和歌山トライアンズ 試合レポート
とうとうこの日が来てしまいました。
NBLレギュラーシーズン最終節。
そして、来季のNBL参戦ができない為にNBLの公式戦としては和歌山トライアンズの最後の試合。
相手は兵庫ストークスです!
昨シーズンまでトライアンズに在籍した中務選手と根来選手の凱旋…そして、関西ダービーやアカデミー生同士の兵庫ストークスvs和歌山トライアンズ、ストークガールズ&トライアンズチアリーダーズの競演などなど、盛り上がること間違いなし!
今シーズン一度もストークスに勝てていませんが、最後はきっと見事に勝利してくれるでしょう!
最終節のノーリツアリーナ
今シーズンも今節で最後かと思うと寂しいものですが、会場は早い時間から熱気を感じました。
ストークスさんのブースもあり、選手グッズのオークション用の展示もありで、入口フロアも盛り上がっていました。
飲食ブースにはあの方もいらっしゃったり!?
トライアンズグッズを身に着けた子供達
対戦相手の兵庫ストークスのブース
選手愛用グッズ
一体誰が競り落とすのか?
最終日は開場前からかなりの行列が。
#25佐藤選手がポップコーンを売っていました
会場ボランティアの女性も着物で案内する気合いの入れよう!
当日券売り場をかなり混雑していました。
早い時間から続々と来場しています
1F席は満席になってしまいました
応援団もスタンバイOK!
2F席も埋まりつつあります
テレビカメラも何台かありました。
プレス席もいつも以上の賑わい!
前座試合
未来のトライアンズ戦士たちの前座試合。
子供たちのプレイにはいつも心が動かされます。
バスケットボールアカデミー生をチアアカデミー生たちが応援していました。
数年後には、同じ顔ぶれで選手&チアとしてノーリツアリーナでパフォーマンスして欲しいものです。
MC藤原了さんのコールで選手入場
子供達はみんな必死です!
アカデミー生の応援も子供達で!
キッズチアの子達が率先して応援していました。
最後の記念写真!
キッズチア&関西チア競演
今シーズン最後のキッズチアはもはや安定の可愛らしさ。
チアリーダーズ、キッズ&ジュニアチアのながーいラインダンスも見物でした。
更にGame1ではストークガールズとのコラボパフォーマンス。
他チームではなかなか実現できないサプライズ競演に会場も大盛り上がり!
こんなシーンはどの会場でも観れない!
Sayuriさんも気合いが入っているようです
Asamiさんのバック転を間近で!!
ストークガールズもスタンツ経験者が居るんです!
NBL関西チアのラインダンス!
こういうのを「美の競演」っていうんでしょうね。素晴らしかったー!
ホイ!
パッ!
フンッ!
キッズクラスは今回もとってもキュート!
ジュニアクラスは貫録者です!
チア全員でのラインダンス!
クラウドファンディングイベント!
最終節はクラウドファンディング特典の選手入場、記念撮影された方も多かったです。
みんなで支えたトライアンズを最後まで盛り上げてくれました!
飲食ブースでポップコーンやカクテルを販売されている方も!
トライアンズアカデミー生とお母さんも!
TRIANS LOVERSのビブスを着た淑女たちも!
皆でトライアンズを支えました!
ゲームサマリー
<Game1>
第1ピリオド
序盤から兵庫ストークスは#32アイザック・バッツ選手が得点を重ね、一方トライアンズは#77大金選手と川村キャプテンが活躍しお互い譲らない攻防が続きます。
残り4分の同点から川村選手のスリーポイント、#0高島選手のミドルショットと大金選手の連続ポイントで一気に9点差のリード!
