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ママタイムズ

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*「蚕豆(そらまめ)」

その6:『蚕豆のアヒージョ』。オイルで蒸した、ホクホクの蚕豆。

2020/05/15

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*

旬の野菜、地元の野菜や地元食材を使ったお手軽レシピをご紹介します◎
薬膳的効能や見分け方、産地情報などもちょこっと載せていますよ。
今回は、美味しいのは収穫してから3日以内と云われるくらい鮮度が命の「蚕豆(そらまめ)」です。

その6:『蚕豆のアヒージョ』。

材料:      分量:
蚕豆       20粒程度
大蒜(ニンニク) 2欠片
エリンギ     1本
じゃが芋     1個
玉葱       小1個
オリーブオイル  大さじ4
本味醂      大さじ2
水        大さじ2
鷹の爪      少々
塩、胡椒     少々
作り方:
1、蚕豆はサヤからむき、じゃが芋、玉葱、エリンギはひと口大に切る。
2、フライパン等にスライスした大蒜、鷹の爪、オリーブオイルを入れて火にかける。
3、ふつふつしてきたら蚕豆以外の具を並べ、水、味醂を加えてフタをして弱火にかける。
4、じゃが芋が少し軟らかくなったら、蚕豆を入れて豆に火が通るまでじっくり煮る。
5、フタをしたまましばらく蒸らし、塩・胡椒で味を調える。

POINT1:材料が重ならないように敷き詰められる大きさのフライパン等を使って下さい。
POINT2:火が強すぎると風味が損なわれるので、弱火でじっくり蒸し煮すること。

※油が多めなので、油跳ねにはくれぐれも気を付けて下さい。
※食材の分量はきっちりし過ぎなくて大丈夫◎
 人数に合った量を用意して下さいね。
注)作りやすい分量を記載していますので、加減して下さい。

【このレシピに含まれる特定原材料:無し】

「豌豆」豆知識。

『蚕豆』
マメ科ソラマメ属。
旬:5~6月。
見分け方:綺麗な緑色で中の綿がふっくらしているもの。
  お歯黒が黒くなってきているものは熟度が進んでいる。
  すぐに鮮度が落ちていくので、サヤ付きのものを選ぶ。
効能:甘・平性。
 脾の働きを助ける。体内の余分な水分を取り除き、浮腫みを改善する。
(参考文献:「薬膳教本」柴田書店)


*和歌山での産地*
和歌山県は出荷量こそ多くないですが、紀中地方を中心として豆類の栽培が盛んです。
実が空に向かって育っていくから「空豆」、またはサヤの形が蚕に似ているから「蚕豆」という説があります。

ミニコラム:『アヒージョ』
アヒージョは「ニンニクで風味付けした」という意味。
様々な具材をニンニクと一緒にオリーブオイルの中で加熱した、スペインの代表的な料理であるタパス(小皿料理)を指します。

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