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ママタイムズ

「ママの働き方改革」あんだんて(anDAnTE)リトミック講師小西陽子さん

来年から小学生になる娘さんのために、大切にしているあんだんて(anDAnTE)のリトミック60分レッスンをお休みする決意をしたようこ先生にインタビュー!やりたい仕事と子育て、どちらも大事にしたいですよね。

2019/08/01

リトミック講師の小西陽子さん
 
和歌山市を中心に、あんだんて(anDAnTE)のリトミック講師として、人気の60分レッスンの他、市内7ヶ所の出張レッスンやイベントで、参加者のみなさんを元気にしてくれている小西陽子さん。
来年小学校に上がる娘さんのために、自身にとってとても大切なベビーとキッズの60分レッスンをお休みすることを決意されたそうです。
リトミックや、レッスンに通ってくれているママと子ども達への熱い思い、お子さんやご主人のことなどたくさんお話してくださいました。同じママとしてみなさんにぜひ読んで頂きたいです!!

娘もママも小学校は未知の世界。娘のサインを見逃さないよう、寄り添ってあげたくて。

※写真はイメージです。
-----ようこ先生自身大切にしている60分レッスンをお休みしようと思ったきっかけは、娘さんのことですか?
小西さん:はい。来年から娘が小学校に上がるので、今まで通りのレッスンをする自信が無くて...。
悩み始めたのが今年の2月頃から。仲の良い友達の子どもが今年から小学校に行ってるんですが、話を聞いていると“これ意外と小学校に入っても大変だぞ”と思いました。自分のキャパ的に60分レッスンも、子どもの宿題や学校のことも見てというのが難しいかなと思いました。
あんだんての60分レッスンは、事前に準備する事が多く、レッスンが終わってからも一人一人にメッセージを送るのに4時間ぐらいかかるんです。
娘が新しい世界に入って気持ちがガタガタする時に、私が自分のレッスンの準備に追われて、娘の気持ちに気付かなかったり、おろそかになるのは違うと思いました。
それに、全力で取り組めないレッスンをするのは嫌で、100%のパフォーマンスができないのならお休みしようと決めました。
ただ、KTV住宅展示場やわかば、ドレミひろばなど7ヶ所の出張レッスンは続けていくので、リトミック講師を辞めるわけではないです。いつ復帰してもいい自分でいたいので、バージョンアップの為にリトミックの勉強は続けていきます。

手がかからないと思っていた娘の「寂しい」という言葉

「ママ仕事ばっかりしてて忙しいから寂しい」、「寂しいからママと離れたくない」。そんな事をいうタイプじゃないと思っていたし、手のかからない娘だと思っていたんです。
でも、寂しいという感情を表に出してきた今だから、ちゃんと居てあげて、気持ちを満たしてあげないといけないと思いました。
試験的に8月レッスンをお休みにしたんです。そしたら娘に「お仕事お休みなの?私と一緒にいてくれるの?」と言われて、“あぁそっか、大きくなってきて少しぐらい手を放しても大丈夫だと思っていたけれど、本当は寂しかったんだな”と感じました。

人生は縁と運とタイミング!ようこさんがリトミック講師になるまで

----そもそも、ようこ先生がリトミックを始めたきっかけは?
日頃から私は「人生は、縁と運とタイミング」ってよく言ってるんですけれど、子どもを連れてベビーダンスに通っていた頃、「教える側になってみたら?出来ると思うよ」って言って頂いたことがあって、その時は“専業主婦でいいや”と思っていたので全然やりたいと思っていなかったんですけど、その後バイトしていたカフェが移転休業.....。半年間仕事がないことを告げられた時「そうなんですか?わかりました。」って言ったんですが、その瞬間、何人かの先生に言われた言葉を思い出して、二言目に「じゃあ、開業していいですか?」って言ってました笑。
それから、その半年の間にリトミック講師の資格を取りに行って、本当にカフェの移転休業がなかったらやっていなかったと思います。

ホッピングのママ講師に登録、デビューはドレミひろばでした!