ストークスは交代した#4細谷選手の連続ポイントで追いすがるも終了直前に川村選手が見事にシュートを決め、22-15の7点のリードで第1ピリオドを終えます。
第2ピリオド
開始早々またもや細谷選手にいきなりスリーポイントを決められ、更に#13道原選手のフリースローで2点差に迫られます。
そこからこのピリオドは終了まで一進一退の攻防で、トライアンズは#14シリル選手、ストークスは#33ウィリアム・ナイト選手が得点を奪い合い、36-33のトライアンズが3点リードで前半を折り返します。
第3ピリオド
ストークスはディフェンスにプレッシャーをかけ、攻撃ではやはりアイザック・バッツ選手を中心に組み立てます。
3分を経過する頃に、ALL Starの3ポイントコンテストにも出場した#9谷選手にスリーポイントを決められ、とうとう逆転を許してしまいました。
これまでは逆転されてからずるずると離されてしまいがちでしたが、そこから寺下選手、川村選手、大金選手が積極的に攻めて得点を重ね、再逆転に成功し49-47の2点リードで第3ピリオドを終了します。
第4ピリオド
開始2分で川村選手がスリーポイントにアシストに大活躍し点差を広げますが、ストークスはタイムアウトとメンバーチェンジで立て直し、両外国人中心に得点を奪っていきます。
それでもトライアンズは川村選手が踏ん張り、リードを保ったまま終盤まで持ちこたえますが、残り1分を切ったところでアイザック・バッツ選手に同点ゴールを決められてしまいます。
更に残り4秒でファウルをおかしてしまい、相手にフリースローを1本決められて逆転を許しました。
残り4秒の攻撃にかけるトライアンズですが、ブザー直前の川村選手のシュートは外れて、悔しい1点差の敗戦となりました。
<Game2>
第1ピリオド
ストークスはやはりアイザック・バッツ選手にボールを集めて、ゴール下からの得点を奪われてしまいます。
しかし、トライアンズはアウトサイドのシュートが絶好調で、#11ポール選手がスリーポイント、ミドルショット、スリーポイントと立て続けに決め、川村選手と高島選手もアウトサイドから決め、アウトサイドシュートだけで一気に20点を奪います。
ストークスは全てアイザック・バッツ選手の得点で残り2分の時点で20-8の12点差。
そこから大金選手、#19梁川選手のガード陣が点を取り合い、22-10の12点差で第1ピリオドを終えます。
第2ピリオド
このピリオドもトライアンズはアウトサイドが好調。
残り5分の時点で大金選手がインサイドで1本決めた他は全てアウトサイドのシュートでした。
ストークスはウィリアム・ナイト選手が得意の早撃ちシュートで対抗しますが、点差を縮めるまでには至りません。
前日に好調だった細谷選手には見事なスリーポイントを決められますが、単発に抑え前半を39-21の18点差リードで折り返します。
第3ピリオド
開始早々に#12松島選手にスリーポイントを決められ、続いて#15根来選手にもインサイドを決められてしまいます。
トライアンズはタイムアウトを取って立て直すと、すぐさまポール選手のスリーポイント!
ストークスはやはりアイザック・バッツ選手で確実にポイントを奪ってきますが、#5嶋田選手が見事にスリーポイントを決め流れを引き渡しません。
その後、ストークスはアイザック・バッツ選手から他の選手へのパスが通り始めて、梁川選手や松島選手が得点を重ねます。
トライアンズは大金選手が積極的に攻めて、ゴールにねじ込みフリースローを奪いの大活躍。
ほとんど点差は変わらず、57-41の16点差で最終ピリオドを迎えます。
第4ピリオド
最終ピリオドも大金選手が大活躍。
自身の連続ポイントや、ポールへのゴール下へのアシスト、竹田選手のスリーポイントに繋がるアシストで大車輪の働きです。
残り3分を切って23点差の差をつけてほぼ勝利を確実にしましたが、そこからストークスの猛攻にあい連続9ポイントを奪われてしまいました。
しかし、反撃も既に遅しで81-67でタイムアップ。
トライアンズは14点差で見事に勝利を飾りました。
川村選手がボールを持つと期待が高まります!
キレイなジャンプショット!
ディフェンスを置き去りに!
素早い切り込みからのフローター!
これが効果的でした!
鬼神 vs ウィリアムナイト
ウィリアムナイトのファウル。
鬼神が勝ちました!
大金選手、凄いスピードです。
寺下選手も果敢に仕掛けます
常に視線はゴール!
本当に精度の高いフェイドアウェイショット!
観客も大喜びの大盛り上がり!!
疲労困憊でも高島ッスルはやってくれます!
この距離は得意です!
ナイスプレイにファンも大喜び!!
速効も目立ちました!
豪快なダンクがさく裂!!
勝利の瞬間の直前。
既に泣いているチアも居ました。
NBLでは最後のトライアンズMCとなる藤原了さん。
MVPはもちろん大金選手!
最終戦は大金選手を筆頭に選手皆の気迫と吹っ切れたプレイで、ペイントアウトのシュートの確率が高く、ストークスをねじ伏せたような形で終えることができました。
大金選手のアグレッシブなアタック!
高島選手の精度の高いミドルショット!
寺下選手のゴールへの飛び込み!
川村選手の卓越したバスケットスキル!
嶋田選手のシュート力!
竹田選手のディフェンスとジャンプ力!
ポール選手のロングシュート!
シリル選手のブロックショット!
堤選手のボールコントロール!
橘選手のジャンプ力!
佐藤選手は怪我で試合に出れませんでしたが、ベンチでの鼓舞!
全ての選手が持ち味を出したが故の勝利。
最後の最後で最高のパフォーマンスを魅せてくれました!!
和歌山トライアンズの次の戦い!!
各種メディアで報道されていたとおり、和歌山トライアンズは来期のNBLには参戦できないようです。
しかし、来年秋の統一新リーグを目指して活動を続けるという決意があるようですので、和歌山県民としても来年の復活を信じてこれからも応援していきましょう!!
Let's go TRIANS !!