和歌山トライアンズ 試合レポート
番外レポ:寺下太基選手らによるバスケットボールを楽しむ会
寺下太基選手の呼び掛け!
2015年1月7日に悲報が流れました。
まいぷれ和歌山も応援し続けてきた和歌山トライアンズが活動できなくなったという悲しいニュース。
和歌山トライアンズ運営会社の和歌山バスケットボール株式会社の倒産が発表されました。
このショックなニュースの翌日、1月8日に和歌山出身の寺下太基選手がツイートをしました。
「みんなでバスケしよーー!」
これをきっかけに、1月10日(土)に急遽バスケットボールを楽しむ会なるものが実施されました。
和歌山市の河西緑地公園内の体育館の両面を使って、片面は子供向けのクリニック。
もう片方は大人バスケ5on5のゲーム。
そして、寺下選手のグッズ争奪ゲームなどなど。
寺下選手のツイートを見て自主的に参加された、夏選手、石橋HC、塚本ACの計4名と沢山のブースター達総勢160名以上が集結!
純粋にバスケットボールを楽しむ素敵な時間となりました!
子供達へのクリニック
寺下選手、石橋HC、塚本ACにより、ドリブル/パス/シュート/ディフェンスなどの基礎と考え方をレッスン。
70~80人の小中学生が一生懸命に耳を傾けて教えて貰っていました。
元々、体育館を使用する予定だったチームの朝井さん(和歌山市在住)もクリニックをお手伝いされ、大人数で所属もバラバラな子供達をうまく纏めてくださっていました。
後日、何人かの小学生に話を聞きましたが、みんなが笑顔で「楽しかった!」と。
子供達にとっては本当に素晴らしい経験になったと思います。
始めに寺下選手が説明。
こうみると小学生未満の子達はあんまり話を聞いていないような。。。
低いドリブルのお手本です。190cmの身長で物凄く低いドリブルを高速でついていました。
体育館には1stシーズンの横断幕と今シーズン新たに製作された横断幕が掲げられていました。
朝井さんのサポートで寺下選手がディフェンスありのドリブルのお手本を見せています。
シュート練習では小学生未満のちびっ子の為に寺下選手がゴールになっていました。
練習が一通り終わってからは寺下選手も一緒に子供達とゲームを!
最後に子供達と記念撮影。
21時前と遅い時間だったので何人かの子供達は先に帰っていましたが、それでもこれだけ残っていて一緒に横断幕の下で写真を撮りました。
大人バスケ5on5
バスケットボールを楽しむ会ということで、大人達も沢山集まってゲームをしました。
7~8人のチームで9チームほどになっていたようです。
大人バスケのコートでは、最初から最後まで夏選手がブースターと一緒にハッスルし、極寒の体育館を熱くしてくれていました。
こちらのコートでは、朝井さんのバスケ仲間の谷坂さん(和歌山市在住)の協力で、大人数の大人や学生達を仕切って非常にスムーズに進行されていました。
驚くほどの凄腕の進行でした!
女性も主婦、高校生、未経験者と様々です!
背の順に並んでのチーム決め。
あまりの多さにハーフコートをグルッと半周。
経験者同士ではガチな勝負になっていたようです!
寺下選手も参戦!
夏選手とマッチアップか!?
中々見ることができない石橋HCのジャンプボール
ジャンプせずにヒザもヒジも曲げたままでしたが、石橋HCが勝っていました!
寺下グッズ争奪ゲーム!
クリニック、大人バスケ終了後、寺下選手のお宝グッズGETをかけて希望者全員でゲーム。
大人バスケ側はフリースロー、子供達はじゃんけん勝負です!
どちらも笑いが絶えないながらも熱いバトルとなっていましたよ。
お宝グッズは寺下選手のバッシュとウェアです!
グッズ獲得をかけてフリースロー!
ちびっ子達は寺下選手とじゃんけん対決!
GO! TRIANS!
交通の便はよろしくない体育館に、市内はもちろん市外からも県外からも集結。
大阪からも記者の知っている顔だけでも5人以上はいらっしゃってました。
この記事を書いている時点ではどうなるか分かりませんが確実に言えることは、この日集まった皆はトライアンズが大好きでバスケットボールが大好き!
そして子供達の未来を憂い、現状をなんとかしたいという思いが伝わりました。
いろいろな理由があっての今の状況だと思いますが、我々大人達はこの日の子供達の笑顔を消さないような未来を創っていかなければ!