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気になるあの店@和歌山

気になるあの店@和歌山名物?「焼きカレー」誕生の謎に迫る!

アポロ(十番丁)・喫茶チクエイ(東ぶらくり丁)

2016/10/11

焼きカレーが食べられる、もう一つのお店「喫茶チクエイ」

アポロを出た後に編集部が聞きつけたのは、もう一軒焼き飯にカレーがかかった商品を「焼カレー」として出しているというお店の情報。そうと知ったらじっとしてられない…ということで、同じ2人で飛び込んできました!
噂を聞きつけやってきたのは「喫茶チクエイ」。東ぶらくり丁、雑賀橋のたもとにあるコーヒーマークの看板が目印です。店内に入るとカウンター席があり、その奥をさらに進むとテーブル席が5つほど配置されています。沢山の漫画やフィギュアなどが置かれていて、お料理を待つ時間も十分楽しめそう。

さっそくメニューを手に噂の商品を探すと、ありました!
ヤキカレーとカタカナで書かれていて、写真もばっちりついています!他にも美味しそうなメニューが並ぶなか、気になる文字が… “やきめし on 焼肉”

気になる!!!ということで、ヤキカレーと同時にやきめし on 焼肉も注文してみました!!
これがチクエイの「ヤキカレー」。深い皿に盛られ、こちらもボリューム十分。スープもついていて、お昼のランチ時やちょっと小腹が空いたな~なんていう男性女性どちらにも嬉しいセット。
そしてもう一品、気になって頼んだ「やきめし on 焼肉」も登場!こちらも中々のボリューム感に圧倒されます。ビジュアルは、まさに焼き飯の上に焼肉が乗っています。

気になるお味は?…実際にいただきました!

まずメインのヤキカレーから、いただきます!!

焼き飯は程よいパラパラ具合。具のハムや卵がふんわりとしていて、立ち上るバターの香り。カレーと合わせて食べると、焼き飯の味は主張されすぎずに相性ばっちり。カレーは少しトロミがあるのと、焼き飯のバター風味が「喫茶チクエイ」ならではの味つけだなと感じました。
ちなみに、一緒に添えられたウスターソースをおもいきって焼き飯にかけてみると、ソースの甘みが加わってとっても美味。セットのスープはコンソメの卵スープで、こちらも優しい味でホッと一息ついてしまうような落ち着いた味でした。

やはり焼き飯だけ、カレーだけ、とそれぞれ単品で食べてもとても美味しい上に、一緒に口にいれても違和感なくむしろ成立しているヤキカレー…!不思議です!





次に「やきめしon焼肉」。

一口頬張った長戸さんは…

とても驚いていました(笑)。興奮気味に「想像していた焼肉と焼き飯の味をはるかに超える衝撃です!美味しい~」と力説。
焼き飯の上にドーンッと乗っている焼肉。定番の焼肉ソースの味ではなく、下に盛られた焼き飯と相性が合う甘辛いソースがかかっていました。ヤキカレー同様、焼き飯は少しバターの風味がきいていてふわふわの卵とハムがまた美味しい。そして添えられていたのは、「タバスコ」。焼肉の上に少しかけて一緒に食べると、ピリッとした辛さがアクセントに。味が変わることで、量が多いかもと思えた「やきめし on 焼肉」、ペロッと完食してしまいました。

カレーの時には福神漬けだったのが、やきめし on 焼肉の時は刻み紅生姜という「つけあわせ」ひとつにしても相性バッチリの組み合わせが、さらに美味しくご飯をいただける秘密かもしれません。

「喫茶築映」から引き継がれ、9割が常連客の愛されるお店。

「喫茶チクエイ」のオーナー様とその奥様にお話をお伺いすることが出来ました。


ーー突然ですが、なぜ焼き飯とカレーを合わせようと思ったんですか?

実は、僕が考案したのではなくお客様の「焼き飯にカレーがかかったの、食べたい。」という一言から、この商品が出来上がりました。


ーーええ!まさか一言で本当に誕生しちゃったんですか!?

そうです(笑)このお店のお客様は9割が常連のお客様です。そんな常連客の皆さんを大事にしたいと、僕たちも思っています。だから、お客様が「食べたいな」と呟いた一言に応えて料理をつくりました。今出している料理の中にも「マスター、こういう料理食べたい」って一言から出来た料理が結構ありますね(笑)


ーーこのお店はいつからオープンされているのでしょうか。

この店舗は11年前にオープンしました。


ーーこの店舗は、ということは「喫茶チクエイ」の前の店舗があったのでしょうか?

はい。このぶらくり丁には、昔映画館が3つあってその内のひとつ、「シネマプラザ 築映」の中に「喫茶築映」ができたのが55年前でした。そこで元々従業員として働いていて、30年前に、僕がお店を引き継ぎました。


ーー映画館、ありましたね!その築映から名前をとって「チクエイ」なんですね。

そうなんですよ。シネマプラザ築映が閉館になった後、今の店舗に越してきたのが11年前なんですが、映画館の中にある時からお世話になっていたお客さん達にもわかりやすいように、屋号をもらい受け、「喫茶チクエイ」にしました。


ーーなるほど、55年前から変わらず愛され続けているんですね。

ありがたいことです。このお店の9割は常連客のお客様ですから、好みの味や好き嫌いなどほぼ把握しています。いつまでも変わらずお店に来てくれるのは本当にありがたいことなので、家族のように大事にしていきたいなと思っています。
市内でヤキカレーが食べられるお店として、突撃取材した「アポロ」、「喫茶チクエイ」。それぞれの焼き飯とカレーが合わさった商品誕生のお話を聞いて、驚いたことに「お客様からのリクエスト」という共通点が判明したのが面白かったです。加えてお客様を思う両店の気持ちが、一度だけの商品ではなく「愛され続ける商品」になったんだなと感じました。他にも気になるメニューがどちらのお店にもあって、一度では語り尽くせないので、記事を読んで気になった方はぜひ、一度お店に足を運んでみてはいかがでしょうか。