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キラリ☆和歌山人

日本を代表する乗り物メーカーをつくる。その第一歩がglafitバイク

glafit 代表(運営母体 株式会社FINE TRADING JAPAN代表取締役) 鳴海禎造さん

2017/06/21

和歌山でキラリと輝く活動をされている方を紹介する「キラリ☆和歌山人」。今回は、今話題のglafitバイクを発表し大注目のglafit 代表(運営母体 株式会社FINE TRADING JAPAN代表取締役) 鳴海禎造(なるみていぞう)さんに取材してきました。
glafit 代表(運営母体 株式会社FINE TRADING JAPAN代表取締役) 鳴海禎造さん
glafit 代表(運営母体 株式会社FINE TRADING JAPAN代表取締役) 鳴海禎造さん

乗り物を通じて驚き・感動・笑顔を世界中に発信する。

---まず、いま大注目のglafitバイクの事をおきかせください。

はい、まず私たちは日本を代表する次世代乗り物メーカーになる事を目指しています。そして、乗り物を通じて、驚き・感動・笑顔を世界中に発信し100年先も続いていく企業になる、そんな思いがあります。
100年ビジョンの取り掛かりとしてまず、5年前に乗り物メーカーを見据えたブランドを立ち上げました。それが「glafit」です。glafitとは、”glad”と”fit”という2つの言葉から成り立っているもので、ブランドコンセプトとしては『funride & fundrive』。単なるライド、ドライブではなくそこに「FUN」がつく。単なる移動手段の1つではなく快適で楽しい乗り物を作る、という思いがあります。

---なぜ、バイクから始めたのですか?

日本の自動車メーカーの100年を振り返ると、大手メーカーHONDA、SUZUKI、NISSANなどすべての原点は自転車にエンジンを付ける事から始まっています。そして今後はガソリン技術が電気に置き換わる。それを踏まえて「glafit」初の乗り物となる、電動ハイブリットバイクの開発からはじめる事になりました。
ペダル走行モード・EV走行モード・ハイブリットモード glafit「グラフィット」 引用
ペダル走行モード・EV走行モード・ハイブリットモード glafit「グラフィット」 引用
カラーバリエーション glafit「グラフィット」 引用
カラーバリエーション glafit「グラフィット」 引用
---なるほど。それで出来たのがglafitバイクですね。

はい。約2年前から開発を進め、電動バイクの機能を持ちながらペダルで走行する事も出来る、画期的な次世代の乗り物としてglafitバイクは生まれました。
走行モードは3つ「ペダル走行モード・EV走行モード・ハイブリットモード」と3つの走り方があり、特徴は「ペダル・折りたたみ・電動(EV)」です。指紋認証のキーレス機能や携帯充電の為のUSBポートなどユーザーの「欲しい機能」にも応えています。
また、持ち運べるのは大きなポイントですね。和歌山の難点は交通機関が少ないこと。お酒を飲んだ帰りはタクシーに積んで帰る、なんて事も出来ますよ。

glafitバイクの紹介記事はこちら
車・タクシーにも楽々積むことが出来る。 glafit「グラフィット」 引用
車・タクシーにも楽々積むことが出来る。 glafit「グラフィット」 引用
---とても良いアイデアですね。glafitバイクを作るのに苦労された事はありますか?

記者会見まではあちこちで「事例がない。上手くいくわけがない。」と否定される事が多かったですね。ただ、「これはみんなに喜ばれる!」という自信が自分の中にあったのでその気持ちを信じて貫いた、という感じです。glafitバイクは、バイク好きな社員の案をカタチにしたものなのですが、実は私自身は今までバイクには全く興味がありませんでした。

---全く興味が無かったのでしょうか?

はい、全く。車・バイクのパーツを販売している会社ですが、私は車派でバイクに興味がなく、原付きも乗ったことがありませんでした。glafitバイクはバイク好きの社員が企画したもので、バイクに全く興味を持っていなかった私が、面白い、乗ってみたいと思った事が大きいと思っています。無関心であった私が乗りたいと思うのだから、世の中に伝わりさえすれば同じく関心を持つ人がたくさん現れるのではないかと思ったのと、みんなに喜んでもらえる自信はありましたがそれを確信に変えたい!という思いで、まずはクラウドファンディングで試そうと決断しました。

---どうしてクラウドファンディングだったのですか?

クラウドファンディングは、「こんなモノやサービスを作りたい」といったアイデアやプロジェクトを、インターネットサイトを通じて、呼びかけ共感した人から広く資金を集める方法です。完全に商品化出来ていない商品でも参加出来る事がポイントでした。また、クラウドファンディングのサイトの中でも日本では一番多くの人に発信できるMakuakeさんを選びました。

---なるほど。そのクラウドファディングMakuakeさんがすごい金額になっていますね!

そうですね。Makuakeさん無しでは今回のglafitバイクはありませんでした。予想を越えた金額になって嬉しいですが、これは協力して頂いた周りの皆さんあってこその結果です。一番大事なのは沢山の人を巻き込んでいく発信力だと思っているので、これからも社員友人はもちろん、地域のみなさんや、いろいろな人を巻き込みながらもっと上を目指していこうと思っています。
2017年7月20日時点 Makuake(株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング)引用
2017年7月20日時点 Makuake(株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング)引用
Makuake glafitバイク ページはこちら

最初は目標もなにもなかった。

---昔の鳴海社長はどんな方だったんですか?

