まいぷれママの子育てあのねっと
たくさんの恐竜が大集合！洞窟の奥には極楽と地獄の不思議体験も。さらに蛍光鉱石で造られた幻想的な世界が広がります。
2020/07/10
夏はひんやり、雨の日でも楽しめる洞窟ワンダーランド♪「恐竜ランド＆極楽洞」をご紹介！
入口ゲートをくぐると、体長22ｍのプロントザウルスが出迎えてくれる！山に囲まれ超リアル！！
今回は、和歌山県伊都郡かつらぎ町花園にある「恐竜ランド＆極楽洞」をご紹介します。自然に囲まれた施設内には、ティラノザウルスやテラノドン、プロントザウルスなど様々な恐竜の像がリアルに展示されていて、園内に一歩入れば太古の昔へタイムトリップ！
見どころは迷路のように広がる洞窟。「極楽」と「地獄」の二つへと続く道を進めば、霊界の不思議を体験できる「極楽洞」があり、非日常の世界へと誘われます。恐竜ラビリンス＆スリル満点の洞窟探検をお楽しみください！
小原鉱山の由来が記されています。
こちらの「恐竜ランド」、鍾乳洞とも思われがちですが、実は元鉱山の坑道跡地を再利用して作られた施設だそうです。昭和40年頃まで採掘が行われていた「小原鉱山」。恐竜が生きていた中生代よりももっと現代に近い歴史が垣間見られます。
洞窟の中は年間を通して12～13℃。中に入ると夏はひんやり涼しく、なのに冬は外よりも暖かい。しかも雨の影響も受けないという、1年中楽しめるまさに“穴場的スポット”なのです。
◇お出かけメモ◇
夏場でも、中はかなり冷えます。順路に従ってゆっくり見ていると時間もかかってかなり寒く感じるので、羽織物を持っていた方がベスト。地面が濡れている所があり足元は悪いので、小さなお子さんは気を付けましょう。スカートよりも動きやすいズボンがオススメ。
ベビーカーは厳しそうです。抱っこ紐を用意して、親子共に頭などぶつけないように気を付けて進んでくださいね！入口のヘルメットは必須。途中、天井の低い所やハシゴの通路があるので必ず着用して下さい。
ヘルメットは必ず着用しましょう！！
いざ小原洞窟探検へ♪
洞窟の至る所に恐竜がいっぱいです！！
急にライトが光ったり、恐竜の唸り声が響いたり、迫力満点！
元坑道跡をリアルに体感。
スタンプラリーもあります。全部のスタンプ、集められるかな？
恐竜ジオラマは、まるで映画「ジュラシックパーク」の世界です！地面が濡れていたり、勾配もあるので子どもも大人も気を付けて！
複雑に広がる洞窟の中はこんなハシゴ道も。「順路」の目印があるので、安心して進みましょう。
小川のように水が流れ、ライトアップもあり神秘的な場所も。こちらは「のぞきの滝」。滝の落差を間近で見られます。
恐竜の次は「地獄体験」と「蛍光鉱石のパラダイス」へ！
「ガオー！！」という恐竜の鳴き声が静まるや否や、今度は「舌抜きじゃ～」「助けて～」という叫び声が。次は地獄体験が始まります！
子どもの足が止まってしまい・・・、門をくぐるのに勇気が要ったようです。
子どもの身長よりも大きな鬼の金棒が待ち構えます。
地獄に落ちると、閻魔大王の裁きを受け、その罪の軽重により8つの行き先に分かれると言われています。それが「八大地獄」。嘘で人を苦しめた人が舌抜きの刑になる「大叫喚地獄」など各地獄のジオラマや絵図の展示あり！洞窟の心地よいひんやり感を通り越して、体感温度が一気に下がります。
地獄を通り過ぎると、蛍光鉱石で美しく飾られた、まるで「パラダイス～！」の世界へ。「蛍光鉱石」とは、紫外線やブラックライトが当たる事で発光する鉱石です。鉱石の光に照明も加わり、「地獄」からたちまち「神秘の世界」になります。この洞窟一番の癒しスポットです。
この小原鉱山で実際に採掘された石ではありませんが、鉱山にちなんでこのような蛍光鉱石の展示がされているそうです。
“ウィズコロナ”で過ごす初めてのこの夏、お出かけにも迷いますね。恐竜ランド＆極楽洞は5月中旬から営業再開となり、お客さんも少しずつですが戻りつつあるそうです。園内は、手すりやヘルメットの他、「鬼の金棒」などあえて手で触って楽しむ物もあります。このように体が触れる共有物にはしっかりと除菌対策が施されていて、除菌スプレーもあるので、安心して園内を楽しむ事が出来ます。洞窟のスリル満点＆ひんやり体験、季節を問わずお楽しみください！
恐竜ランド＆極楽洞
【入場料】大人900円、子供（3歳～中学生）600円、幼児3歳未満 無料
【営業時間】9：00～17：00
【定休日】10月～2月の毎週木曜(祝日を除く）、3月～9月は無休
【住所】和歌山県伊都郡かつらぎ町花園梁瀬（やなせ）1020
【電話】0737-26-0836
