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(更新)
「加太の良さを伝えたい!」中学生がゲーム作りに挑戦します。
2025年8月28日、和歌山市立加太中学校で「加太の魅力を発信するゲーム制作」の特別授業が開かれました。
この取り組みは、南海電気鉄道やNECなど複数の企業と中学生が連携し、地域活性化を目指して進めているものです。きっかけはディスカッションの場で出た「加太の魅力を宣伝したい。自分たちでオリジナルのものを作ろう」という声でした。
生徒たちが挑戦したのは、加太についての“クイズゲーム”か選択肢で進める“ノベルゲーム”の2種類のゲーム制作。ICTを積極的に取り入れる同校の特色を活かし、プログラミングを用いた学びに発展させました。
完成したゲームは後日、加太中学校のHPで公開され、11月に開催される学習発表会では体験ができるように準備をすすめるそうですよ♪
ICT(Information and Communication Technology)とは、IT(情報技術)に通信を加えた概念で、人や情報をつなぐ技術のこと。インターネットやSNS、オンライン会議などもその一例で、教育やビジネスの幅広い場面で活用されています。
取材したのは、発表を控えた制作の時間。教室には、タブレットに向かう生徒たちの真剣なまなざしと、仲間と相談しながら作業する声が飛び交っていました。
生徒たちは、自分たちで素材集めをした加太の風景写真やイラストをゲームの中に取り込んでいきます。加太の歴史に触れるクイズゲームに、選択肢の中から選択し地元の名所を巡るノベルゲームとアイデアはさまざま!どのチームも「加太をどう表現するか」を一生懸命考えていました◎
プログラミングの基盤から
自分立ちの考えた内容に変更していきます。
生徒たちが集めた素材の一部。
友ヶ島やキシモトのあげぱん、海などがあります。
疑問点は相談しながら一つずつ解決していきます。
「素材集めた?」「これはどう?」
チームワークを大事にしながら進めます。
ゲーム内に出てくる看板を作っています!
「ここかな?これかな?」
四苦八苦しながらプログラミングを作り上げます。
「加太の神社やまつりなど、改めて加太の歴史に
ついて知る機会になった」と話してくれました。
プログラミングの説明を受けています。
他の班から手伝ってもらったり
班を超えて意見を出し合ったりと
全員での協力姿勢が見られました◎
加太の名所などを調べ、
どう組み合わせるかなどを考えます。

ゲームの設計図。海、淡島神社、めで鯛食堂、
友ヶ島など加太の名物の名前がたくさん出ています。
たくさんあるなかから
ぴったりの効果音やBGMを選びます。
「加太には自然や神社、おいしいお店などがたくさんあり、自慢できる町です。サマータイムレンダやジブリなど映像作品の舞台になった場所も多くあります。ゲームを体験した人が、ぜひ加太に行ってみたいと思ってくれたら嬉しいです。」と話してくれたのは女子生徒。
他にも生徒からはこんな声がありました。
「プログラミングが難しかった。でもやっていくうちにちょっとずつできるようになった。」
「クイズを作るのに加太のことをたくさん調べた。知らないこともいっぱいあったけど楽しかった。」
「うち(加太中学校)のいいところを問題に入れたい。」
校長の鳥居純子先生は「ゲーム制作を通して、情報通信技術のスキルアップ、ネットモラルの向上など基礎から学んでほしい。また制作過程で加太のことを調べるうちに、加太の歴史を知り(社会)、プログラミングのことを知り(理科、数学)、それらを伝えようとする力(国語)が総合的に育つのではないでしょうか。思っていたよりも楽しそうにしている生徒たちを見て、自分から問題に立ち向かっていく力があることを知れたのもよかったです。」と話してくださいました。
企業側のプログラミング担当者さんは「今は色々な発信方法があるが、その中にゲーム制作もあるんだということを知ってもらいたい。難しいゲーム制作を乗り越え、“自分で作った”という経験を積んで、自分はできるんだという自信に繋がってほしいです。また加太の魅力を詰め込みすぎている姿を見て、楽しんでもらえていることが伝わり嬉しいです。このゲームを通して加太地域の活性に繋がってほしいです。」とコメント。
ゲーム制作に取り組む中学生たちは、真剣に話し合いながら工夫を重ねていました。地域のことを改めて考え、仲間と協力して形にしていく経験は、大きな学びになったはずです。ICTという新しい道具を使って、自分たちの学校のある“加太”への思いを表現する姿には、未来への希望が感じられました♪
若い世代の挑戦が、地域の未来を描き出していました◎
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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