地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、和歌山の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

和歌山の地域情報サイト「まいぷれ」和歌山市

イチオシ情報

海南 nobinosにて、地場特産のたわしストラップをカプセルトイで限定販売!

初の地元企業との協働で子ども達の地場産業への関心を。職人による棕櫚の皮剥きも実施。

昨年開館した図書館機能を中心とする複合施設「海南nobinos」。1月29 日(金)より、日本で唯一純国産の棕櫚束子(シュロタワシ)を製造する高田耕造商店(和歌山県南市椋木 1948年創業)の代表商品「たわしストラップ」が、1階エントランスのカプセルトイ販売機で50個限定で販売されます。
2004年の販売開始以降、高田耕造商店が「たわしストラップ」をカプセルトイで販売するのは初めてのことで、海南nobinosが地元企業と協働するのも初の試み。地域に根差す公共図書館として、子どもたちが地場産業に関心を持つきっかけ作りを目指しているそうです。

カプセルトイの販売開始に合わせ、棕櫚の皮剥きを実施

たわしストラップ
たわしストラップ
海南市では、古くから地場産業として棕櫚を利用したホウキやたわし、ロープなどが作られていましたが、現在は棕櫚製品を扱うメーカーは数えるほどとなり、棕櫚から派生したキッチン、バス、トイレ用品などを生産する家庭日用品メーカーが多数存在しています。

棕欄の木
棕欄の木
棕櫚の皮むき作業
棕櫚の皮むき作業
旧市役所跡地に整備された海南nobinosには、市を代表する産業のルーツとなる棕櫚の木が植えられており、将来的には、この木から採れた皮を使ったたわし作りを目指しているそうです。29日(金)に良質な皮を取るための皮剥きを、日頃から棕櫚皮を採取している高田耕造商店の職人「高田大輔」氏が実施します。
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、今回は一般来館者向けのイベントとして実施するものではありませんが、高田氏のたわし作りにかける想いや、海南nobinosでのカプセル販売により地域の子ども達に伝えたいことなどをお聞きします。その模様は後日、海南nobinosのホームページにて紹介される予定です。

「たわしストラップ」カプセル販売概要
【サイズ】約2x3cm
【価格】300円(※通常価格:税込550円)
【販売数】限定50個
【種類】4種類+シークレット1種類
【設置場所】海南nobinos1階入口
【販売開始日】1月29日(金)

「賑わう図書館」開館から7ヶ月半で来館者数40万人

「海南 nobinos」は、手に取れる冊数としては日本一となる5万冊の絵本を開架し、児童書、一般書、マンガなど親しみやすい図書を中心に揃える図書館機能と、ホールや会議室などの貸館機能、常設の有料託児室や無料の乳幼児向け遊び場、広場などを備えた複合施設です。
館内にはスターバックスコーヒーも出店し、静かに本を読む場所という従来の図書館のイメージとは大きく異なる『賑わう図書館』として、1月中旬には来館者数が40万人に達しました。
海南 nobinos
【住所】〒642-0002
和歌山県海南市日方1525-6
【TEL】073-483-8739
【利用時間】9:00~21:30
※図書館機能と託児室は毎週木曜日が休止日となります。休止日であっても、図書の閲覧、貸出、返却、授乳室、子どもトイレなどは利用できます。
【休館日】12月29日~1月3日
【蔵書数】最大 約15万冊
【指定管理者】TRC海南(株式会社図書館流通センター、大揚興業株式会社、株式会社明日香)