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地元民おすすめ!和歌山のお出かけスポット特集!

わかやま歴史館の魅力を徹底紹介!

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和歌山城の変遷をVRで体感!紀州徳川家や和歌山市ゆかりの偉人たちの足跡を貴重な資料と共に深掘りできる2階の展示施設をご紹介!

和歌山城のふもとに位置し、和歌山の歴史と文化を深く学べるスポット「わかやま歴史館」

館内では、和歌山城の成り立ちや城下町の発展、そして歴代の城主たちの物語を豊富な資料とともに知ることができます。さらに、和歌山の歴史を支えた人々の暮らしや文化を体感できる展示も充実。歴史好きの方はもちろん、観光で訪れた方和歌山市に在住している方にも見応えのある内容となっています。

今回は、わかやま歴史館の2階にある「歴史展示室」にまいぷれ和歌山編集部スタッフが実際に訪れ、その魅力をたっぷりとご紹介します!

「わかやま歴史館」とは?

和歌山城の敷地内にある「わかやま歴史館」は、2015年9月に開館。1階には和歌山市の観光案内所や特産品が購入できる和歌山市観光土産品センター、2階には江戸時代の和歌山城をVRで再現した映像を体験できる施設や、和歌山城の貴重な史資料を見学できる展示室が併設されています。

施設1階には和歌山市観光案内所・和歌山市観光土産品センターがあります。

いざ、施設2階にある歴史展示室へ!

わかやま歴史館2階エントランス。

「歴史展示室」には、【和歌山城の歴史文化】【わかやま人物探訪】の2つの展示室があり、それぞれ異なるテーマで構成されています。2つの展示室が分かれていることで、和歌山城の歴史と和歌山市出身の人物に関するそれぞれの特色をじっくりと学ぶことができます。そのほか、ロビーにはシアタールームや展示スペースもあり、さまざまな形で和歌山の歴史に触れることができます。

▶江戸後期の和歌山城を、VR映像で楽しめるシアタールーム

 

ロビーにあるシアタールームでは、CGで江戸時代後期の和歌山城内郭が再現されたVR映像「よみがえる和歌山城」を、臨場感あふれる映像で体験できます。上映時間は約12分、リアルな映像はまるで当時の和歌山城にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

受付カウンターすぐ横にあるシアタールームの入り口。

最大27名が収容可能、上映は随時行われています。

VR映像の一部をご紹介!

北方面から見た和歌山城、大広間と天守(※和歌山市提供画像)

二の丸 大広間(※和歌山市提供画像)

▶展示室1「和歌山城の歴史文化」

展示室1の入り口

「紀州徳川家伝来の金印」

 

展示室に入ってすぐ正面に、「紀州徳川家伝来の金印」が展示されています。この金印は、江戸後期に紀州徳川家で使用されていた分厚く金メッキされた印章です。

小獅子の中に六面体の印章がすっぽりと収まり、小獅子がさらに大獅子の中に収まるという珍しい構造となっており、3つのパーツにはそれぞれに印が刻まれています。

西日本の監視役を担った紀州藩の歴史と文化を象徴する貴重な品であり、和歌山城の歴史巡りの序章を飾る展示ブースとなっています。

金印の展示ブース

黄金に光り輝く獅子の印

金印の下に鏡があり、底部の細部まで見ることが出来ます。

金印の仕組み図と解説文。

わかやまの歴史絵巻

 

和歌山城が築かれる以前の雑賀衆の時代から、豊臣秀吉による紀州平定、そして和歌山築城に至るまでの歴史を、絵図や古文書、出土遺物を通して紹介。紀州藩の成立にも焦点を当て、和歌山の歴史文化をひも解きます。

和歌山城の歩みが時系列でまとめられているので、変遷がひと目で分かります。

出土遺物や城内の建物の絵図など、貴重な資料が展示されています。

歴代城主の家紋が入った瓦や屋根に飾られていた鯱(しゃち)。

養翠園茶室「実際庵」の再現

 

十代藩主徳川治宝(はるとみ)が造園した大名庭園「養翠園」の庭園を望む養翠亭の一角に現存する茶室を忠実に再現。通常は未公開の実物と寸分違わない内部の様子をご覧いただけます。

原寸で復元された、当時の風雅な魅力を伝える茶室「実際庵」。

企画展示の開催

年に3回程度、常設展示の一部を展示替えして、企画展が行われます。

取材時は「和歌山城の石垣発掘!」が展示されていました。

紀州藩ゆかりの能資料

幻の能とされる紀州徳川家版「石橋(しゃっきょう)」の復曲に関する貴重な資料。

わかりやすく学べる電子案内板

気になるイラストをタッチすると、城下の様子や武家の生活、商いの様子などの説明を見ることができる電子案内板。

▶展示室2「わかやま人物探訪」

 

