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和歌山トライアンズ 試合レポート

選手インタビュー:#15 寺下 太基(てらした だいき)選手

独自取材で選手の素顔に迫る!第1回目は和歌山出身の寺下選手です

#15 寺下 太基(てらした だいき)
出身地:和歌山県
生年月日:1980.02.25
身長/体重:191cm / 88kg
ポジション:スモールフォワード、パワーフォワード

キャリア
和歌山工業高校→大阪産業大学→松下電器スーパーカンガルーズ→新潟アルビレックスA2→新潟アルビレックスBB→埼玉ブロンコス→滋賀レイクスターズ→和歌山トライアンズ
―まいぷれ
それではまず、今季から和歌山トライアンズでプレーすることになった経緯をお聞かせください!

―寺下選手
トライアンズ側から声を掛けられて入団を決意しました。
昨シーズン和歌山にチームができた時点から、地元へ戻ってプレーしたいという想いはあったんですが、色々な状況もあり叶わなかったんです。
今までのチームも、色々な経験を積めて充実していましたが、やはり和歌山にチームができたのなら、地域振興の意味でも地元でプレーしたいと思いました。

―まいぷれ
私も県外に出て仕事をしていたので、何となくお気持ちわかります!
では、実際にトライアンズでプレーしてみていかがですか?

―寺下選手
長い間、県外の遠い地方でプレーしていたので、両親などは観戦に来てくれても、昔からの仲間や和歌山の方々に中々試合を見てもらえる機会がありませんでした。
なので、そういった人たちにこれから自分がプレーして活躍する姿を見てもらいたいです。
さらに、地域の子ども達に和歌山からでもプロ選手になれるんだという姿を示していきたいですね。
そういった触れ合いの場を持つため、地域のバスケチームの練習に、顔出したりすることもありますよ。

―まいぷれ
大きくて立派な寺下選手に会えると、それだけで子ども達のテンション上がりそうですね!
次に、このチームの魅力はどういった所だと思いますか?

―寺下選手
そうですね、選手同士の仲が良く年齢のバランスも取れている所でしょうか。ベテラン・中堅・若手と、ちょうどよく揃っていると思います。
ただその分、キャリアが浅い選手が半分くらいいるので、今後そこをどう補い伸ばしていくかが重要だと感じています。
自分は年齢やキャリアも上ですが、言葉ではなく試合でのプレーや日々の練習など、行動で示すように心がけています。

―まいぷれ
なるほど、まさに「男は背中で語る」ということですね!武士っぽくて格好いいです。
―まいぷれ
それでは、得意なプレーや楽しさ、寺下選手の注目ポイントなどあれば教えてください!

―寺下選手
ドライブインが得意です。早い展開のバスケが好きなので、ゴールに向ってドリブルで切れ込んでシュートを狙ったり、相手を出し抜くプレーなど。
ただ、ポジション的に色々なプレーが必要なので、外側からのシュートも最近はよく狙います。
バスケは攻守の切替が早いので、自分より大きい選手や強い選手に競り勝った時に、喜びや楽しさを感じますね。
個人としては、手を抜かず常に一生懸命プレーすることを心がけているので、当たり前かも知れませんがそういった所を見てもらえればなと。

―まいぷれ
手を抜かないっていうのは、当たり前に思えて1番難しかったりしますよね。
攻守の切替が早いのは観戦していても楽しいです!トライアンズの試合しか見たことないですが、オフェンスとデフェンスで応援が違うので、声援を送るこっちも忙しくて、夢中になってる間に終わっていたり…(笑)

ではでは、今季プロ10年目を迎えられた寺下選手ですが、長く経験を積みながら活躍する秘訣などありますか?

―寺下選手
オフに体を作り直すつもりで、トレーニングで体を調整しています。
20代前半は通常のトレーニングでしたが、年齢を重ねるにつれて、年々トレーニングの負荷を高めていますね。
最低でも現状維持、さらには現状以上を目指すようにしています。
じゃないと、シーズン中に怪我をしてしまったり、最後まで戦い抜いていけないと思います。

―まいぷれ
若い時より負荷を上げていってるんですね!スゴイ、、、そりゃ私の体は年々ぷにぷにしていく筈です。
では、プレースタイルなどに変化はありますか?

―寺下選手
昔は外からのシュートはほとんど打たず、能力任せの動きが多かったように思います。若いっていうのもありましたし。
でも現在は、考えてプレーするようになりました。昔ならとにかく中に切れ込んでた場面でも、外から打つなどの判断ができるようになったと思います。
若い頃よりは、アウトサイドからのシュート成功率も上がっていますし、色々な選択肢が自分の中で増えたと感じています。
―まいぷれ
経験って自分の財産ですよね。仕事をしていてスゴく感じます。
それでは、過去のチームで影響を受けた方や、プレースタイルが好きだったり憧れの選手はいらっしゃいますか?

―寺下選手
新潟アルビレックス時代の廣瀬ヘッドコーチには、本当に様々なことを教わりました。
プロ選手としても人間としても成長させてもらい、廣瀬さんのお陰で今の自分の基板ができたと思います。
ずっと好きな選手は、ヴィンス・カーター選手ですね。背番号15も彼の影響です。あと、ポール・ピアース選手や松下時代の先輩にあたる仲村直人選手も目標としています。

―まいぷれ
では少しプライベートなお話を。休日はどのように過ごされてますか?

―寺下選手
子どもが2人いるので、休みの日は遊んだり家族とゆっくり過ごしてリフレッシュしています。
たまに、練習終わりで選手同士ご飯に行くこともありますよ。

―まいぷれ
それでは最後に、ブースターへのメッセージ・残り試合への意気込みなどお願いします!

―寺下選手
今のトライアンズは中々結果がついてこず、ブースターの方々は去年の強さを知っている分、余計に辛いと思います。自分たちも何とかしたい想いで毎試合挑んでいるので、いきなりは難しくても、徐々に強かった頃に戻れるよう、また見たいまた来たいと思えるような試合をしていきたいです。
個人としては、まずは怪我なく過ごすこと。また、毎試合万全な体調で臨んで、ベストな結果を残すことを目標としていますので、引き続き応援よろしくお願いします!
編集後記
公開練習前の貴重なお時間に、快く対応してくださった寺下選手。
雄弁な方ではありませんでしたが、実直で真面目にバスケと向き合う姿勢が、ヒシヒシと伝わってきました。
ストイックな一面も垣間見え、今自分が求められていること、今の自分に必要なものを客観的に捉え、最大限の努力をして試合に挑んでいるんだなと感じました。
そんな寺下選手の一生懸命さが伝わるプレーをぜひ生で観戦しましょう!Go!トライアンズ!!

次回ホーム戦

12/19(金) vs 熊本ヴォルターズ GAME1
tip off 19:00
会場:ノーリツアリーナ和歌山

12/20(土) vs 熊本ヴォルターズ GAME2
tip off 18:30
会場:ノーリツアリーナ和歌山

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