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キラリ☆和歌山人

和歌浦の朝を撮影した作品で初の個展開催!『中山勝裕さん』

日本遺産、和歌浦が魅せる四季折々な作品がご覧いただけます。

2019/10/15

今回のキラリ☆和歌山人は、『良誠工業株式会社 社長中山勝裕さん』松江にある会社で、普段は和歌山市を中心にバリバリとお仕事をされており、お客様と『日々誠実に信頼を深めたい』と考えておられ、活躍されています。ご友人やお知り合いが、たくさんいらっしゃる中山さん。T'scafeさんでお話を伺いました。

中山さんにこんな趣味があったとは!

初めて、写真を見た友人は、みんな驚くそうです。中山さんは、朝の日課である散歩中に、スマホで風景を撮影し始め、こんな素敵な風景を自分ひとりで収めているのはもったいない!Facebookに記録として残そう。と、投稿しはじめたのをきっかけに、今回初めての個展につながり、結果的に和歌浦の魅力を広めることになりました。朝の和歌浦を撮る人は意外と少ないそうで、朝ならではの風景や、めったに見られない風景まで、知らなかった和歌浦を見ることができます。

~モーニングショット
今回の個展のタイトルは、【中山勝裕写真展モーニングショット】。モーニングショットってラジオ番組の名前ではないですよね?という質問にも気さくに答えていただきました。朝の撮影だからです。日課である朝の散歩中に撮り続けた記録なのです。

~実際の朝の和歌浦の雰囲気はどうですか
「毎日同じところで撮るのでも、空気とか、雲の動き具合とかで全然ちがう現象が出てくるんよ。」と、毎日違う顔が楽しめる和歌浦。毎日こんな風景を見ながら散歩出来るなんて、幸せですよね。
~思い出深い写真はありますか?
「だるま夕日は、10月と3月にしか見るチャンスがなくて、2、3年通って、やっと出会えたんよ。そこにたまたま船が通ってな。」と、やっと撮れた思いをお話され、「こないだもだるま夕日出たんやけどな、行かんかったんよ。」とチャンスを逃したエピソードも。

~ご家族の反応は?
「全然興味持ってないですね。こんなの撮ってたんやって言われました。」と、ご家族が寝ている間に散歩されていたので、写真を撮っていることには気付かれていなかったとか。

~Facebookの更新がない日は
今では、毎日のFacebookの更新を楽しみにされているファンがたくさんいらっしゃるそうで、更新がない日は、メッセージで「大丈夫?なんかあったん?」と心配されるそです。そんな日は、曇りだったり、二日酔いだったりするそうです。
写真一枚一枚にエピソードがあり、毎日の積み重ねで、この素晴らしい景色を写真に残すきっかけとなり、個展にまで発展。日本遺産である、和歌浦を世界に発信したいという思いが伝わってきます。

「和歌祭四百年祭」に向けて意欲満々!

和歌浦のお祭りと言えば、「和歌祭」。毎年5月の第2日曜日に開催され、2022年には、「和歌祭四百年祭」が盛大に行われる予定です。そして、その四百年祭の実行委員長を勤められるのが、中山さんなのです!

~四百年祭では、何か構想を考えられてますか?
「和歌山城まで行列伸ばそうか。」「よさこいも、夢祭りも一緒にしようか。」「衣装も当時を復刻させようか」と、目をキラキラ輝かせながら、和歌祭をお話される中山さん。構想は広がるばかりです。今から、楽しみながら準備されているのが、とても伝わってきます。4年後の、四百年祭も今からワクワクですね。

和歌浦の子どもたちからは「見守り隊のじぃじ」と親しまれている。

朝の日課はモーニングショットだけではないんです!子どもたちの登校時間になると、「見守り隊」として、ボランティアもされています。子ども達からは、「じぃじ」と呼ばれ、「危ない!止まれ~。」と、厳しく安全を見守っておられます。
他にも、カブを乗りこなし、釣りもされ、神社めぐりや、道の駅めぐりなど、多岐に渡り楽しまれている中山さん。

~今後の、和歌浦については
「観光客を呼びたい。IRも来て欲しい。決定したら、後世に残せる。日本遺産と言う、素晴らしい和歌浦をなくさないように、盛り上げて、紀州東照宮の四百年祭を大成功におさめることが、僕の務めです。」
と、熱い思いを語っていただきました!

※IRとは、カジノの他、国際会議場・展示施設などの「MICE」施設、ショッピングモールや美術館などのレクリエーション施設、国内旅行の提案施設、ホテル、レストラン、劇場・映画館、テーマパーク、スポーツ施設、スパなどの複合観光集客施設。

中山さんの魅力

企業の社長でありながら、和歌祭の大役も任され、地域事業など、大変多忙な中山さん。大好きな和歌浦のために自ら動き、魅力を発信していく中山さんの強い思いと実行力を感じました。今回の個展も、カメラマンをされているご友人の勧めで開催されることになり、カフェのオーナーも「このスマホで撮ったんですよ。」と来店された方に、笑顔で写真を紹介されていて、中山さんのお人柄を知ることができました。
中山さんをはじめ、”和歌浦をもっと元気にしたい”と思う気持ちを持った皆さんのご協力の元、和歌祭をはじめ和歌浦は必ず盛り上がっていくと思います。

フォトギャラリー


和歌浦の魅力がたっぷり詰まった個展は「T's cafe」さんで。

今回、優しいご夫婦が仲良く営まれているカフェで取材させていただきました。とっても落ち着く空間で中山さんも気さくで楽しい時間を過ごさせていただきました。
中山勝裕写真展モーニングショット
期間2019/10/2(水)~10/27(日)
OPEN11:00~17:00金曜日は19:00まで営業
CLOSE毎週月・火曜&第四日曜日


ティーズカフェ
和歌山市古屋432-65
電話073-460-4715