地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、和歌山の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

和歌山の地域情報サイト「まいぷれ」和歌山市

子育て支援情報

子どもの歯のおはなし~教えて!こたに先生~〈コロナと受診控え〉

コロナの影響で、院内感染を気にして歯医者を「受診控え」している人は多いのではないでしょうか?歯科医での感染対策などをお聞きしました。

コロナ感染拡大が収まらない今、「院内感染が怖いから、今は病院に行くのは控えてコロナが落ち着いたらいずれゆっくり…」と思っているのは私だけでしょうか?歯科医は直接患者さんの口の中を見るというお仕事柄、どうしても受診での感染リスクを考えてしまいます。けれども、自分も子どもも定期的な歯のケアは気にしたいもの。コロナの感染対策に徹底しながら予防歯科小児歯科・障がい者歯科に力を入れている歯医者が和歌山市手平にあるこたに歯科です。院長の小谷隆久さんにお話を伺いました。
こたに歯科 小谷隆久院長
こたに歯科 小谷隆久院長
こたに先生‐‐コロナの第1波の頃、海外のニュース報道等で歯科医院でのコロナ感染がとても注目されました。自分たちも正体の知れないコロナについて手探り状態の中、患者さんの予約人数を減らしたり、開院時間を短縮するなど試行錯誤の日々が続きました。ですが、第1波から時間が経った今、意外な事実があります。それは「日本国内で、歯科医(や歯科スタッフ)と患者間でのコロナ感染がまだ1例も報告されていない」というものです。その理由はまだわかっていません。ただ、ほとんどの歯科医院で、フェイスシールド装着や器具の除菌、スタッフ全員と患者さんの手指消毒など、除菌対策に一層力を入れているのは確かです。

ウイルスや細菌を分解する「光触媒コーティング」で感染対策を徹底

専門家による「光触媒コーティング」の様子
専門家による「光触媒コーティング」の様子
ちなみに当院では、昨年の8月に光触媒コーティングという加工を、壁や機材の至る所に施しました。それは、色々な病原菌やウイルスが付着したとしても、光が当たる事で、付着した病原菌やウイルスを分解してしまうという加工です。和歌山市内で取り入れたのは当院が最初で、他に取り入れている歯科はまだ少ないようです。病院のほか、小学校などの教育施設でもこのコーティングを施工した実例があります。

定期的なお口のチェックで子どもの虫歯予防、さらにウイルス感染に強い口内環境を作りましょう!

診察に向かうこたに先生。受診台の患者さんとの飛沫感染対策を徹底的に考えた特製フェイスシールド。
診察に向かうこたに先生。受診台の患者さんとの飛沫感染対策を徹底的に考えた特製フェイスシールド。
また、当院ではスタッフや患者様の手指消毒はもちろん、開院当時から障がいのある方にもお越しいただく為、個室を広く設計し、ソーシャルディスタンスの取りやすい空間になっています。
受診控えのお気持ちもあるでしょう。ですが歯科での定期検診はとても大切です。定期検診や歯科衛生士による歯のお掃除(PMTC)を怠って虫歯や歯周病がひどくなってしまうと、食べることに支障が出たり、結局は健康ではなくなってしまうからです。さらに、インフルエンザに関する研究で、お口のケアをしっかりしている人は、ウイルス感染を起こしにくいという事もわかっています。

こたに歯科ではこれからも感染予防対策を徹底していきますので、安心して検診・治療にお越し下さいね。