令和9月26日（火）
第477回
和歌山市倫理法人会経営者モーニングセミナー

テーマ 「どうしたら倫理がみにつくか？」
（一社）倫理研究所　法人局参事　　岡田紀夫　法人アドバイザー　

岡田氏は1944年に松山市で生まれました。青山学院大学を卒業した後、岡田印刷株式会社に入社し、13年後に社長に就任しました。その後、平成2年に会長、平成19年に相談役、平成25年にアドバイザーに就任し、現在もその職にあります。岡田氏の実績には、国税庁長官の表彰、財務大臣の表彰、藍綬褒章などがあります。

倫理は即行、すなわち実際に行動に移すことで理解できる、常に多くの実践をされています。しかも実践については、倫理はどこか山などで修行などするのではなく、日常生活で実践すことが大切だと強調しています。奇跡的な出来事はそういった日常の生活の中の実践から生まれることがあると述べています。

さらに倫理では考える際にも、頭だけで考えず言語化・図形化して表現することも大切で、それが実践に通じると述べています。

また、倫理は大自然の法則を実験し実証することが重要だとも言っています。大自然の法則には一つの事象に陰と陽のような相反する要素が同時にあるように、倫理にも実践と理論、無形と形、親の責任と子の責任などの相反する要素があることを知ることが大切と述べています。

万人幸福の栞においても、例えば、あるページでは子供が悪いのはその原因は全て両親にあると述べている部分があれば、別のページでは親の病気は子が親不孝だからと述べている。重要なのは、これらの相反する要素をバランスよく取り入れ、中庸を心がけることです。常に多角的な視点を持つことが大切だと説いています。

岡田氏は倫理の実践は個人だけでなく、集団の中で行われるべきだとも強調しています。人間関係において、敬(意)、慈(愛)、愛(情)、信(頼)、感謝の5つの価値観を心に留め、これらを実践し続けることを勧めています。

限られた時間内で盛り沢山の事柄を学ばせて頂きました。


中村会長《スローガン》
【Act With a Smile】
『倫理』を信じて笑顔で普及❣️

毎週火曜日、早朝ではありますが6時30分から和歌山ダイワロイネットホテル３Ｆにて開催しています。
お気軽にご参加下さい

参加者数　43社　45名
当該単会　41社　43名