和歌山トライアンズ 試合レポート
今節の相手はトヨタ自動車アルバルク東京！
例年リーグの後半に強さを発揮してくる強豪です。
和歌山ではスーパーエースの外国人選手であったマイケル・パーカー選手が移籍し、更に先日帰化したことで大きなアドバンテージを得て、前試合まで17連勝中。
元々のプレッシャーディフェンスは健在で隙の無いチームです。
他にも全日本代表の田中大貴選手や、プロレスラーのような身体のジェフ・ギブス選手、更に控え選手にもクラッチシューターを数人擁し、17連勝中の今時点では最強のチーム！
怪我人の多いトライアンズは苦戦必至ですが、果敢に挑んで行って欲しいです！
試合前のアリーナ
前座で中学生の試合が組まれており少し早い開場でしたが、多くの方が来場されていました。
そして、いつもと違う会場ボランティアさんの顔ぶれ。
今節はバンドー化学株式会社さんの社員研修の一環でフレッシュな新入社員の皆さんが会場ボランティアをお手伝いされていたようです。
真面目に一生懸命な感じが新鮮で良かったですね！
開場前の列にはチアのユニフォームもちらほら。
今日はキッズチアパフォーマンスの日です！
中学生同士の試合は動きが速過ぎてピンボケしてしまいます。
技術は大人顔負けですね。
当日券売り場のボランティア。流石にお金を扱うところなので緊張されていたようです。
お客様がいらっしゃらない時も姿勢よく待機してました！
物販にもフレッシュな顔ぶれ。
なかなか呼び込みなどはできない感じでしたが、一生懸命でした。
たまにはカメラを気にしながらも…。
試合前
試合前のオープニングセレモニーではクラウドファンディングの選手と一緒に「記念撮影」をされた方が、個性的な衣装で記念撮影をされていました。
やはり、こういうファンディングなども楽しんでやらないとですね！
スタンバイ状態です！
大男の中でベルばら貴族の王妃様が！
楽しいのが一番です！！
敵になるとこれ程恐ろしい男は居ない。マイケル・パーカー選手。
アップ中に軽やかにダンクを決めるポール選手。
シリル選手も流石に楽々ダンク！
寺下選手も凄い跳躍力ですね。
キッズチア＆チアリーダーズ
この試合ではキッズチアのパフォーマンスもありました。
最近は貫録が出てきたような気もしますが、やっぱりキッズは可愛いですね♪
抜群の可愛さで観客を魅了していましたよ！
出欠点呼をキッズチア自身でやっていました！凄いですね。
会場の１Fフロアで事前確認！
とっても可愛いキッズクラスのパフォーマンス。
ジュニアクラスは貫録が出てきました！
安心して見てられますね。
キッズとジュニアが一緒にダンス。
実は記者はここが好きなんです！
試合後には恒例の記念撮影。
ポーズも笑顔もバッチリでした！
激しい動きの中に美しさ！ 魅力的ですね。
前半のブーツ衣装ではダンスがメインのようですね。
ハーフタイムショーではピチＴを着てのダンス。
そして…
シューズ衣装になってからはスタンツバリバリです！
ファイヤーボール♪
秘技Xout。
今日はXの直前を撮ってみました。
ティップオフ！！
第１ピリオド
立ち上がり、トライアンズはトヨタのプレッシャーディフェンスを攻めあぐね、６分を切る時点では４点しか取れない展開。
一方トヨタは＃３ジェフ・ギブス選手と＃４マイケル・パーカー選手の外国人コンビが着実にポイントを重ね、続けてポイントガードの＃８二ノ宮選手が連続３ポイントも決め、点差が更に広がっていきます。
トライアンズは流れを変えるために＃７７大金選手を投入！
ここから高島選手の動きが良くなり、３ポイント、２ポイント続いてポール選手のダンクシュートに繋がるスティールと大車輪の活躍。
５点差にまで縮めて第１ピリオドを終了します。
第２ピリオド
序盤はシリル選手がダンクを決めるなど一時４点差にまで縮めました。
しかしそこからはジェフ・ギブス選手のインサイドと二ノ宮選手の３ポイントで攻め込まれてジワジワと点差が広がってきます。
トヨタは主力全選手がタイムシェアで試合に出ておりメンバーチェンジが多いですが、その分フレッシュな状態の交代選手の動きが良く、このピリオドからはスティールとリバウンドからの速攻が増え、みるみるうちに離されてしまいます。
終盤にシリル選手がダンクなどで粘りを見せるも１３点差のビハインドで前半を折り返します。
第３ピリオド
試合開始３分過ぎまでにエグゼビア・ギブソン選手、田中選手、菊池選手、マイケル・パーカー選手と立て続けに得点を奪われて一気に２０点差になりました。
７分を切った時、寺下選手がシュートを放つ際にトヨタの選手がファウルを犯し、その後寺下選手が立ち上がれないという事態になりました。
