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Startup Weekend 54時間で何かが変わる「スタートアップ体験イベント」

和歌山初となるスタートアップウィークエンドが開催。最終プレゼンを取材してきました。

2017年3月1日から3日までの3日間、「Startup Weekend wakayama」が開催されました。場所は、新通にあるGuestHouse RICO(ゲストハウス リコ)の1階。まいぷれスタッフが向かうと三日間の全てを見せることとなる最終プレゼンに向け、それぞれのチームが机に向かい議論しあっていました。プレゼンが迫ったソワソワとした空気や、言葉を繰り返し練習する姿など参加者が真剣に取り組む姿がありました。
プレゼン前の会場の様子
プレゼン前の会場の様子

Startup Weekendって?

そもそもStartup Weekendとは、2007年にアメリカ コロラド州ボルダーで発祥した「スタートアップを体験するイベント」で、コミュニティの名前でもあります。参加者は約54時間でアイディアを形にするための方法論を学び、スタートアップをリアルに経験することができる“起業体験スクール”です。世界700都市1,500回以上開催され、今まで沢山のアイディアが生まれてきました。そんなStartup Weekendが和歌山で初めて開催され、15人の希望者が参加しました。

参加者は初日に1分間ピッチを行い、集まったアイディアからさらに3つに絞ります。その3つのアイディアに賛同したメンバーでチームを作り、起業への一歩として形にしていきます。今回は3つのアイディアから「made in wakayama promoters」「Forest Gunpra」「Deep おでかけ」が誕生しました。その後、自分たちのアイディアを持って街にでかけ、実際にそのアイディアを必要とする「人=お客」はいるのか、アイディアを進める上の方向性なども確認しながら進めていきます。

注釈:※ピッチは説得する意味のプレゼンとは異り、自身が行いたいサービスの魅力や可能性を簡潔に伝えるスタイルをさします。

梅酢からプラモデルまで、最終プレゼンで溢れる起業のアイディア

最終プレゼンは1チーム5分ずつ行われます。発表形式は自由なので、代表して1人が話すチームや全員が分担して話すチームもありました。
「made in wakayama promoters」は、和歌山で大量廃棄されてしまう「梅酢」に着目した商品展開を提案。梅酢の美容効果や冷え性対策効果などを活かし、主婦をターゲットに会員制で販売するというもの。

「Deepおでかけ」は、地元ならではのDeepな情報を届けるチャットを提案。旅行先の電車の待ち時間などのちょっとした空き時間に、その地元の人とチャットでお店やオススメスポットなどのやり取りするというサービス。

「Forest Gunpra」は、プラモデルを作りたい、自分の作品を売りたい、気に入ったプラモデルがその場で買える、などプラモデル好きなユーザーが過ごす新たなコミュニティの場をプラモデル カフェとして提案。

まだあまり知られていない地元商品に着目した点や、趣味から考えついた案など様々な発表が続きました。中でも、「Forest Gunpra」は、審査員からは関心の声があがりました。質疑応答で、そもそも和歌山にはそういった場が必要なほどプラモデル好きの需要があるのか?という質問に、「泉南から和歌山全域にかけ、某プラモデル雑誌の発行部数から算出し、ヘビーユーザーとライトユーザーの需要は十分であると感じている」と回答。また、カフェを訪れ注文するたびに一つずつパーツが増え、最後には一つのプラモデルが完成するといったサービスに対し、これでは途中でこなくなったお客が増えると同じパーツが余るのではないか?という指摘に「そこは、足のパーツからの方や頭パーツの方からと、開始するパーツが違うことで対処できる」と答え、会場に笑いが起こりました。
それぞれのチームが発表を終えたあと、審査員が議論し最後に順位発表が行われました。最優秀賞は「Forest Gunpra」2位「Deepおでかけ」3位「made in wakayama promoters」でした。それぞれ、順位発表後には審査員からのアドバイスが添えられ、チームは大きく頷きながら言葉を受け止めていました。

「始めたい」と考える人へ、“54時間のチャンス”

三日間を終えた参加者からは、「長いようで、短かった」という意見もあり、54時間の中でどれだけ一生懸命取り組んだのかが分かります。何かを始めるというのは、とても不安でそして未知なことが多い中、アイディアを形にするためにまず必要な要素や、仲間との協力、他者の意見といった「始めるために、必要なことを“知るチャンス”」がStartup Weekendにはありました。優勝したForest Gunpraの方は最後に「このアイディアを実現させたいと思っている」と意気込んでいて、54時間で出たアイディアが和歌山で形となる日が来るかもしれません。

今回参加できなかった方や、今回を機にイベントのことを知った人も、まずは参加して“54時間のチャンス”を掴んでみてはいかがでしょうか。
>>編集後記
何かを始めたい、将来は起業したいという目的のもと集まった参加者の方たち。Startup Weekendが掲げる「No talk, All action!」という言葉通り三日間アイディアを出し合い、街へ出掛け、実際にサービスを必要とする人の意見を聞くという基本を学びながら、新たな自分たちのコミュニティーをうみ、繋がりが作られていくのだな、と取材を通しまいぷれスタッフも感じました。第二回の和歌山開催も期待されるStartup Weekend、次はどんなアイディアが聞けるのか楽しみです。