皆さん、こんにちは　ユタカ交通わかやま旅案内所です。

今回もバスツアー「湖東三山」その真ん中のお寺といわれます金剛輪寺さんについてです。湖東三山で訪問するお寺は前回ご紹介の西明寺さん、そして百済寺さんとこの金剛輪寺さんです。どのお寺も境内の紅葉自慢なのですが、とくにこの金剛輪寺さんのヤマモミジやトウカエデの紅葉は「血染めの・・・」と形容されます。
多くの方は鮮血のような真っ赤な紅葉を想像されますよね。ハイその通りです
でももう一つ理由がありましてそれはお寺のご本尊の縁起と関わっています

ご本尊は「生身の観音」と呼ばれているのですが、何とそれは行基菩薩様が仏像を彫っている最中に木肌から生血が流れ落ちたのだそうです。その時点で魂が宿ったとして、粗彫りのまま本尊としてお祀りされました。真っ赤な紅葉はご本尊の生血、すなわち慈悲の御心の現れとされているんですね。

堂内にはその御本尊（残念ながら秘仏で拝観はできません）をはじめ、阿弥陀如来坐像、十一面観音立像など平安から鎌倉時代の仏像が安置され、その多くが国の重要文化財に指定されています。
そしてこのツアーの時期には秘仏日本最古の大黒天（金運の神）が特別公開されているんですよ～　

これまた仏女必見ではあります

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