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ママタイムズ

「子どものお絵描きについて」~尾崎共さんとのおしゃべりから~

お絵描きが嫌いな子は本当に嫌いなのでしょうか?

2016/07/08

こんにちは!かおちゃんママです。先日、マタニティペインティングでお馴染み、尾崎共さんの「マタニティペイントイラスト展」に行って来ました♪
マタニティペイントと言えば、実際は妊婦さんのお腹に描かれるものですが、イラストだけを見ても赤ちゃんを心待ちにしているパパやママ、お兄ちゃん、お姉ちゃんの気持ちが伝わってきてとても幸せな気分になりましたよ!
尾崎共さんとは取材を通じて3回お会いしてるのですが、その時するおしゃべりがとても楽しくて、中でも「子どものお絵描き」についてママ同士盛り上がることが多いんです。今回は参考になるかは謎ですが、私たちが実際やっている子育ての中でのアートワークをご紹介します。

尾崎共×私でいろいろおしゃべり

尾崎共(おざき とも)
マタニティペインティング、ボディペインティング、イラスト、似顔絵など絵の世界で幅広く活躍。お客様の希望で可愛いものからリアルでカッコいいものまで描ける確かな技術は独学というから驚き!プライベートでは二人の男の子のママ。

田中かおり
まいぷれ編集部で子育てあのねっとを担当。実は大阪芸術大学芸術学部美術学科卒で、学生時代は油絵や水彩画など絵画制作に没頭していた。こちらも二人の男の子のママ。

「絵が上手なママ」=「子どもも絵が好き」とは言い切れない

尾崎さんと私の共通点は、絵が好き(尾崎さんは絵のお仕事で活躍しているので一緒にしてはいけませんが・・・。)二人の男の子のママというところ。

さらに長男は絵を描くのが好きだけれど、次男はどちらかというと違うことに興味があるのも一緒なんです。
長男の場合、たまたま家に紙や画材がいっぱいあって、お母さんの見よう見真似で描くのが好きになったということもあるでしょうし、長男の時はやっぱり親子で一緒にお絵描きや工作をする時間も長かった・・・。じっくり子どもに関わってあげられたんです。

次男の時はどうしても遊んであげる時間が短くなりました。だから、もしかすると絵を描くのが本当に嫌いというわけではないかも知れません。

お絵描きに全く興味を示さない次男にやってみたこと

私が子どもの好きな新幹線を描いたら、全くクレヨンを使わなかった次男が反応してぐるぐる。
私が子どもの好きな新幹線を描いたら、全くクレヨンを使わなかった次男が反応してぐるぐる。
「お絵描き」と言っても、初めは何かを描くというより、白い紙に色がついた!点々でもぐるぐるでも“楽しい”と思うのが大事ですよね。

うちの次男はお絵描きに全く興味を示さず、クレヨンを見ると投げるか折る・・・(苦笑)。お兄ちゃんの時とは全く違う反応・・・。ですから、描くことはは強要せず、まずは次男の好きなものを私が描いてあげる事にしました。

たとえお絵描きに興味がなくても、好きな動物や果物、乗り物などは必ずありますよね。描いた絵を見てすごくうれしそうに「もっと描いて!」とか「これ描いて」とおもちゃなどを持ってくる時もあれば、クレヨンで私が描いた絵を塗りつぶす、紙を破るなど次男の気分により反応はさまざま。
でも、ここでお母さんは臨機応変さが必要だと思うんです。

★★★★★例えば・・・★★★★★
「もっと描いて!」「これ描いて」と言って来た時・・・「○○ちゃんも一緒に描こう」とか「何色にする?」など子どもも描けるように誘ってあげる。

「お母さんが描いた絵を塗りつぶす」時・・・お母さんも一緒にぐるぐるぐるっと紙に描いて遊びに変えてみる。ぐるぐるをいっぱい描いてぶどうや顔、けむりなど楽しくおしゃべりしながら描いてもいいかも。

「紙を破る」時・・・一緒にビリビリ破って、色画用紙などに貼ればコラージュ作品に。
方法は他にもたくさんあると思いますが、まずは子どもが「楽しい」と思える時間になればいいと思うんです。

