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ママタイムズ

NPO法人ホッピング『ママチャレンジ塾②』~動き出したママ達~

持っているスキルを活かしたい!自分らしい働き方をしたい!そんなママたちのための講座です!

2020/11/25

ママチャレンジ塾とは?

毎年全4回で開講されている「ママチャレンジ塾」。
毎年全4回で開講されている「ママチャレンジ塾」。
一般的な創業・企業セミナーではなく、生活スタイルを子育てや家庭に重きをおきながらも、自分らしい働き方を望む女性を対象にした、女性ならではのアカデミー「ママチャレンジ塾」
ママ達のライフステージに合わせた多様な働き方を応援してくれるNPO法人ホッピング主催のこの講座。
やりたいことがあっても、“子どもがいるから、無理かなぁ”と思っている方が多いと思います。でも、考え方を変えれば、子育て中だからこそやりたいことや社会に出るための準備ができ、自分自身や自分の活動を見直せる時期でもあります。
「ママチャレンジ塾」では、年4回ワークショップ形式で、ビジネスマナー、色彩心理でコミュニケーション、先輩ママ講師(R)さんの体験談、活動計画作成など、自分の得意分野の活動で、夢を実現に近づけるための方法を伝授してくれるんです!

※ママ講師(R)はNPO法人ホッピングの商標登録です。

活動を始めたママ達の2回目の講座を取材させていただきました◎

コロナ対策バッチリの中で受講されています。妊婦の方やお子さん連れでも大丈夫!
コロナ対策バッチリの中で受講されています。妊婦の方やお子さん連れでも大丈夫!

先輩卒業生の前田さんの起業チャレンジヒストリー

先輩卒業生として活動されている前田さん(左)。
先輩卒業生として活動されている前田さん(左)。
ママチャレ2回目、今回のプログラムは、
◆前回の振り返り
◆先輩卒業生を招いてのお話
◆ビジョン設計
◆グループワークです。
今回の先輩卒業生は、発達障がい児の服の悩みを解決する活動をされている前田香さん。これから活動していきたいママ達に前田さん自身の、「なぜ起業することにしたのか?」、「どうしてママチャレンジ塾を受講しようと思ったのか?」など体験談をお話してくださいました!

発達障がい児の服の悩みをきっかけに趣味から仕事へ

現在、「fukufuku312」という屋号で、発達障がい児の服の悩みを解決する活動をされている前田さん。発達障がいの息子さんの感覚過敏(鈍感)で、市販の服のタグや縫い目がチクチクして痛かったり、素材が冷たく感じる。穴ならどこでも頭を突っ込んでしまう、服の着替えに悩まれていたそう。子ども一人でも着られる服を趣味で制作したのをきっかけに起業されました。起業に関しての家族の反応や始めてからの問題点、仕事と家庭のバランス、ストレス解消法、補助金申請の事など、盛りだくさんな内容でした。実際に起業、子育てとの両立をされている前田さんのお話で、受講生のみなさんはリアルなイメージが出来たのではないでしょうか?

補助金やクラウドファンディングを利用し起業資金を調達。そして発達障がい児の方が一人でも着脱でき、どうやって着ても正解になるTシャツ『タッチdeきるんT』を作られました。
Tシャツの内側にもある、だんだん大きくなるマークを目で追っていくと襟ぐりから頭を出せる。
どこを握ればいいのか分かる手のマーク。
感覚過敏(鈍感)でマスクがつけられない方の為のマーク。

迷ったときは「これは、発達障がい児の親子に寄り添えているか?」と、考える。

「仕事と家庭とのバランスが難しく、オンとオフの切り替えがうまくいかない。」と、言う前田さん。趣味が仕事になった事でストレスの解消法が分からず、時間があればずっと仕事をしてしまうそうです。何の為に頑張っているのか迷ったときは、「これは、発達障がい児の親子に寄り添えているか?」と、一度立ち止まり初心を思い返すそうです。
これから先も障がい児の子育ては落ち着くことはなく、ずっと子育て真っただ中。長く仕事を続けるためには無理はせず、家庭第一で仕事をするように心がけておられるそうです。前田さんが活動されていく中で経験したお話はこれからチャレンジする受講生の力強い後押しになったのではないでしょうか。

グループワーク~この一年の活動計画表

2つのグループに分かれ、フレームワークを用いて、1年間の活動計画を考えていきます。目標設定をし、そのために何をするべきかを明確にしていきます。この日はグループワークと並行して個別で面談、相談の時間もありました。
「まずはゴールをきっちり決める!」そのゴールに向かって達成する為に可視化(見える化)することが大切です。計画を書くことで、これからどんな準備が必要になるかが分かります。ゴールに向かって何をするべきかは次回までの宿題です。第3回は3か月後、皆さんがどのように進めていらっしゃるか楽しみですね。

まいぷれのお話もさせていただきました♪

グループワークに参加し、まいぷれ和歌山の活用法やSNSのお話をさせていただきました!
ホームページ、ブログ、Facebook、Instagram、LINEなど、SNSの種類が多く使い分けに困っている方や、活用されている方のお話をお伺いし、紙媒体との効果の違いやSNSでの出し方のコツなどお話させて頂きました。
みなさん、Web、販促など広報についてわからないこと、気になっていることがたくさんありますよね。私達まいぷれ和歌山は、広報全般をやっていますので、今後もお手伝いさせていただけたらうれしいです。
またお気軽にご相談ください!

心のよりどころにもなる仲間の存在

一人だと行き詰まり、壁にぶち当たることも出てくると思います。ママチャレはグループワークで受講生同士の絆ができ、計画を進めていく中で出てくる問題や悩みを共有し、相談ができる場所。同じママ同士だから分かり合えるだけでなく、違う分野や職種のママ講師(R)さんと繋がることもできるので、きっとこれからの活動にもプラスになると思いますよ。

ママチャレンジ塾を受講してもっと自分らしく

1年間の活動計画を立てると、その目標にこれからどんな準備が必要になるのかがわかります。失敗を恐れず、まずはやってみる事が大切です。問題が発生したら、その時に設定をやりなおせばいい。スケジュールが前倒しになったり、実践して、全然違う方向に進んでもOKなのです。次回は3か月後です。皆さんがどのように計画を進めていくのか楽しみですね。
この記事を読んで頂いているママ達の中にも、得意分野ややりたいことを活かして何かを始めたい方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?ぜひ、お気軽にホッピングや私達まいぷれ和歌山にご相談ください!あなたらしい活動や働き方を一緒に考えていきましょう♪

NPO法人ホッピング
子育てしながらいきいき社会参加できるよう、ママ達の家庭から地域、地域から社会へのソフトランディングの支援をされています。 他にも、子育てひろばの運営や、子育てイベント、講座の開催、女性の起業支援、再就職支援なども行っています。

スタッフの方も子育て中のママが多く、地域団体、行政、企業、また個人方々の力を借り、連携そして協働事業をしながら、和歌山の子育て環境をよりよくするために活動されています。

事業内容
・地域子育て支援拠点事業(ドレミひろば)
・ホッピング登録ママ講師(R)運営
・ホッピング登録ママ講師(R)塾の開催
・子育てイベントの開催
(出張おやこ広場ホッピング、ミニミニテーブルマーケット)
・子育て支援・就労支援講座の開催
・子育てママの再就職支援事業

事務局 【住所】
〒640-8108
和歌山県和歌山市雑賀町58
NPO法人ホッピング

【電話】
073-425-8789(平日9時~15時)