----リトミック講師として活動を始めた頃のエピソードを聞かせてください

ホッピングのママ講師さんの登録が8、9月ぐらいで、ベビー系の講師の先輩に教えてもらって、その時はまだレッスンの内容や場所も何も決まってなかったんですが、まず登録しに行きました。ホッピングでは本当に色々な事を教わりましたね。
リトミック講師デビューはドレミひろばです。
デビュー戦は、楽しかったですよ!「なんだか今までの先生と違うファゴットを演奏するリトミックの先生が現れた!」って感じでママたちが口コミで広めてくれてうれしかったです。
本格的にリトミックの教室を始めたのは、2016年1月。
最初はベビーのクラスも予約0で、借りている教室をキャンセルする日が続きました。少しずつブログや口コミで来てくれるようになって、今はおかげさまで、10人ずつのクラスで40名ほどの子ども達がレッスンに来てくれています。

【まいぷれスタッフも証言】あんだんて(anDAnTE)の60分レッスンは、ママと子ども達への愛情で溢れていました...

----以前あんだんて(anDAnTE)の取材にお伺いした時、レッスンに来ているお子さんやママ達がすごく楽しそうだったのと、ようこ先生がたくさん話かけている姿が印象的でした。大切な60分レッスンをお休みすることはみなさんに伝えましたか?
小西さん:はい。60分レッスンをお休みする事をみなさんに伝えたら、「1人のお母さんとして決断をしたようこ先生を応援する」と言ってくれました。とにかくこんなに見て、動いて、しゃべる、フォローするリトミック講師はいないんじゃないかというくらい毎回Tシャツも下着もビショビショになるまで全力でレッスンをやってきて、準備や後のフォローなど、レッスン以外の時間も頑張ってやっていることをママたちがちゃんとわかってくれていて、努力が報われた気がしました。お休み中も、「単発で出張レッスンにきてもらえますか?」と言ってくれるママ達もいてありがたいなぁと思います。
どのリトミックでもいんじゃなくて、私で選んでくれているのが本当に嬉しいですね。

「マメでガサツ」な陽子さんのありのままを理解し、「良し」としてくれるご主人の存在

----ご主人は、ようこ先生の仕事について理解してくれていますか?
小西さん:何にも言わないですよ。4年前にリトミックを始める時も「そう、頑張って」と言われただけですね、お互いのやりたいことは尊重しているので。
同じオーケストラのフルート奏者ある主人は、私より音楽にストイックで、「リトミックで音楽の基礎をしっかり学べば、自分の勉強にもなるやん、ファゴット奏者でもある自分自身にも返ってくると思うよ。」とは言われましたね。
大学2回生からお付き合いしていて、その当時から私は、「結婚しない、1人の人生を謳歌したい、家庭に縛り付けられるのはいやだ!」とずっと言っていて、それを承知で結婚してくれたので、「何かすると思ってた」ぐらいに思ってくれてるのがありがたいです。私のこと「社長!」って呼んで面白がっています。

----優しそうなご主人ですが、家事・育児などは手伝ってくれますか?
小西さん:はい。私が土日にリトミックの勉強に行くことがあるので、土日は特にやってくれています。
子どもがしゃべれるようになったり、同じ物を一緒に食べられるようになってからは、子どもとよくお出かけしてくれています。海南の自然博物館やこども科学館、図書館なんかが多いですね。

主人は、夏の間は暑さで朝早く起きてしまい、「会社に行くまで何もすることがない」と言ってお風呂掃除と洗濯、ゴミ捨てをしてくれます。夏の風物詩ですね。それがなくなると秋だなぁと思います。
学生時代からずっと1人暮らししていた主人と、結婚するまで家を出た事がなかった私とでは家事レベルが全然違うのですが、私が何をしても褒めてくれるので本当に助かっています。

主人は、フルート奏者ですが、最近趣味でチェロを習い出したんです。
土日に私がリトミックのことで家を空ける分、主人には仕事帰りなどに好きな事を「どうぞどうぞ」としてもらっています。
あと、リトミックの仕事について主人から、「赤字じゃなければいいよ」と言っってもらっていますが、毎月の収入はあっても、勉強や認定校の資格、楽器などの道具代などいろいろと投資もしないといけないので、せめて娘の幼稚園代は稼げるようにしたいですね。

親子間で思った事を言葉に出すのはとても大事、娘とは約束事も決めています

----レッスンの子ども達にものすごい愛情を注いでいるようこ先生ですが、お家ではどうですか?娘さんの子育てはどんな感じでしょう?
小西さん:わが子にはそうはいかないですね笑
他の子育てしているママ達と同じように、悩んだり、大変なこともたくさんあります。
娘には、思ってることを伝えるようにはしていますが、「もう、恥ずかしいから言わないで」って言われるんですよ。友達と遊んでる様子を見ていて、家に帰ってから「さっき、こうしたのはよかったよ」とか「おもちゃを貸してあげられてすごいと思ったよ」とできるだけ思った事を言葉にするようにしています。私も娘もよくしゃべるので、普段から話はたくさんします。
レッスンでもお話しますが、娘が生まれる前から、ももたろうのメロディに合せて替え歌で歌って話しかけていました。だからか、娘は話し出すのがとても早かったです。

