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ママタイムズ

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*「獅子唐辛子(ししとうがらし)」

その11:『ししとうワンタン巻き』。胡麻油が決め手!外はパリパリ、中はもちもち。

2020/07/17

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*

旬の野菜、地元の野菜や地元食材を使ったお手軽レシピをご紹介します◎
薬膳的効能や見分け方、産地情報などもちょこっと載せていますよ。
今回は、和歌山県が生産高3位の「獅子唐(ししとう)」です。

その11:『ししとうワンタン巻き』。

材料:          分量:10本分
ししとう(大きいもの)  4、5本
エリンギ         1本
海苔           20枚~30枚
ワンタンの皮       20枚
ごま油          適量

(甘酢あん)
本味醂          大さじ2
醤油           大さじ1
蜂蜜(砂糖)       大さじ1
酢            小さじ2
水溶き片栗粉       小さじ2
(片栗粉:水=1:2)
白すり胡麻        小さじ1
作り方:
1、ししとうは縦半分に切り、ヘタを取り細切りにする。エリンギも大きさを合わせて細切りにする。
2、胡麻油で炒め、エリンギがしんなりしたら火を止め10等分にする。
3、ワンタンの皮に乗せて端からくるくると巻き、巻き終わりに水を付けて棒状にする。
4、その外側に端から海苔を巻き付けて、さらにワンタンの皮を巻いて巻き終わりを留める。
5、フライパンにクッキングシートを敷き、胡麻油を引いて4を並べ、ころころ転がしながら中火で焼く。
6、焼き色が付いてきたら、熱湯を1/3カップほど注ぎ入れフタをして蒸し焼きにする。
7、水分が飛んだら火を止め、内側のワンタンに火が通るまでしばらく蒸らし、胡麻油を足して表面をカリッと焼く。
8、甘酢あんの調味料を煮立たせ、水溶き片栗粉でとろみをつける。後からすり胡麻を散らす。

POINT1:レシピでは「清姫ししとう」という大きい品種を使っています。
POINT2:手順4、海苔は1本につき2~3枚、端からずらしながら巻き付けて下さい。
POINT3:このレシピシリーズでは動物性食材は使いませんが、アレルギーが無ければチーズを一緒に巻いても◎

注)フライパンに湯を注ぐ時は、熱湯と蒸気に注意!火傷しないように気を付けて下さい。

※ 食材の分量はきっちりし過ぎなくて大丈夫◎人数に合った量を用意して下さいね。
注)作りやすい分量を記載していますので加減して下さい。

【このレシピに含まれる特定原材料:小麦、大豆(醤油)】

「獅子唐辛子」豆知識。

『獅子唐辛子』
ナス科トウガラシ属
旬:6~10月
見分け方:唐辛子の内、辛味の少ない「甘味種」の一種。たまに辛いものがあり、夏場ほど辛いものが増える。
 皮がきれいな緑色でハリとツヤがあり、ヘタの切り口が変色していないもの。完熟したものは真っ赤になる。
効能:甘・辛、温性。
 辛み成分カプサイシンには代謝促進、発汗作用がある。視力維持や皮膚・粘膜を正常に保つ働きがあるβカロテンも豊富。
(参考文献:「食物性味表」日本中医食養学会)


*和歌山での産地*
和歌山県は獅子唐辛子の生産量が全国3位、主に有田地域での栽培が盛んです。
全体的には、濃い緑色でやわらかい「紀州ししとう」という品種を栽培しています。
岩出市では辛味がほとんどなく10~15cmもの長さがある「ねごろ大唐」、御坊市や田辺市では大きめの「清姫ししとう」が栽培されています。
(出典:農林水産省「令和元年産指定野菜の作付面積、収穫量及び出荷量」)

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