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ママタイムズ

第3回子育てセミナー~優しさに包まれたなら~

毎日大変な子育ての中で、子ども達からのメッセージを受けとめてあげていますか?

2016/06/24

こんにちは、かおちゃんママです。
みなさん毎日の子育ては楽しくできていますか?頑張りすぎて疲れていませんか?
今回は、「第3回子育てセミナー」~優しさに包まれたなら~をご紹介します。
このセミナーは4人の先生による「目に見えない部分の心や意識の持ち方、目に見える部分での子育てにおける対処法や親子の触れ合い」など、さまざまな角度から気づきを与えてくれる内容。
今回は小さいお子さんを持つママ達がたくさん参加されていましたよ!

今回お話してくださった4人の先生方です!

relation lier (ふらしおんりあ)
河西 由加里 先生
C.P.P セペペ ハッピーセラピー
片山 浩子 先生
トリプルP
小堀 理恵子 先生
JEBジャパンイヤービューティー協会
中本 多紀 先生

子どもが伝えたいメッセージを感じられる自分でいるために・・・

まず最初にお話してくださったのは、元保育士であり、現在はヒーリングサロンrelation(ふらしおんりあ)をされている河西由加里先生。

「子育てって不思議なことがいっぱい起こりませんか?人生で起こるすべての出来事はチャンスです。大変なこと(課題)があっても乗り越えられない課題はないですよ。」
子育て中は毎日大変でイライラしたり、疲れたりすることも必ずありますよね。そんな時少し考え方を変えるだけで楽になることもあります。
例えば、子どもが泣きやまない時、“なんで泣きやまないの?”ではなく“何かを気づくために泣かれたい私がいる”と感じてみる。先生は子どもが何を伝えたいのか「考えるのではなく、感じてください」とおっしゃっていました。そして、「いつもは子ども1番に考えているお母さん自身をご満悦にしてあげること、自分に優しく、愛してあげることが大切」だともおっしゃっていました。

「自分のことを毎日褒めてあげて下さい。お子さんとも、お風呂に入ったときなどにお互い褒めあうんです。お母さん自身が変われば、子ども達、家族など周りの人達も変わっていきます。」

「子どもは貴方を選んで生まれてきたんです。お子さんをハグして大好きだよと言ってあげてくださいね。」

自分の心の奥にある感情や子どもが伝えたいと思っていることを感じられる「心の耳を持つ」ことを意識していきたいですね。

ハッピーセラピー「お絵描きから子どもの目に見えない気持ちや体調もわかっちゃうんです」

次にお話してくださったのは、C.P.Pハッピーセラピー片山浩子先生。

みなさんカラーセラピーはご存知ですか?色にはそれぞれ意味があります。その人がその時選ぶ色から色々なことがわかるんです。
例えば、親子の関係、ストレス、体調、言葉に出来ず我慢している感情など・・・。

お子さんが絵を描くとき「上手・下手」で見るのではなく、どんな色を選んでいるかを見てみてください。
先生のお話の中で「子どもが学校に行き始めて、図工の時間に顔の絵を紫で塗ったら“顔の色は肌色で”と言われた。でも実はこれは子どもからのSOSかも知れません・・・。一色の色に
ポディティブ ネガティブ両方の意味があります。その時によって紫が
精神的なダメージを表していることがあります。原因が何かを探して優しく包み込んであげてほしいです。」とおっしゃっていました。

他にも、「食べ物は目で食べるとも言います。などお子さんの食事はできるだけカラフルに盛り付けてあげてほしいです。」と食事についてお話してくださいました。

ちなみにオレンジには胃腸を刺激し、食欲を促す効果が、逆に寒色系は食欲を減退させる効果があるそうですよ。参考にしてみてくださいね!

今日から実践できる子育てのヒントをお話してくださいました!