お絵描きが好きになるかもしれない「まねっこ遊び」「誰かと一緒に楽しむ」

上に「○をいっぱい描くとぶどうができるよ」と言って私が描いたら、その下に次男も真似して描きました。茶色いふさは私が後付け。
上に「○をいっぱい描くとぶどうができるよ」と言って私が描いたら、その下に次男も真似して描きました。茶色いふさは私が後付け。
ただただ、「お絵描きしていいよ」と白い紙とクレヨンやペンを渡して好きなようにお絵描きする子はいいですよね。でも、お絵描きが好きな子でもあまりしない子でも、まずは誰かと一緒にしたいですし、見てほしいんです。
お絵描きタイムが一瞬で終わってしまう子が決して「お絵描きが嫌いな子」ではないと思います。
もしお母さんやお父さんが絵を描くのが苦手なら、別におうちの人が描かなくてもお子さんが描いた絵に反応して関心を持ってあげてればいいと思うんです。
おもちゃでも絵本でもお絵描きでも、お母さんやおうちの人と一緒に遊ぶことで、遊びの幅が広がります

子どもが興味を持っていることを一緒に楽しむことが「子どもの好きなこと」「得意なこと」にも繋がるんじゃないかなぁと思います。


お兄ちゃんに刺激されて色を塗り始めました。
集中力は続かないけれど楽しそうで何より。
お兄ちゃんが描いた左の絵を見ながら次男も真似して描きました。

尾崎さんが親子で新聞紙で作った海の仲間達~親子の時間、一緒に創意・工夫~

「お絵描き」とは違いますが、尾崎さんが親子で作成した魚やイルカたち。新聞紙でこんな風に作れるんですね!
新聞紙遊びと言えば、私はびりびり破いたり、くるくる丸めて剣の様にしたり・・・どちらかと言うとその場で楽しむような遊び方しかしてこなかったのですが、こんなに立体的な作品になってしまうとは驚きです。

たまたま上のお子さんと家で二人だった尾崎さん。
「お母さんと二人だねえ、何する?」と聞くと、そうだなあ~としばらく考えた後「お母さんと、何か作りたい!!!」と言ってきたんだそう。お子さんと二人で丸めたり、畳んだり、クシャクシャにしたり・・・。この一緒に考えていろいろやってみる時間がすごく大切ですね。


お子さんの「やってみたい」という気持ちを大切に

左は尾崎さん作、右がお子さん作。
左は尾崎さん作、右がお子さん作。
尾崎さんはお子さんに自分の画材(絶対ダメなもの以外)を好きなように使わせてあげているそうです。私も色鉛筆やペンなど描きやすくて少しいいものでもできるだけ貸してあげています。
色鉛筆やクレヨンの色乗りが良く、発色が良いものは描いていて楽しいですし、出来上がりに大きな差が出ます。

特にお子さんが小さい時は筆圧があまりないのでできれば「見た目はクレヨンだけどあまり色がつかないもの」ではなく、描きやすいもの、色がよく出るものを選んであげてください。

他にも尾崎さんの下のお子さんはある時期ティッシュを何枚も使って丸めることを始めたそうなのですが、すぐさま「もったいないからやめなさい!」と言わず、お子さんが夢中で始めたことならと自由にやらせてあげたそうです。その余裕、なかなか持てないですよね・・・。

テープやのり、はさみなど道具は使わなければ上手にならないですし、工作に使う材料、お絵描きに使う紙、画材などそれぞれの特性を活かして自由に使いこなせると作品の幅が広がると思います。
「部屋が散らかる」「危ない」などお母さんの時点でおっくうにならず自由にやらせてあげる、そして褒めてあげてほしいです!

「新聞のさかな」の作り方

(1)新聞を折り、緩めに腕に巻き付け、テープか糊で止める。
(2)一枚を二つに折って、手で掴む。
(3)掴んだまま、腕の方へ巻き付けて留め、もう一枚その上から巻き付ける。
(4)折らずに広げたまま(2)と同じように手で掴む。
(5)ひじの方へ折り返して、テープで留めて(ひもやリボンで結んでもOK)尾を作ります。
(6)正面から見た画像です。
(7)新聞を丸めて目を作って貼り付け、折った新聞で背びれも作って貼り付けて出来上がり。
(8)口の部分が動かせるので、このまま握手したり、くわえさせたりと遊べます♪

◆◆◆編集後記◆◆◆

今回「お絵描き」についていろいろ書いてみました。私は先生でも何でもないので、あくまでも子育て中のママ目線ですが、二人の子どもの成長を見ていく中で、好きなこと、夢中になれることがあるというのは本当にその子にとって幸せですし、それをもっと楽しくさせる、力を伸ばしてあげるにはおうちの方の関わりが必要不可欠だと思います。
尾崎共さんは子育て世代向けのワークショップなども開催しており、これからは親子で楽しめるアートなどもご紹介していきたいと思っています。お楽しみに♪