代わりの竹田選手はフリースローを決めるも直後のディフェンスで足を痛めて、堤選手と交代。
トライアンズに取っては非常に不利な状況に陥りました。
しかし、大金選手が気を吐いて必死の攻撃。
高島選手も積極的なシュートを決めて食らいつきます。
しかしながら、トヨタの外国人選手達はすぐさま得点を取り返し、２５点の大差をつけられて第３ピリオドを終えます。
第４ピリオド
マイケル・パーカー選手がオフェンスでもディフェンスでも影響力を発揮し、持ち前の球際の強さでルーズボールなどでもトライアンズを圧倒し、残り５分を切って３２点差となってしまいました。
しかしそこから高島選手が３ポイント、２ポイントと連続でＧＥＴ！
続いて大金選手も得点を重ねます。
トヨタはマイケル・パーカー選手と田中選手が得点を重ねますが、高島選手がロングレンジの３ポイントを見事に決め、会場も大盛り上がり！
そこからはトヨタ、トライアンズともに得点を重ねますが、差を広げられないまでも縮めるには至らず、６２－９３の３１点差で敗れてしまいました。
試合開始！
トヨタのギブス選手、物凄いジャンプ力です！！！
寺下選手の果敢なドライブでトヨタのファウルを誘います。
アウトサイド大好きポール選手は今日も隙あらば狙います。
ディフェンスより明らかに高いジャンプ！
ベテランの域ですが身体能力は衰えずですね。
ポール選手の両手のダンク！ やはり外国人選手の豪快なダンクはカッコいいです！
竹田選手のキレイなシュート。
教科書に載りそうなフォームです。
シリル選手が囲まれた時はポール選手が救いに走りますよ！
高島ッスル！
肩に浮かんでいる逞しい筋肉！ 激しいトレーニングの賜物ですね！
特攻隊長大金選手。
トヨタのプレッシャーディフェンスにも突っ込んで行きます！
勇気ある色男です！
寺下選手の怪我で急遽代理でフリースロー。
見事に決めてくれました。
及ばずでした。
和歌山トライアンズ 62 - 93 トヨタ自動車アルバルク東京
アウェーでのトヨタ戦ではトライアンズは速効でのポイントが０でしたが、今回のホームではかなり改善できていて第１ピリオドではお互いの速攻ポイントが２ずつのほぼ互角の戦い。
第２ピリオド以降では差がつきましたが、序盤の頑張りをいかに続けるかが最終戦への課題です。
前日の試合で大差をつけられたリバウンドは、数字的には少し差を縮めたものの、自身がシュートを落としてそれを拾うというケースが多かった為に、実質的にはあまりリバウンドを奪っていないと感じました。
スタッツの目立ったところでは、やはりトヨタのプレッシャーディフェンスからのスティールがかなり多く、１７個も奪われてしまいました。
一方トライアンズは高島選手と大金選手がディフェンスを非常に頑張って、二人でチームの全スティールを奪っています。
更に高島選手はチームハイの１８得点の４０分フルタイム出場の活躍。
シリル選手はリバウンドが１本しか取れていないですが、随所で得点を取り１１得点。
ポール選手も３７分間の出場で１４リバウンド１２得点のダブルダブル。
川村キャプテン、橘選手、佐藤選手に続き、寺下選手までも怪我をしてしまった満身創痍のトライアンズですが、良いプレイの時間帯は確実に増えてきています。
最終戦に向けて課題の対応はもちろんですが、コンディションの調整に努めて頂いて素晴らしい試合を魅せて欲しいですね。
非常に寂しいですが、今シーズンももう終わりです。
最終戦はこれまでで最高の応援で試合を盛り上げましょう！！！
試合後のハイタッチ。
このハイタッチもこの日を入れて後３回です。
シーズンが終わるのはあっという間ですね。
この試合も応援団は大きな声で頑張っていました！
かなり疲れたと思います。
いつもありがとうございます！
試合後はキッズチア達もフリーコートでバスケットボールを楽しみました！
ちょっとシュートするだけでも大人にとっては凄くよい運動になります。
次の戦いへ！！
次回のホームゲームは兵庫ストークス！
今シーズン最後の試合で関西ダービーマッチです。
元トライアンズ戦士の中務選手、根来選手の凱旋再びでＮＢＬ2014-2015シーズン最後の試合は熱い戦いになること間違い無し！！！
皆さん、観ないという選択肢はありませんね。
ノーリツアリーナに大集合です！！
5/2(土) vs 兵庫ストークス GAME1
tip off 18:30
会場：ノーリツアリーナ和歌山
5/3(日) vs 兵庫ストークス GAME2
tip off 14:30
会場：ノーリツアリーナ和歌山
