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キラリ☆和歌山人

音楽で和歌山を盛り上げる |  大学生ライター曽我ちゃんのキラリ和歌山人

歌手の鎌田優美さん

2019/05/14

和歌山県でキラリと輝く活動をされている方を紹介する「キラリ和歌山人。」
今回は、テレビ和歌山「ザ!熱唱バトルわかやまカラオケ大賞」、「道頓堀盆踊りインターナショナル2018カラオケ大会」等で優勝や審査員特別賞受賞をされている 鎌田優美さんに取材してきました。

活動について

---今、行っている活動について教えてくださいますか?

和歌山市消防音楽隊とREBECCAのコピーバンドのREBECCANで活動したり、いろいろな大会に参加したりしています。そして今年の1月からは「大好き わかやま」という曲でCDデビューしました。

CDデビュー

---CDデビューおめでとうございます!どういった経緯でCDデビューされたのですか?

新聞にオーディションのことが書いてあったので自分で応募しました。昨年9月に和歌山県の六ヶ所でオーディションが行われ、最初に曲のコンテストで作品を決定し、その曲の歌い手を選ぶという順番でした。もし違う作品が選ばれていたら、私が選ばれていたかどうかわからないですね。コンテストではアップテンポとスローテンポの曲を一曲ずつ歌いました。アップテンポの曲ではディズニー映画の「モアナと伝説の海」から「どこまでも」、スローテンポの曲はサントリー「角ハイボール」CMソングである「ウイスキーが、お好きでしょ」を歌わせていただきました。そして12月の最初に決定の連絡をいただきました。CD発表が1月だったので、年末年始はバタバタでしたね。

---最初作品の曲を聴いた時はどうでしたか?

実は音源をいただく前に電話で「大好きわかやまという曲を歌ってもらいます」って伝えられて、曲名がめっちゃストレートなので照れと戸惑いがありましたが、音源をいただいて聴いてみるとすごくいいなと思いました。和歌山県全体のことを歌っていて、温かくほのぼのとした感じです。自分の作品と呼べるものを持てて嬉しく思いますし、曲を聴いた方々からもお褒めの言葉をいただいてとても嬉しく思います。

REBECCAのコピーバンドREBECCAN

---音楽活動は昔からされていたのですか?

中学、高校では吹奏楽部に所属し、ユーフォニウムという低音の金管楽器をしていました。それからはカラオケで練習して、いろいろな大会に出るって感じでした。そして2017年のLUCKY BOBの大会をきっかけにバンド活動を始めることになりました。

---そこで知り合った人と組むことになったのですか?
LUCKY BOBのオーナーさんがバンドのドラムをされていて、ヴォーカルとしてバンドに入らないかと声をかけていただきました。私はこのバンドスタートが転機だと思っています。本家レベッカのNOKKOさんのパワフルさに刺激を受けていっぱい練習しました。それからいろいろな大会で優勝や入賞することができるようになってきました。そして何より去年のテレビ和歌山「ザ!熱唱バトルわかやまカラオケ大賞」ではレベッカの代表曲である「フレンズ」で優勝することができました。

---それはまさに転機ですね。今年もテレビ和歌山の大会には参加するのですか?
そうなんですよ。今年度は前年度のチャンピオンに挑戦者が挑むという形になっているので、前年度チャンピオンとして参加させていただきます。実は明日、挑戦者に「待ってるぜ」的なビデオメッセージを収録しないといけないんですよ(笑)和歌山県は本当に歌がうまい人が多いんですよ。和歌山県は都道府県名に「歌」が入っていてそれを誇りに思っている人もいます。そして都道府県民の人口に対してのカラオケボックスの部屋数が多いことで有名なので日本1位のカラオケ大国とも言われています。そんな和歌山の大きな大会で1位になれたことを本当に名誉に思っています。

カラオケで上手く歌うコツ

---どうしたら歌が上手くなりますか?

地道に練習をするしかないですね(笑)。 週に何回とかは決めていませんが、空き時間があればカラオケで練習していますし、何らかの形で歌の練習は毎日しています。

---カラオケで高得点を出すコツってあるのですか?
1番のポイントは音程を外さないことですね。そこに抑揚とか声の強弱、ビブラートをつけるとポイントがあがります。人によってマイクを近づけたり遠ざけたりして強弱をつけているみたいです。私はそれをやってしまうと肝心な歌をおろそかにしてしまうので、自然体で歌って高得点が出る曲を探します。高得点が出せる曲のレパートリーが実は少なくて、昨年の大会で出し切っているので今年は本当にどうしようと思って焦っているところです(笑)。でも二連覇したいので1からのスタートで練習しているところです。

和歌山市消防音楽隊

---和歌山市消防音楽隊の活動をしているとおっしゃっていましたが、どうして和歌山市消防音楽隊に入ることになったのですか?

元々和歌山市消防局の非常勤事務員の仕事をしていました。そして当時、東日本大震災や紀南の豪雨災害などがあり未曾有の大災害と言われ、和歌山市消防局からも隊員達が派遣で行く姿を間近で見ていました。元々和歌山市消防音楽隊は消防隊のみで結成されていましたが、災害をきっかけに民間の人も消防音楽隊に入ってより一層活動の幅を広げようということになり私も入団しました。音楽を通して火の用心、「防火」「防災」を呼びかける活動はとてもやりがいがあります。小学校を訪問した際、子ども達が目をキラキラさせながら音楽に合わせて一緒に歌ってくれた時はやってよかったなとあらためて思える瞬間でした。これからも防火とか防災という少し重たいテーマをもっと身近にわかりやすく伝えるという使命感を持って活動していきたいと思います。

今後の活動

---最後に今後の目標について教えてください。

「大好きわかやま」を歌っていて、今までのことを振り返ることが増えました。色々なことをしてきたけど自分はいったい何をしたいのだろうとか...。ただ一つ言えることは和歌山が好きなんですよね。私には音楽しかないので、その音楽で何か和歌山を盛り上げることに一役買えたらいいなと思っています。

今後は、和歌山市音楽隊の活動はもちろん続けながら、REBECCANのバンドも頑張っていきたいです。カラオケ大会でもまだまだ上を目指して全国大会でも活躍できるようになります!そして歌手の鎌田優美として「大好きわかやま」をもっといろんな人に聴いてもらって、和歌山のご当地ソングと言われるようになってほしいと思っています。次の新しい歌もありますので、しっかり歌手として頑張っていきたいです。

まとめ

金山寺味噌と共に茶粥を食べながらの取材はとても楽しく色々なお話を聞くことができました。鎌田さんはすごくフレンドリーであっという間に時間が過ぎましたし、色々な活動をされていて本当に凄いなと感じました。鎌田優美さんありがとうございました。