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『たま電車ミュージアム号』デビューに向けて!プロジェクト運行開始!

猫の駅長がお出迎え。「日本一こころゆたかなローカル線」が、新装車両の運行に向けて支援を募ります。

目指すは「日本一楽しい電車」。

去る2月22日”にゃんにゃんにゃん“の日に、和歌山電鐵貴志川線の貴志駅にて、「(仮称)たま電車2」の正式名称及びデザイン発表が行われました。
デザインはこれまでと同じく、豪華列車「ななつ星」を手掛けた水戸岡鋭治氏。いちご電車に始まり、おもちゃ電車、たま電車、うめ星電車に続き5車両目です。
会見場に設置されたイメージパネルをバックに、和歌山電鐵の小嶋社長とウルトラ駅長ニタマの挨拶、水戸岡氏のデザイン説明が。

既存の「おもちゃ電車」を全面改装。「ロイヤルブラウン」色を基調とした落ち着いた雰囲気ながら、たま駅長やニタマ駅長達のグッズの展示に撮影スポット、トリックアートが描かれるなど随所に遊び心が散りばめられています。

さながらホテルのロビーの様。乗客の皆さんに豊かな時間を提供したい。これまでに無い新しい、楽しい電車にしたい。そう語る小嶋社長と水戸岡氏。デザイン画を見るだけでもワクワクしますね。

「たま電車ミュージアム号」デビューの為に。

お披露目が待ち遠しい新装車両ですが、この時勢の影響もあってなかなか厳しい状況だそう。和歌山電鐵では貴志川線の永続を目指し『キシカイセイ(起死回生)プロジェクト』と称して様々な取り組みを行っていますが、12月予定の新装車両運行のためには支援の手が必要です。

■「たま電車ミュージアム号」を運行したい!和歌山電鉄サポーター募集プロジェクト。

そこで、改装費用の一部に充てるためクラウドファンディングを開始。1,500万円を目標に、5月21日まで支援金を募っています。応援購入は3000円からで、ニタマの肉球印付き御礼ポストカードや限定缶バッチなど、魅力的な返礼品がもらえますよ。

プロジェクトの概要はこちら。
『たま電車ミュージアム号』を運行したい!サポーター募集プロジェクト

ニタマ駅長のクリックでクラウドファンディング募集開始です!
 

貴志川線とは。

「たま電車」
「たま電車」
「たま電車」
「たま電車」
「うめ星電車」
「うめ星電車」
「うめ星電車」
「うめ星電車」
JR和歌山駅と貴志川町の貴志駅を繋ぐ貴志川線は、沿線にある日前宮・竈山神社・伊太祁曽神社に参拝する為に整備されたのが始まりでした。
大正5年の開通以来、地元住民の足としてその役割を担ってきましたが、年々利用客は減少し、2005年に当時の運営会社が撤退を表明。
一時は存続が危ぶまれましたが、地域住民の熱意により公募で選ばれた岡山電気軌道株式会社が引き継ぎ、2006年に和歌山電鐵株式会社を設立して今日に至っています。

猫の駅長。

初代、名誉永久駅長「たま」。
初代、名誉永久駅長「たま」。
ウルトラ駅長「たま2世(ニタマ)」。
ウルトラ駅長「たま2世(ニタマ)」。
スーパー駅長「よんたま」。
スーパー駅長「よんたま」。
貴志駅も水戸岡氏デザイン。
貴志駅も水戸岡氏デザイン。
赤字路線を見事に立ち直らせた、猫の駅長「たま」の事はまだまだ記憶に新しいかと。2007年に駅長に就任、スーパー駅長・ウルトラ駅長を経て2015年に亡くなるまで、その人気は国内に留まらず海外からも多くの観光客が。
フランス映画にも出演し、訃報は海外ニュースでも伝えられるなど、亡くなった後は「名誉永久駅長」として今でも愛され続けています。

「たま」の後を受け継ぐのは、先日「執行役員ウルトラ駅長」に昇格した「たま2世駅長ニタマ」。伊太祈曽駅の駅長を務める「スーパー駅長よんたま」。
たま駅長をモチーフにした「たま電車」と並んで、今度の新車両も「たま」や「たま2世(ニタマ)」達がモチーフの猫電車です。新装車両のデビューが楽しみですね*
 

たまミュージアム貴志駅。

ウルトラ駅長ニタマが勤務する終点の貴志駅にはカフェやショップが併設されていて、ドリンクメニューが揃い、たま駅長達のグッズを購入することも出来ますよ。

◇和歌山電鐵株式会社
■和歌山県和歌山市伊太祈曽73
■TEL:073-478-0110
■FAX:073-466-3577
■営業時間:8:30~17:30