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ママタイムズ

子どもと一緒に楽しむアウトドア(1)&和歌山のアウトドアスポット

子連れアウトドアの先輩ママに「楽しみ方」や「持ち物」、「気をつけるポイント」などを聞いちゃいました!!

2017/03/22

こんにちは!かおちゃんママです。少しずつですが暖かくなって、春を感じられるようになってきましたね。お花見や公園など、おでかけが楽しくなる季節。今回は、子ども連れで楽しむアウトドアをご紹介します。せっかく自然がいっぱいの和歌山に住んでいるんですから、子どもたちにも体験させてあげたいですよね。

子連れアウトドアの先輩、江川幸代さんにいろいろ教えていただきました!!

12歳、14歳、17歳の3人のお子さんのママで、一番上のお姉ちゃんが1歳の時から毎年子連れキャンプに行っているアウトドアの先輩、江川幸代さん。
今回は、子どもたちが小さかった頃のキャンプのお話や、アウトドアを楽しむコツなどをいろいろ教えていただきました!盛りだくさんの内容ですので全2回でご紹介します!!

子連れアウトドア、どこに行く?初めてでも大丈夫?

アウトドアグッズの売り場を見ると楽しそうなバーベキューやキャンプのイメージが広がりますよね。大人も子どもも自然の中でしか味わえない開放感と楽しい体験ができるとあって、行きたいなと思っていらっしゃる方も多いと思います。けれど、「子連れアウトドア」に限っては、「ママは大変だ」と心積もりしておいた方がいいです。でも、誰と行くか、場所選び、準備などいろいろ工夫すればママ自身も楽しめますよ!
アウトドア経験があるパパ、ママもいらっしゃると思いますが、初めての方におすすめしたいことをまとめてみます。

【初めての子連れアウトドアを楽しむために】

・バーベキューだけ、デイキャンプだけなど簡単なアウトドアから始める
・自分の家族だけでなく、お友達家族や両親、アウトドアに慣れた人と一緒に行く
・キャビン、水道、トイレなどの設備があるバーベキュー、キャンプサイトを選ぶ
・アウトドアグッズは最低限いるものからはじめればいい(イス、テーブル、2バーナー、タープなど)
・ママ1人で頑張らない

江川さんに「子ども達とのキャンプの様子」をお話していただきました。

子どもを連れてのキャンプは、3人が5歳、2歳、0歳ぐらいの年でも行っていました。自分の家族だけだと絶対大変だったと思いますが、何家族かで行くので協力し合えてよかったです。
いろいろなキャンプ場に行きましたが、やはり車ですぐそばまで行ける場所がいいです。荷物を運びながら子どもをみるのは大変ですから。
テントを立てる時も、二人は必ず作業にとられるので、車がすぐそばならテントが張れるまで子どもを車で待たせておく事もできます。初めは自然の中で、ちょっと怖がる子もいます。河原だと、石がゴロゴロしていて足がつくのを嫌がったり、川の水に入るのを怖がったり。でも、慣れてくると活発に動き出すので目が離せませんでしたね。そこそこ歩く2~3歳ぐらいの頃や、川で泳ぐようになった頃は特に気をつけました。バーベキューならパパが焼いてくれて、ママが子どもを見るなど分担して。
別にバーベキューじゃなくったって、何か買って持っていって、温かいスープやカップラーメン、うどんなどのお湯を沸かせばできるものだけを作るのでも全然いいと思います。子どもが小さい時は頑張り過ぎない、パパもママも楽しまないと!
あと、2歳頃までの食べ物はベビーフードが一番安全だと思うので、必ず持っていってました。



不便なことを楽しもう♪子どもは遊びをみつける天才!わが子の違う一面が見られます。

絵本やシャボン玉、ミニカーなど少しは遊ぶものを持っていきますが、キャンプに来るとテレビもありませんし、長時間いるとたいくつしないのかな?とちょっと心配だったんですが、子どもってすごいですね。自然の中にあるものでいろいろな遊びを始めるんです。
ポスカのようなマジックで石ころに絵を描いたり、木や葉っぱでオブジェのようなものを作ったりとっても楽しそうでした。
家族揃ってじっくりトランプやオセロのような遊びをするのも久しぶりでした。


木の枝を砂にたくさん刺してもくもくと遊んでいました。何かの儀式みたい(笑)
石や葉っぱでおままごと。美味しそうなのができました♪
ボックスの蓋をキャンバスに、葉っぱと可愛くペイントされた石を組み合わせた作品。
もちろん自然の中で出会う、虫や魚達との触れあいも。
真っ暗な中、ライトの灯りでオセロ。キャンプならではの思い出ですね。

小さい子どもとのキャンプの工夫

キャンプの時、子どもたちの居心地のいいスペースを作ってあげてください。
敷物を広げてキッズスペースを作るのもいいですし、子供用のイスとテーブル(代用できるものでも可)があれば、おもちゃで遊んだり、絵を描いたりできます。おすすめなのが「コット」というベッド代わりにもできるアイテム。お昼寝したり、コットの上で遊んだりと、子連れキャンプにあるととっても便利ですよ!
子どものスペースを作るとしばらくじっと遊んでくれるので、大人も少しゆっくりできます。
こちらが江川さんおすすめの「コット」。石の上よりずっとラクだし、多目的に使えます。

キャンプに行くなら5月頃から、キャンプサイトなら早めに予約を

◆キャンプは7、8月が一番のピークですが、5月頃も過ごしやすいのでおすすめです。ただ、夜は寒いので防寒着は忘れずに。まだ泳げない季節なら、観光スポットや温泉と組み合わせた旅行気分も味わえるアウトドアもおすすめです!
かおちゃんママはじめての子連れ串本キャンプ

◆バーベキュー場、キャビンやコテージ付きのキャンプサイトは、ゴールデンウィークなどの連休の予約がすぐに埋まってしまうのでご予約はお早めに!
和歌山のキャンプ場&バーベキュー場はこちら

お昼寝中?可愛いのでおまけで載せてみました♪
◆◆◆編集後記◆◆◆

アウトドアは奥が深く、その人それぞれ、家族それぞれのプランや楽しみ方、工夫がありますね。
江川さん1人のお話でも、毎年2回ぐらいを17年ぐらい子連れで行っているのだから、短くまとめるのは難しいです。
江川さん自身、毎回一緒に行くお友達の家族と情報を交換したり、教わりながら、自分達のアウトドアのスタイルを作っていっているんですって。
これから子連れアウトドアを始めようと思っているママ達も、無理せず、毎年近場でもいいので親子で貴重な時間を味わっていってほしいと思います。
次回は、キャンプでの持ち物やメニュー、いざという時についてもご紹介します。