展示室2では、和歌山市ゆかりの5名の偉人・先人の功績が紹介されています。

政治家の陸奥宗光、学者の南方熊楠、日本画家の川端龍子、実業家の松下幸之助、小説家の有吉佐和子らの業績や生涯について、貴重な資料の展示を通じてそれぞれの人物が果たした役割や功績を知ることができます。

展示室2の入り口

壁や柱には各人物の詳細が記されており、それぞれの人物の背景を深く知ることができます。

活躍した時期と時代背景を照らし合わせて学べる年表。

音声と映像で松下幸之助の足跡を学習できるタッチパネル式電子案内板。

陸奥宗光著「蹇蹇録(けんけんろく)」や、日清調和条約調印書(複製)などの展示。

松下幸之助が書いた和歌山城内の茶室「紅松庵」の扁額。

▶ロビーにも展示物がたくさんあります。

大正~昭和初期の和歌山市の様子がわかる貴重な写真の展示

当時の暮らしや街並みの雰囲気を感じることができます。

触ってリアルにお城を体感!和歌山城天守閣1/100模型

 

視覚に障害がある方だけでなく、こどもや大人、誰でも実際に触れて細部まで確認することができるので、和歌山城天守閣の構造を直感的に理解し楽しみながら学ぶことができます。

ケースに入っていますが、スタッフの方に声を掛けると実際に触れることができます。

子供でも安心◎耐久性と再現性が高いナイロン粉末で作製された和歌山城天守閣。

他にも・・・

地域の歴史や文化を学びながら名所をマップで確認できる「和歌山古今まち歩きMAP」。

こちらでは、幻の能とされる紀州徳川家版「石橋(しゃっきょう)」の復曲に関する映像を見ることができます。

▶マンホールカードの配布場所にもなっています。

 

マンホールカードとは、全国の自治体がデザインしたマンホールのふたを紹介するカードです。全国の地方公共団体で配布されており、地域の特色を楽しむことができます。和歌山市では、ここ「わかやま歴史館」で配布されており、アンケートに記入すると1人1枚、無料でもらえます。希望者は、受付スタッフの方に声を掛けると配布してもらえますよ。

和歌山のマンホールカードと、実際に設置されている場所のヒント。和歌山城の敷地内にあるので、散策がてら探してみては?

和歌山城整備企画課の方にお話を伺いました!

「わかやま歴史館」を案内してくれた、和歌山城整備企画課の大山さん。

「和歌山城に来た際は、ぜひわかやま歴史館を訪れてみてください。和歌山城見学前にわかやま歴史館で背景を学ぶと、城内を巡る際に感じることが深まります。

また、見学後でも歴史や文化を振り返りながら、違った視点で楽しむことができます。どちらのタイミングでも、和歌山城をより一層楽しむことができますよ。」

▶まいぷれ編集スタッフが見付けた“注目ポイント”!

 

その①順路案内のイラスト!

館内のいたるところに描かれているイラストに注目!時代を超えた温かみのあるタッチが、歴史探訪のワクワク感を盛り上げてくれました。他にも色んなパターンのイラストがあるので、探してみて下さいね♪

その②学芸員さんのフレンドリーな解説!

展示物のポイントを絵文字や親しみやすい表現でわかりやすく説明してくれているので、知識が浅くても楽しく見て回れます。学芸員の方の工夫が随所に感じられ、より身近に歴史を楽しめる展示になっています。

まとめ

わかやま歴史館は、気軽に楽しめる展示が盛りだくさん!リアルなVR映像や、実際に触れることができる天守閣の模型・貴重な資料の展示など、こどもから大人までじっくりと楽しめる施設です。和歌山にお住まいの方はもちろん、遠方からの訪問者にもぴったりなスポット!和歌山城観光と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?

~編集後記~

 

和歌山市で生まれ育った私にとって、和歌山城は身近な存在です。今回、わかやま歴史館を訪れたことで、知らなかった歴史や背景を深く学び、改めて“地元の魅力を再確認”する機会となりました。

大山さんに「あえて言うなら、わかやま歴史館への訪問はお城見学の前後どちらがオススメですか?」と伺うと、“見学前がオススメ”とのこと!

歴史や文化に触れ、理解を深めたうえで実際に見学すると、より一層和歌山城の魅力をたっぷりと味わえる「和歌山を誇れる素敵なスポット」だと感じました!

住所和歌山県和歌山市一番丁三番地
開館時間9:00~17:30(入場は17:00まで)
休館日12月29~12月31日
入場料大人(高校生含む) 100円
小人(小・中学生) 無料
※和歌山城天守閣との共通入場券もあります。  
お問い合わせ073(435)1044(平日のみ)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。