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ママタイムズ

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*「茄子(なす)」

その24:『レモン茄子』。揚げ茄子のさっぱりレモン風味。

2021/08/20

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*

旬の野菜、地元の野菜や地元食材を使ったお手軽レシピをご紹介します◎
薬膳的効能や見分け方、産地情報などもちょこっと載せていますよ。
今回は、「茄子(なす)」です。

その24:『レモン茄子』。

材料:      分量:約2人分
茄子       中2本
オリーブオイル  大さじ2
大蒜(にんにく) 5g
生姜       3g
白すり胡麻    少々
青紫蘇など    適量
(A)
出汁       大さじ2
味醂       大さじ2
醤油       小さじ2
砂糖       10g
レモン汁     大さじ2
作り方:
1、(A)の調味料(レモン汁以外)を一煮立ちさせたら火を止め、レモン汁を加えて冷やしておく。
2、茄子が半分浸かるくらい小さめのフライパンでオリーブオイルを熱する。
3、縦半分に切って1cm程度の厚さに斜め切りした茄子を入れ、少し焦げ目が付くまでじっくり揚げ焼きする。
4、焼き上がった茄子を冷やしておいた(1)に入れ、しばらく漬けておく。
5、大蒜と生姜をみじん切りして、フライパンに残ったオリーブオイルでカリッとなるまで炒める。
6、器に茄子を盛り付け調味液を注ぎ、上から(5)のオイルを適量注ぐ。刻んだ青紫蘇を乗せ白すり胡麻を散らす。

POINT1:茄子は皮から揚げ焼きすると変色しにくいです。
POINT2:酸味が好きな場合はレモン汁を増やして下さい。
※茄子に水気が残っていると油跳ねするので注意!

※ 食材の分量はきっちりし過ぎなくて大丈夫◎人数に合った量を用意して下さいね。
注)作りやすい分量を記載していますので加減して下さい。

【このレシピに含まれる特定原材料:大豆、小麦(醤油)、胡麻】

「茄子」豆知識。

画像提供:photoAC
画像提供:photoAC
『茄子』
ナス科ナス属
旬:7月~10月。
保存方法:冷やしすぎは傷みやすくなるので新聞紙などに包んで野菜室へ。
 比較的長持ちしますがなるべく早く食べること。冷凍保存も可能です。
効能:甘、寒性
熱を冷まし痛みを止める。血行促進効果、利尿作用による浮腫み解消効果あり。
(参考文献:「食物性味表」日本中医食養学会)


*和歌山での産地*
小茄子から長茄子、丸茄子と180以上もの品種がある茄子。和歌山県ではよく見かける千両茄子、水茄子などが栽培されている。
特に田辺市稲成町特産の「稲成なす」は千年以上の栽培歴史があるとされ、古くから金山寺味噌や粕漬けの原料に使われている。栽培が難しく生産量が少ない希少な品種。
湯浅町特産の「湯浅なす」は大正時代から栽培されている紀州伝統野菜。直径10cmほどの丸茄子で重さが400g近くもあり、金山寺味噌の原料とされてきたが栽培農家の減少で絶滅の危機に。地域住民の熱意により近年復活を遂げた。

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