----他にも子育てて気をつけていることはありますか?
小西さん:約束をちゃんと守ることですね。特に時間です。
Youtubeをずーっと見るじゃないですか。何時何分までと決めて、アナログ時計とタイマーを使って時間を守らせるようにしています。
他にも「9時半に幼稚園のバスが来るから何時にくつを履いたらいいと思う?」など逆算して考えさせるようにしています。

あとは、いっぱい抱っこしてあげること。
周りの人にはもう年長さんだからって言われますが、抱っこして欲しい気持ちは満たしてあげたいので、「抱っこ」って言われたら「ちょっと待って」と言わないで即対応しています。

レッスンの復活のタイミングは?

決めてはいないですが、今はまだ娘が小学校に上がってからの生活ペースがわからないので、少し慣れてから再開しようと思っています。たぶん自分がすぐレッスンをやりたくなっってくると思います。私にとってとても大切な時間なので。

----不安はありますか?
再開するってなったら来てくれるかなぁ...とは思いますが、たとえ1人でも来てくれたらいいですね。
リトミックを初めて今年で4年。始めた頃は、他の教室と比べたり、自分がどう思われているか気になった時期もありますが、今はずいぶんメンタルが鍛えられて、気持ちに余裕があります。
私ほど情熱をもってやっている人はいないと思ってやっていますし、和歌山の中の
数ヶ所の教室で奪い合うものではないので。
自分のところに来てくれている子どもたちとママを愛してあげればいい。
戦うところは自分自身しかない。他人を意識している暇はない。
そんな暇があったら今はもっと勉強しないとなと思います。
県外にはリトミックの素晴らしい先生がいらっしゃって、信念がはっきりして、どんな思いでお仕事しているかがわかる先生には、お会いすることもあります。色々な刺激を受けてレッスンにも活かしていきたいです。


ママに笑って欲しい、ママへの愛、リトミックを通して伝えたい事がたくさんあります!!

私のレッスンに来て、ママ達の心が落ち着いたり、午後から頑張ろう!と思えたり、うちの子にはこんな良い所があるんだと気付いてくれたらうれしいです。大きな目標では、産後うつをなくすとか虐待をなくす、救済したいというのが大きな柱であります。やっぱりママが笑顔で楽しそうな姿を見せるのって大事だと思うんです。
ママ達によく「先生、背中に目がついてるんですか?」と言われるぐらい、お子さん一人一人のレッスンの様子をお伝えするようにしています。目立つ子も目立たない子も、“こんなに良い所があるんだよ、こんなことができるよ”と伝えることで、安心できることもあるかもしれない。
リトミックは、楽しいだけではなく、子どもの心や体の発達にもいいので、ぜひ始めていただきたいです。
「子どもが小さい時しかできないリトミック、ママにしっかり抱きしめられながら、たくさんの愛情を受けて育っていって欲しい」
また、再開したらママや子ども達が笑顔になれるあんだんて(anDAnTE)の60分レッスンにしたいと思います。

60分レッスンのお休み中は、KTV住宅展示場やわかばなど市内7ヶ所で開催されるあんだんてのリトミックイベントに参加してね!!

(月1回開催)
★ドレミひろば(パパとリトミック)
★KTVハウジング和歌山総合住宅展示場
★つどいの広場 わかば
★和歌山市民図書館(現在は移転のため閉館中、12月開館予定)

(その他訪問施設)
★紀美野町きみのこども園
★こどもの階段
★放課後デイサービス
★ベビーリトミック六十谷教室(リーベMusic)
★大阪への出張リトミック
★企業イベントでのリトミック
★出張リトミックも対応可能

※スケジュールはこちらからご確認ください。
↓↓↓
あんだんて(anDAnTE)ブログ
(月1回開催)
★ドレミひろば(パパとリトミック)
★KTVハウジング和歌山総合住宅展示場
★つどいの広場 わかば
★和歌山市民図書館(現在は移転のため閉館中、12月開館予定)

(その他訪問施設)
★紀美野町きみのこども園
★こどもの階段
★放課後デイサービス
★ベビーリトミック六十谷教室(リーベMusic)
★大阪への出張リトミック
★企業イベントでのリトミック
★出張リトミックも対応可能

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