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最終話| はじめてでも大丈夫!ひとりで行けるBAR入門

【インターン特別企画】 青春短し、飲み歩けよ学生!(3回シリーズ)

20歳をすぎて、お酒が飲めるようになった学生のみなさん。お酒はみんなでワイワイするためだけのもの、というイメージを持っていませんか? そんな学生諸君のために私たちが夜の和歌山に繰り出し、大人のお酒の楽しみ方を取材してきました。青春短し、飲み歩けよ学生! 3回シリーズで、お酒の新しい楽しみ方を紹介していきます。(このシリーズは、まいぷれ編集部インターンシップ生3名による取材・編集記事です)

こんにちは!兵庫女子大に通うSです! (次元が)1コ下の彼氏がいます。
そんなヲタク女子が、お酒初心者ながらお送りいたします♪

「BARって入りにくくない?」
「何を頼んだらいいかわからない…」


シリーズ最終回となる3回目は、そんなBAR初心者を私たちが徹底サポート!和歌山市友田町にある 「BAR Speak Easy」 さんにお邪魔し、まさにBAR初心者の私たちが、気になるBARのあれこれを根掘り葉掘り聞いてきました!

バーテンダーにBARのマナーと飲みやすいカクテルを教わってきた

は、入りづらい…。外界を完全にシャットアウトするかのような、隠れ家的外観が私たちの足を渋らせます。

勇気を振り絞り、いざ扉を開けると…おお!照明が落とされた店内の静かな雰囲気はまさに大人の隠れ家そのもの!ダンディーなマスターが私たちを温かく迎えてくれました!!

それでは早速、気さくなマスター・武田常弘さんに、BARの気になるあれこれを聞いてみましょう!

はじめてのBARに困惑…。注文はどうすればいいの?

今回はじめてBARを訪れた私たち。マスターとお話しやすいカウンターに座ってみました。ちなみに、BARには「チャージ料(席代)」があることが多く、金額は500円~1000円が相場。Sperk Easyさんは、300円と良心的でした。

「まずは何を頼んだらいいですか?」の質問に「Speak Easy」オススメの「ジントニック」を作ってくれました!ジントニックとはジンをベースにしたカクテルで、シンプルがゆえに味わいはバーテンダーによって微妙に異なるそうです。慣れた手つきはさすがプロ!そんなプロの仕事を間近で見られるのもカウンター席の醍醐味ですね。見とれているうちに、あっという間にジントニックが出てきました。さっそく飲んでみると、爽やかな苦みが大人の味を感じさせます。

カクテルに詳しくないけど大丈夫?

注文は、曖昧でも大丈夫だそうです。「それを考えるのもバーテンダーの仕事」とのこと。2杯目はお言葉に甘えて、曖昧な注文を。「アルコール低め」「甘め」「炭酸」で注文したところ、「カシスフィズ」というカクテルを作ってくれました。非常に飲みやすく、想像以上の美味しさに思わず顔がほころんでしまいました。ちなみにこちらにはレモンがトッピングされていたのですが、このレモンはどうするべき!? 尋ねたところ「食べたり絞ったり残したり、お好みでどうぞ」とのことです。私は絞っていただきました。酸味がプラスされ、また違った味を楽しむことができました。ノンアルコールカクテルの注文も受け付けてくれるそうなので、お酒が飲めない人でも安心ですね!

左からマンゴーのノンアルコールカクテル、ジントニック、桃を丸ごと使用したカクテル、カシスフィズ
左からマンゴーのノンアルコールカクテル、ジントニック、桃を丸ごと使用したカクテル、カシスフィズ
このように何がいいかわからなくても、取りあえず注文してみてください。甘い、爽やか、果物系…マスターがあなたの好みに合ったカクテルを作ってくれますよ!

マナーを守って美味しく楽しく!

(一般の客として)写真は撮ってもよいか尋ねたところ、基本的にOKだそうです。ただその際は一声かけてほしいとのことです。BARは照明を落とした落ち着いた雰囲気のお店が多いので、フラッシュは絶対に使用しないように!また、カウンターなどに置かれているボトルに触れる際にも、声をかけるなど勝手に触ることのないようにしましょう。BARは基本的に静かに飲むための場所なので、わいわい盛り上がるファミリーレストランや居酒屋のような使い方はNGだそうです。

自分を見つめたいときこそBARに…。

マスター曰く、「BARの主役はお酒ではなく、その人自身」なのだそうです。嬉しいことがあった日も、悲しいことがあった日も、自分を見つめる時間と空間をBARは提供してくれます。「人に言えない相談事って、誰かに話す事で気持ちが楽になるよね。」と言っていました。話しにくいことでも、ほろ酔い気分で話せてしまいそうです。

BARにはいろんな人が集まります。「老いも若いも身分も関係なく、非現実を楽しむ人と人との交流場所。それがBARなのです」。マスターはそう言ってカウンター越しに微笑んでくれました。仕事をがんばったご褒美に、癒やしの時間に、雰囲気を楽しみながら美味しいカクテルを求めて味わい、じんわりと心が落ち着く…そんな場所だと感じました。

ちなみにこのお店の名前である「Speak Easy」の由来は、アメリカで禁酒法が施行されていた時期に営業されていたもぐりの酒場の総称だそうです。「窓もないし、静かにお酒を飲むのにピッタリな名前かな」とのこと。

是非あなただけのBARを探してみてください。ちなみにお酒にまだ慣れ親しんでいない学生さんも大歓迎だそうです! マスターは若者の酒離れを憂いていました…。

この記事を参考に、ぜひお近くのBARの扉を開いてみてください♪
店名 BAR Speak Easy (バー スピーク イージー)
住所 和歌山県和歌山市友田町2-56 山崎ビル 1F
電話番号 073-463-4409
営業時間 18:00~翌3:00 (3時以降の来店はご連絡ください)
定休日 水曜日
  BAR Speak Easy Facebookページ
いかがでしたか?3回に渡り、学生目線で企画から取材、レポートまでさせていただきました!今回で最終回…!少し寂しい気もしますが、またの機会があれば学生目線でのレポートをどんどんしていきたいですね。この記事を読んで頂いた学生諸君。わたしもレポートしてみたい!こんな事を調べたい!などあれば是非まいぷれ和歌山まで連絡ください~!まってま~す♪