次は保育士でNPO法人トリプルP認定ファシリテーター小堀理恵子先生。

トリプルPは「前向き子育てプログラム」と言って、子どもと前向きな親子関係をつくる、子どもの成長を促す、子どもの難しい行動に対応する・・・などに関する情報や方法を紹介する活動をされている団体。小堀先生のお話の中には、今日から実践できる子育てのヒントがいっぱいありました。

<例えば・・・>

・部屋の中に危ないものがないか普段からチェック(危ない、だめ等の否定的な言葉を使わなくて済むのでこそだてのストレスを減らす)
・子どもの熱中する遊びを知って与えてあげる(ねんど、ブロックなど好きな遊びを楽しんでいると退屈しないのでイタズラをしにくくなる)
・子どもが話しかけてきたらちゃんと聞いてあげる
(子どもが関心を示していることを共有する)
・子どもの良い行いに気づきほめる。ただ「良かった、ありがとう」ではなく、どのような行動がよかったか詳しく言う
(好ましいと思う行動をほめると、子どもはその行動を繰り返す)
・少し離れた所で遊んでいたらニコッと笑ってあげるだけで子どもはうれしい(自分に関心を示してくれている)
・・・など。

こうやって文字にすれば簡単なことばかりですが、親子間や子どもにとってとても大切な事だと思います。
お母さんのほんの少しの心がけで変わっていけるかもしれません。
後は、お子さんが自分の気持ちを表現できるようお話を聞いてあげる、自分の良い所を言ったり、お友達の良い所を言うのもいいそうですよ!

「耳で癒す、心のコミュニケーション」

最後は、JEBジャパンイヤービューティー協会中本多紀先生のお話です。

「お子さんに耳かきしていますか?耳かきは親子のコミュニケーションツールです。」

東洋医学で「耳は総脈の集まるところ」と記されているほど、耳はとても神秘的で不思議なところなんです。
耳つぼはダイエットでは有名ですが、ほかにも頭痛、肩こり、自律神経失調症、美肌、眼精疲労などを緩和予防できるそうなんです。
先生が、大きな耳のパネルでわかりやすく説明してくださいました。



今回参加されているお母さん方は、きっと子育てやいろいろなことに一生懸命の方ばかり。でも、一生懸命過ぎると疲れも出ますよね。そんな時セルフケアにもなる耳のツボを教えてくださいました!
みんなで一緒にマッサージです。

他にも、お子さんにしてあげられる「熱を下げるツボ」「鼻が通るツボ」なども教えて頂きましたよ。


セミナー後も先生とのセッションやリンパマッサージ、イヤーエステなどを体験できました。

セミナー終了後は、各ブースで先生方とセッション。
カラーセラピーは親子でお絵描きしたものを見て先生がカウンセリングしてくださいました。
イヤーセラピストのみなさんがお子さんの耳掃除の仕方を教えてくださったり、耳たぶリフレ、リンパ&ヘッドマッサージなど、お母さん方は束の間の癒しの時間を満喫されていましたよ!
今回の子育てセミナー「優しさに包まれたなら」はこれからも定期的に開催されるそうです。次回は9月に開催予定ですので、みなさんも参加してみてはいかがでしょうか?



最後にセミナーを主催された河西由加里先生からメッセージです

私たちは
こどもが見せてくれる出来事、
行いから
わたしたち大人に
伝えてくれているメッセージを
見抜いていける
心の目の持ち方をお伝えしていきたいと感じております。

親子であれど
他者は変えることはできません。
じぶんが変わると
周りが変わるのが真理です。

今後共
こどもの年齢限りなく
(今回は幼児のママさんが多かったですが)
こどもに関わる方たちに
ママ
パパ
おじいさま
おばぁさま
先生たちと
大人の方たちに聞いていただきたいお話を定期的に開催させていただきます。
誰もの人生かならずうまくいきます。

ありがとうございました。



relation lierふらしおんりあ
河西 由加里





◆◆◆取材後記◆◆◆

子どもが小さいうちは、子育てに追われて毎日必死で、これでいいのかな?と思いながらもなかなか自分自身を見つめるとか、子どもの気持ちにじっくり寄り添うという余裕がない。これって私だけ?
今回のように一時保育もあって、見えるもの、見えないもの色々な角度からの気付きをもらえるセミナーは珍しいのではないでしょうか?
自分が気付いていなかったこと、知らなかったこと、見えていなかったことを知って自分に足していく作業は子育て中のお母さんに限らず、前向きに進んでいくために必要だなぁと思いました。

ライター紹介

まいぷれ編集部 かおちゃんママ

二人の男の子の母。子育て中のみなさんに便利で子育てが楽しくなるページ作りを目指し、取材に出掛ける日々。
7月は子どものサッカーやキャンプ、家族旅行などなんだか知らない間に予定が詰まってきましたが・・・夏満喫したいですねっ♪