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ママタイムズ

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*「柿」

その16:『柿ワンタンの生姜煮込み』。もちもちワンタンとシャリシャリの柿、身体温まる一品。

2020/11/10

*地元食材で◎旬を味わうお手軽レシピ*

旬の野菜、地元の野菜や地元食材を使ったお手軽レシピをご紹介します◎
薬膳的効能や見分け方、産地情報などもちょこっと載せていますよ。
今回は、和歌山県が全国1位の「柿」です。

その16:『柿ワンタンの生姜煮込み』。

材料:     分量:約2人分
柿(大きめ)   1/2個
味醂       大さじ1
醤油       小さじ1
ワンタンの皮    16枚
玉葱       大1/4個
生姜       10g
水        1カップ
味醂       大さじ1強
白味噌      15g
葱        適量
大根菜、ほうれん草など  適量
金山寺味噌(あれば)    適量
作り方:
1、柿1/2個を16等分にくし形切りする。
2、フライパンに柿を入れ、味醂、醤油を絡めながら炒め煮する。
3、柿がしんなりしたら半分に切り、ワンタンの皮で包む。
4、玉葱は薄切り、生姜は千切りにして味醂と水で煮込む。
5、玉葱がしんなりしたら味噌を溶き入れ、ワンタンも入れて弱火で煮る。
6、ワンタンに火が通ったら器によそい、さっと湯がいた菜っ葉、金山寺味噌を添える。


POINT1:ワンタンの皮の半分に柿を置き、三角に折って端を留める。さらに三つの端を折りたたんで留める。
POINT2:レシピでは甘い「富有柿」を使っていますが、他の柿でも構いません。


※ 食材の分量はきっちりし過ぎなくて大丈夫◎人数に合った量を用意して下さいね。
注)作りやすい分量を記載していますので加減して下さい。


【このレシピに含まれる特定原材料:小麦(ワンタンの皮、醤油)、大豆(味噌)】

「柿」豆知識。

『柿』
カキノキ科カキ属
旬:9~11月。

見分け方:皮の色が鮮やかで重みがあるもの。ヘタと実の間に隙間があるものは虫が入り込んでいることがあります。
 柿は常温の方が甘さを感じます。熟しすぎた柿は冷凍庫で凍らせるとシャーベットに。
効能:甘・渋、寒性。
熱を取り除き、乾燥を潤す作用あり。身体を冷やすので多食はしないように。
ビタミンC、カロテンを豊富に含む。、また、渋み成分のタンニンにはアルコール分解作用があり、二日酔いに効果ありとされる。
(参考文献:「食物性味表」日本中医食養学会)


*和歌山での産地*
和歌山県の柿の収穫量は全国1位、全国の36%を占めています。41年連続で日本一なのだとか。
県内でも伊都地方では県全体の60%以上の生産量を誇ります。
(出典:「令和元年産柿の収穫量及び出荷量」農林水産省)
主な種類としては、甘柿の「富有柿(ふゆかき)」、渋柿の「平核無(ひらたねなし)」や「刀根早生(とねわせ)」があります。
特に、平核無などを樹の上で袋を被せたまま渋抜きする「紀の川柿」が近年ブランド化しています。
また渋柿を串にさして干す「串柿」は、かつらぎ町四郷の晩秋の風物詩となっています。
(出典:JA和歌山県農)

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