ママタイムズ
その7:『ひじき味噌にゅうめん』。和歌山県民お馴染みの金山寺味噌で、簡単にゅうめん。
2020/05/20
*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*
旬の野菜、地元の野菜や地元食材を使ったお手軽レシピをご紹介します◎
薬膳的効能や見分け方、産地情報などもちょこっと載せていますよ。
今回は、春に収穫される「ひじき」です。
その7:『ひじき味噌にゅうめん』。
材料: 分量:約2人分
ひじき(乾燥) 2g
玉葱 30g
えのき 30g
春雨(乾燥) 20g
本味醂 大さじ1
水 300ml
金山寺味噌 約50g
絹さや(又は葱) 適量
作り方:
1、ひじきはひたひたの水で戻し、春雨はぬるま湯に浸して戻しておく。
2、玉葱はスライス、えのきは根元の先端だけを切り落とし、3等分に切る。
3、鍋に水気を切ったひじき、玉葱、えのき、味醂、水を入れて煮立たせる。
4、一度火を止め、金山寺味噌と春雨を加えて、ごく弱火で5分程煮込む。
5、先に春雨をよそい、具を盛り付けて汁を注ぐ。別に塩茹でした絹さやを散らす。
POINT1:金山寺味噌は作り手によって味わいが違います。味見してみて量を加減して下さいね◎
POINT2:春雨は戻さずに加えても良いですが、どんどん吸水するので水の量に注意です。
注)作りやすい分量を記載していますので、加減して下さいね。
【このレシピに含まれる特定原材料:大豆】
「ひじき」豆知識。
『ひじき』
ホンダワラ科ホンダワラ属
旬:収穫時期は4月~5月。
(加工してから出荷される)
見分け方:「芽ひじき」と呼ばれる葉の部分、「長ひじき」と呼ばれる茎の部分からなる。
現在約90%が輸入もので、国内産はわずか10%程。
効能:鹹・寒性。
体内の余分な水を排泄、腫瘍などのしこりを軟化すると云われる。
食物繊維、ヨウ素、カルシウムを豊富に含む。
(参考文献:「漢方薬膳学」万来舎)
*和歌山での産地*
和歌山市加太、海南市下津など紀伊水道から紀南の太平洋沿岸一帯。
特に串本町で獲れるひじきは、肉厚で軟らかく良質であると評判で、「姫ひじき」として地域の特産品になっています◎
鉄釜と薪で炊いた後、灰火で蒸らしてから天日干しするという、昔ながらの製法で丁寧に作られているそうです。
「穂野果菜おやつとごはん
幸房*空 -kuu-」
植物性素材のみで作る
ココロと身体に優しい
穂野果菜おやつとごはん。
旬の野菜を使ったレシピを少しずつ
ご紹介していきます*
(国際薬膳調理師・フードアナリスト etc)
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