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わかやまサイクリングフェスタ2017|県内外から自転車好きが600人参加!和歌山と海外の深い絆も。

2017年3月26日に開催された「わかやまサイクリングフェスタ」は、早朝から開催され初心者も笑顔で完走。

わかやまサイクリングフェスタ2017 スタートの様子
わかやまサイクリングフェスタ2017 スタートの様子
2017年3月26日、和歌山市民スポーツ広場で開催された「わかやまサイクリングフェスタ2017」。和歌山県としては初の本格的サイクリングイベントということで、自転車好きな人たちが県内外合わせ、なんと600人がエントリーしました!

デンマーク・インドネシアからの招待者と、新な絆を感じた開会式

早朝8時から行われた開会式には、仁坂県知事を始め多くの方から挨拶があり、中でもフレディー・スヴェイネ駐日デンマーク王国特命全権大使は、「デンマークでは、自転車は移動にかかせません。特に、コペンハーゲンでは自動車より自転車の数が多いほどです。今日は妻と二人、初心者コースの10kmを走ります!みなさんと走るのが楽しみで、特にインドネシア共和国のチームと共に参加できることを嬉しく思います。」と締めくくりました。

それを受け、インドネシア共和国日本担当 ラフマット・ゴーベル特使は、自分たちのチームユニフォームをスヴェイネ夫妻に渡し、スヴェイネ大使からもお返しにとTシャツが送られました。新な友好関係が、和歌山でのサイクリングを通じ築かれる瞬間となりました。
写真中央 (左)駐日デンマーク王国特命全権大使 スヴェイネ氏 (右)インドネシア共和国日本担当特使 ラフマット・ゴーベル氏
写真中央 (左)駐日デンマーク王国特命全権大使 スヴェイネ氏 (右)インドネシア共和国日本担当特使 ラフマット・ゴーベル氏

コースは3種類。上級者から初心者まで、楽しめる自転車コース!

今回のコースは3種類。
上級者は約160kmの長距離コース「天空の聖地~高野山センチュリーライド~」。和歌山市をスタートし、海南市→紀美野町→高野町→かつらぎ町→橋本市→九度山町→紀の川市→岩出市→和歌山市にゴールするという超難関コース。高野山などの世界遺産をめぐり、スタート・ゴールを含め8カ所のエイドで地域の特産品等を含む補給食もしくは軽食及びドリンクが提供されます。距離、高低差共に難易度が高いため、リアイア必須と言われるほど。

中級者は約60kmの「紀の国うまいもん満喫ライド」。和歌山市をスタートし、海南市→紀美野町→紀の川市→岩出市→和歌山市にゴール。コース内には4カ所のポイントがあり、和歌山ラーメンや和歌浦せんべいなど、美味しい和歌山の味を満腹になるまで食べられます。

子どもと一緒に楽しく走る初心者は約10km「サイクリングデビューわくわくライド」。紀の川沿いを走り六十谷橋のあたりで折り返し、スタート地点まで戻ってくるコースです。先導するスタッフに続き、ゆっくりとしたペースで走れるので家族連れに人気です。また、初心者コース内では二人乗り自転車(タンデム)も体験でき、視覚障害者も家族と一緒に自転車に乗り風を感じることができます。
エントリー番号でチームがわけられ、3分毎にスタートします。スタートを待つ間、司会者が参加者に話しかけると「岩出市から、早朝自転車でここまできました!」「京都府からの参加です」「泉佐野市からです」と、県外からの参加者の声が届きました。また「和歌山ラーメンを食べられるのが、本当に楽しみです!」と中級者コースの方は食欲を湧き上がらせながらコメントしていました。

川沿いの冷たい風を受けながら、次々とスタートラインに立つ参加者が、合図と共に走り出します。「いってらっしゃい」という司会者の元気な声に「おお~!」と声を上げながら、ペダルに力を込め踏み出します。

サイクリングデビュー、親子で一緒にイベントを楽しむ姿も

初心者の「サイクリングデビューわくわくライド」を走り終えた方々は、スタート兼ゴール地点で温かいわかめ汁とおにぎりを受け取ると、用意された机に座り冷たい風にあたった体を温めていました。
写真:初心者コースに参加された親子
写真:初心者コースに参加された親子
今回10kmコースを終えたご家族に感想を聞きました。
「このイベントは、新聞折込を見て知り親子でこういったイベントに前々から参加したかったので、すぐに決めました。もともと自転車は好きなのでとても楽しく、良い経験になりました!歩くより早く風を感じることができましたが、初心者コースなのでスピードはゆったりとしていて、帰ってきてすぐにいただいた温かいわかめ汁が本当に美味しいです。」と笑顔で話してくれました。

参加されたご家族、夫婦、カップル、友達同士など幅広い年齢層や県内外の方たちが、自転車を目一杯楽しんでいて、会場は大盛り上がりでした。現在とても注目されている「サイクリング」。今後はもっとイベントが増え、和歌山でもたくさんの方たちが自転車を楽しむキッカケづくりになるのではないでしょうか。

わかやまサイクリングフェスタ2017に参加した皆さん!

スタート前の準備する姿、ゴールした時の笑顔、走り終えたあとのほっと一息つく姿を撮影しました。