亀に乗った観音様のお話
ユタカ交通(株)旅行事業部
皆さん、こんにちは
わかやま旅案内所です。
さて、オフィス前の和歌山城、秋のお散歩シリーズ第4弾
(この話まだ引っ張るか~
そしてどんな強引なオチが。。?)
和歌山城内、お堀や、紅葉渓などには多くの生き物が生息していますが、先日は亀さんを見かけました。寒くなってきてやや動きがスローでしたというよりほとんど静止していましたが。。。
そういえば
「亀に乗った観音菩薩さま」がいらっしゃったなあ。。
(ハイ、強引にもっていきます
)
一般的に菩薩さま方は植物であるハスのお花の台座が基本で、中には霊獣ということで文殊菩薩さまは獅子とか普賢菩薩さまは象とかもお見かけします。
しかーし、亀に乗った観音菩薩とはいったい?
その方は、西国三十三所巡礼の第22番札所「総持寺」におられます
何で亀に?というお話はお寺の創建に関わり、何とそのエピソードは「亀の恩返し」として「今昔物語集」
にも収められているほど有名なお話です。
総持寺縁起から紹介します。
平安時代、太宰府に赴任する役人がその途中、淀川を船で下っていますと、漁師達が一匹の大亀を捕らえていました。役人は、「今日は十八日で観音様の縁日です。どうかその亀を私に譲ってください。」と自分の着物と交換し、大亀を河に放してやったそうです。
その夜、河口で夜を明かした役人は、最愛の子を悪人のたくらみで河に落とされてしまいます。嘆き悲しんだ役人は「観音様、今一度我が子に、亡骸としてでも会わせて下さい。」と、日頃より信仰している観音様に祈念されました。すると昨日助けた大亀が元気な我が子を背に乗せて現れたのです。。。。(冒頭部分)
なーんか浦島太郎が少し入ってますね。
お寺の創建はエピソードの主人公、「藤原山蔭」という、藤原北家出身の平安時代の役人で「包丁道の祖」として崇められ、料理技術の上達を願う料理人や一般の方の参拝で賑わっています。
さあ、そんな総持寺にこの秋出かけてみませんか?
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