で、初代“味匠”に輝いた「鯛どんぶり」を改良した「新・鯛どんぶり」は、第7回でも優勝。 

 

【お店からの一言】

地元を中心に近海から仕入れる新鮮な海の幸、湯浅醤油や地酒、塩に至るまで、食材は常に和歌山を意識しています。
夜の会席料理はもちろんですが、朝食をぜひ味わって頂きたい。しつらえた各々の膳に加えて、バイキング形式で料理をお取り頂けます。
健康に一日を過ごせるようにとの願いを込めて、一品一品丁寧に、地産地消で作る料理は約60品目。
宿泊された方のみですので、近場ではありますが、一度ゆっくり温泉を堪能しにいらして下さい。

 

まいぷれスタッフの一言コメント!

こちらに就任されて13年目の料理長。海外から依頼を受けて講師をしたりミシュランシェフと競演したり、日本料理を海外に伝えるため、毎年各国を飛び回っておられます。
世界的にも著名な料理長が作る華やかで繊細な料理は、和歌山の素晴らしさを気付かせてくれ、またこの地に帰って来たい、そんな想いにさせてくれるのです*

(くう*)

店名大阪屋 ひいなの湯
住所和歌山市加太海岸通り
電話073-459-1151

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。