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ママタイムズ

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*「無花果(いちじく)」

その13:『無花果のソテー』。生で食べるのはもちろん、調理しても美味しいですよ。

2020/08/20

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*

旬の野菜、地元の野菜や地元食材を使ったお手軽レシピをご紹介します◎
薬膳的効能や見分け方、産地情報などもちょこっと載せていますよ。
今回は、生産高全国2位の「無花果(いちじく)」です。

その13:『無花果のソテー』。

材料:       分量:
無花果       2個
茄子        2本
オリーブオイル   適量

(ソース:作りやすい分量)
無花果       80g(1個)
玉葱        50g
レーズン      15g
オリーブオイル(炒め用)少々
本味醂       大さじ3
醤油        小さじ1
レモン汁      大さじ1
オリーブオイル   小さじ1
胡椒        お好みで
作り方:
1、ソースを作る。フライパンにオイルを少々引き、みじん切りした玉葱を炒める。
2、玉葱がしんなりしたら、細かく刻んだレーズンと1cm弱に角切りした無花果を入れる。
3、味醂、醤油、レモン汁も加えて弱中火で5分程煮込み、無花果がとろっとしたら火を止めしばらく蒸らす。
4、少し多めのオイルで、輪切りにした茄子を両面焼いて取り出す。
5、同じ様に輪切りにした無花果もさっと両面焼いて、器に盛りソースをかける。
6、お好みで胡椒を振る。

POINT1:茄子は火が通るまでじっくりと、無花果はあまり焼き過ぎると崩れるのでさっと焼きます。

※ 食材の分量はきっちりし過ぎなくて大丈夫◎人数に合った量を用意して下さいね。
注)作りやすい分量を記載していますので加減して下さい。

【このレシピに含まれる特定原材料:小麦・大豆(醤油)】

「無花果」豆知識。

『無花果』
クワ科イチジク属
旬:8~11月。
見分け方:丸みがあり、付け根付近まで赤く色付いているもの。
 先の果頂部の裂け目が開き出しているものが完熟している。
効能:甘、涼性。
 熱を冷ます。肺を潤し咳を止める。炎症を抑えて痛みを止める。消化吸収を助ける。
 カリウムを多く含み、ペクチンをはじめ食物繊維が豊富なので便秘改善効果がある。
(参考文献:「漢方薬膳学」横浜薬科大学編)


*和歌山での産地*
全国2位の生産高を誇ります。主に和歌山市の山東地区、紀の川市での栽培が盛んです。
品種は「桝井ドーフィン」が中心で、蜜柑や水稲の転換作物として栽培面積が拡大しました。
(出典:特産果樹生産動態等調査)

ミニコラム:『無花果の花』
漢字で書くと「花の無い果実」とも読めるイチジク。実はちゃんと花を咲かせています。
一般的に食べられている実の様な部分は「花嚢(かのう」と言い、6月頃この中で無数の白い花を咲かせます。
収穫時期になって、私達が食べる頃にはプチプチした種になっているのです。
花が外側から見えない事からこの漢字が当てられたようです。

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