ママタイムズ
その14:『くりーむプリン』。モンブランクリームの様な食感です。
2020/09/27
*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*
旬の野菜、地元の野菜や地元食材を使ったお手軽レシピをご紹介します◎
薬膳的効能や見分け方、産地情報などもちょこっと載せていますよ。
今回は、ほくほくの「栗」です。
その14:『くりーむプリン』。
材料: 分量:
栗 150g(10~15粒)
ココナッツミルク 200g
蜂蜜 30g
塩 1g
粉寒天 1g
(カラメルソース)
グラニュー糖 50g
水 25ml
紅茶液 90ml
作り方:
1、栗の鬼皮と渋皮を剥き、茹でる。
2、栗の中まで軟らかくなるまで、しばらく蒸らす。
3、栗とココナッツミルクをミキサーにかけてクリーム状にする。
4、目の粗いザルで裏ごし、蜂蜜、塩、粉寒天を加えてダマにならないように混ぜる。
5、鍋に入れて弱火にかけ、焦げないようにゴムベラで混ぜながら寒天を煮溶かす。
6、器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。
7、カラメルソースを作る。砂糖と水を鍋に入れて弱火にかける。
8、泡立ってきて焦げ色が付いてきたら火を止め、少しずつ紅茶を加える。
POINT1:栗を熱湯にしばらく漬けておくと、皮が剥きやすくなります。
POINT2:カラメルソースを作る時、紅茶を加えると勢いよく蒸気が出るので火傷に注意!!
※ 食材の分量はきっちりし過ぎなくて大丈夫◎人数に合った量を用意して下さいね。
注)作りやすい分量を記載していますので加減して下さい。
【このレシピに含まれる特定原材料:無し】
「栗」豆知識。
『栗』
ブナ科クリ属
旬:9~10月。
見分け方:果皮がツヤツヤして光沢があるもの。虫食い穴に注意。
効能:甘、温性。
腎機能を強化して虚弱体質を改善する。また、胃腸を丈夫にする働きもある。
渋皮にはポリフェノールの一種タンニンを含む。
(参考文献:「食物性味表」日本中医食養学会)
*和歌山での産地*
特にかつらぎ町での栽培が盛んですが、山間部など県内各地で栽培されています。
紀美野町には13品種300本以上を育てている栗農家もあります。
ミニコラム:『栗』
「栗」は、大きく4種類に分けられます。国内で一般的に売られている「ニホングリ(いわゆる和栗)」、天津甘栗に使われる「チュウゴクグリ」、マロングラッセの「ヨーロッパグリ」、あまり見かけない「アメリカグリ」です。
ニホングリは野性のシバグリ(芝栗)を品種改良したもので、大きくて風味が良いですが、甘味がやや少なく渋皮が剥きにくいのが難点です。
「穂野果菜おやつとごはん
幸房*空 -kuu-」
植物性素材で作る
ココロと身体に優しい
穂野果菜おやつとごはん。
旬の野菜を使ったレシピを少しずつ
ご紹介していきます*
(国際薬膳調理師・フードアナリスト etc)
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