15歳の頃からお小遣い稼ぎに服やパソコンの個人売買、20代前半で車の中古パーツや中古車の個人売買をしていたので商売は身近なものでした。大学を卒業し、中学生の頃から目標にしていた教員免許をとって教師になろうとしたのですが「本当に自分は何をしたいのか」と考えた時に「やはり商売をしたい」と2003年に個人事業主として自動車販売、修理ショップ「RMガレージ」を創業しました。それからは本当に大変な時代でした。1000万円以上サラ金に借金していた事もありましたし、リーマン・ショックで輸出が絶望的になった事もありました。その後、海外製品を日本に持ち込み輸入販売し、会社は急成長していきましたが、社会経験のない私の会社はほんとうに無茶苦茶でした。社員さんから「朝礼・終礼いるのでは?毎日出社して挨拶したほうがいいですよ」と言われた事がありましたが、私は会社には行きたいときにだけ行ったら良いと思っていました。ちょうどその頃、急成長していたにも関わらず、知らぬ間に倒産寸前になっていました。人を雇うこと、動かす事は難しいなあと友達と話していた時、それが自分自身に問題があると気づき、自分を見つめ直そうと自己啓発のセミナーに通う事にしました。

そんなある日、取引先の社長に本を紹介して頂く事がありました。いつもはまんがくらいしか本は読まないのですが悩んでいた私は新幹線の中でその本を夢中で読みました。それが大久保秀夫さんの「決断」でした。その内容に衝撃、そして感動し、大久保さんのセミナーに参加し、弟子入りを申し出て「大久保塾」に通いだしたのが私の一番の転機でした。
左:大久保秀夫氏 右:鳴海社長
左:大久保秀夫氏 右:鳴海社長
---大久保さんは鳴海社長にとってすごい影響だったのですよね?
はい、大久保さんに出逢った事で価値観や考え方が変わりました。まず、今まで無かった会社の当たり前をつくる事を始めました。理念・ビジョン・事業計画を発表したり毎日の朝礼と掃除、定期会議と定期面談、定期昇給や賞与、手当に関する仕組み、同友会等の様々な学びの場への参加など…一般の会社では当たり前の事を一つ一つ、創り上げていきました。
現在では離職率ほぼ0、有給は100%消化の優良企業になっています。

---そんなにガラリと変わったのですか??
はい、自分自身も見違えるように変わったと思いますよ。うちの古くからの社員に一度話をきいてみてください。

鳴海社長の変化を社員の福山さんに伺いました。

---鳴海社長はどのように変わったんですか?

昔は社長という雰囲気ではなかったですね。いつもお決まりのルーティンを毎日こなすだけ。社長がいなくても
会社は回っていましたし、いたとしても特に指示をくれる事もなく、詳細をつめる事もありませんでした。もちろん、会社らしい決まりもないわけですから、「ずっとこの会社で働いて大丈夫だろうか」とみんなで不安になっていました。5年程前から何かセミナーに行っていることは知っていましたが、あまり気にも止めていませんでした。その後「glafit」を立ち上げるとなった時に、これからの明確なビジョンを語る社長の姿に、今までの社長ではないことに気付きました。今では会社の方向性を見せてくれるようになったので、すごく仕事がやりやすくなり、社内も社員一同が目的に向かって一緒に進んでいるという一体感があります。

---職場が良い雰囲気に変わった事で生まれたのが「glafit」だったのですね。

そうですね、会社がしっかりする事で社内の雰囲気も変わりましたし、やる気が出たというか、活気づいたんだとおもいます。そんな中、社内コンペからうまれたのが「glafit」でした。

---なるほど。そうやって良いアイデアが生まれるのですね。福山さん、ありがとうございました。

地元和歌山に恩返しできること。

---ひとつ気になっていたのですが、鳴海社長はなぜ都会ではなく、あえて和歌山で事業をしているんですか?

東京でしか出来ない事は、広報くらいしかないと思っています。地方にこそチャンスはあると思いますし、地方代表である和歌山で出来るのなら、その他の地方でも出来る事を証明したかったからです。新マーケットの創造、中小企業による地方創生は和歌山からでも発信できますし、今まで育ててくれた縁深い地元和歌山でお世話になった方々にお返しして行こうと思っています。「和歌山から発信するんだ!」と強く決意しています。

---今後はどんな展開をして行きたいと思っていますか?glafitの展開を教えてください。

glafitバイクは持っているのが当たり前、乗っているのが当たり前。どんな場所でも日常的に使えるバイクを目指していく。ありそうで無かったものを日常にしていきたいと思っています。
glafitの展開としてはまだまだ進化していきます。今回はほんのスタートでしかありません。二輪以外の乗り物もどんどん発表していくつもりです。今後は生産工場と研究技術を和歌山で展開していきたいと思っています。そして大きな産業にして和歌山の雇用を生み出したいと思っています。それが地元和歌山に対する使命であり恩返しだと思っています。

---ありがとうございました。これからの和歌山が楽しみですね。
glafitバイク
glafitバイク

編集後期

現在(2017年7月20日時点)Makuakeで1億730万9千円の支援金を突破し、クラウドファンディング史上日本1位を達成したglafitバイク。
鳴海社長にしっかりとしたビジョンを語って頂き、また良いと思ったものを真っ先に取り入れていく柔軟な姿勢に次世代の和歌山の担い手だと感じました。目を輝かせながら、ワクワクするような未来の展開を語って頂き、記者の心もこれからの100年の未来に期待を持ちました。今後も「glafit」の展開、鳴海社長の展開に目を離せません。まいぷれ和歌山では今後も鳴海社長を追いかけていこうと思います。

【祝!!】7月20日『glafitバイク』クラウドファンディング日本最高額達成♪1億730万9千円!

7月20日、クラウドファンディングMAKUAKEで『glafitバイク』が日本最高額を達成いたしました!
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