令和6年６月４日（火）
第511回
和歌山市倫理法人会経営者モーニングセミナー

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テーマ 「子供から学ぶ倫理…」

和歌山市倫理法人会　会員
有限会社　ThanKyou 代表取締役　　　
前川　久美　氏

前川久美氏は和歌山倫理法人会の会員で、有限会社ThanKyouの代表取締役です。今回は、兵庫県芦屋市に住んでいたころの二児の母であったときの子育てについて講話しました。

芦屋市は関西の中でも受験戦争が最も激しい地域の一つで、子供の教育も受験中心になりがちです。中学受験の失敗は母親の責任というプレッシャーの中、成績が伸び悩むご長男に対して、前川氏は次第に厳しく接するようになりました。唯一楽しみにしていた野球も取り上げてしまったことで、精神的な状態が徐々に悪化していくのを見て、前川氏は非常に苦しみました。

このような経験を経て、前川氏は子供達の健康が何より大切だと気付き、受験を諦める決心をしました。そして、再び野球を楽しんで良いと伝えました。結果、ご長男の状態は急速に改善し、受験を諦めず、志望校を目指して勉強を続けました。

結果としては、第一志望校合格は叶いませんでしたが、受験勉強を後悔しておらず、その経験が良かったと前川氏に話しています。その後、彼はパイロットを目指してカナダの学校に進み、現在はパイロットとして活躍しています。

前川氏の体験談は、「得るは捨つるにあり」という教訓を体現した感動的なものでした。また、最後に海外生活を経験した息子から「大人こそ勉強しないといけない」と教えられたと話し、倫理法人会でもっと学んでいくという決意をされました。

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テーマ 「行政経験を通じて学んだこと」

和歌山市倫理法人会　会員
NPO法人スポーツクラブ和歌山ヴィーヴォの理事　　　
古田　雅昭　氏

古田氏は、和歌山市倫理法人会の会員です。和歌山県の県庁職員として60歳まで勤務した後、国会議員の秘書となり、その後、NPO法人スポーツクラブ和歌山ヴィーヴォの理事として現在ご活躍しています。

県庁時代、古田氏は14もの異なる職種を経験しました。状況が変わるたびに前向きに取り組み、多くのことを学びました。世界リゾート博覧会協会への出向では、県庁勤務では経験できない、イベント企画の貴重な経験を積みました。また、南紀白浜空港整備室勤務では、JASの営業課長から「ノーと言わない」という言葉に感銘を受け、それが後の人生の教訓となりました。広報室勤務では、マスコミを通じてアピールすることの大切さを学びました。このように古田氏にとって仕事は学びの場であり、人生を豊かにするものでした。古田氏のチャレンジする精神は県庁時代に育まれました。

そうした古田氏の精神は倫理法人会での学びと一致するものでした。そこで氏は倫理法人会を知った時にすぐに入会を決意しました。氏は倫理法人会で３つのことを学びました。まず、1つ目は心を整理し、自分自身と向き合う時間を持つことの重要性です。これにより、将来の人生の進み方を再考し、小さな起業に取り組む決意をしました。2つ目は、人間性の向上です。家族の愛や周りの人々との幸せを共有することの大切さを学びました。そして、3つ目は、意識を高め、すぐに気付いたら決断し、実行することと、規律正しい生活と行動の重要性です。

古田氏は、これからも前向きに人生にチャレンジすると述べて講話を締めくくりました。
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中村会長《スローガン》
【Act With a Smile】
『倫理』を信じて笑顔で普及

毎週火曜日、早朝ではありますが6時30分から和歌山ダイワロイネットホテル３Ｆにて開催しています。
お気軽にご参加下さい。

参加者数　38社　39名
当該単会　31社　32名