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ママタイムズ

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*「蜜柑」

その18:『蜜柑の炊き込みご飯』。生姜と胡麻が香る、意外な組み合わせ。

2020/12/08

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*

旬の野菜、地元の野菜や地元食材を使ったお手軽レシピをご紹介します◎
薬膳的効能や見分け方、産地情報などもちょこっと載せていますよ。
今回は、言わずと知れた、和歌山県が生産高1位の「蜜柑」です。

その18:『蜜柑の炊き込みご飯』。

材料:      分量:約2人分
白米       1合
蜜柑の果汁    約4~5個
(調味料と併せて1合の目盛りまで)
生姜       3g
本味醂      大さじ1
醤油       小さじ1
塩        1g
胡麻油      小さじ1
えのき      25g
クコの実(お好みで)

作り方:
1、蜜柑の皮を剥き、ミキサーにかける。
2、白米を洗い水気を切って炊飯釜に入れる。調味料を加えて、1合の目盛りまで蜜柑の搾り汁を注ぐ。
3、1cm程度に切ったえのき、千切りした生姜を入れ、最後に胡麻油を回し入れて炊飯する。
4、炊き上がったら軽くほぐして器によそい、クコの実を飾る。(海苔でも良い)

POINT1:蜜柑の中の薄い袋は「じょうのう」と言って栄養成分が豊富。細かく粉砕して、出来れば一緒に炊いて下さい。

※ 食材の分量はきっちりし過ぎなくて大丈夫◎人数に合った量を用意して下さいね。
注)作りやすい分量を記載していますので加減して下さい。

【このレシピに含まれる特定原材料:小麦、大豆(醤油)】

「蜜柑」豆知識。

『温州みかん(うんしゅうみかん)』
ミカン科ミカン属
旬:10~2月。
見分け方:(1)色が濃いもの。(2)表面がキメ細かいもの。(3)軸の切り口が細いもの。(4)皮が薄いもの。
 風通しが良く涼しい場所で保管。底の方ほど傷みやすいので気を付けること。
効能:甘・酸、平性。
気の巡りを良くし、咳や痰を鎮める。胃を丈夫にする。
ビタミンCが豊富で、果肉の袋や白い筋にはペクチンやフラボノイドが含まれるので捨てずに食べたい。また、カロテノイドの一種「βクリプトキサンチン」の含有量は果物の中でトップクラス。
(参考文献:「食物性味表」日本中医食養学会)

 
*和歌山での産地*
和歌山県の蜜柑の収穫量は全国の20%を占め、16年連続で全国1位です。
特に「有田みかん」のブランド名で知られる有田地方は、400年以上の栽培歴史を誇り、「有田みかん」だけで全国シェアの9%を占めています。
温州蜜柑(うんしゅうみかん)は、収獲時期によって「極早生(ごくわせ)」「早生(わせ)」「中生(なかて)」「晩生(おくて)」に大別されます。
(出典:「令和元年産みかんの収穫量及び出荷量」(農林水産省統計)
 

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