イチオシ情報
1年7カ月で100万人が来た、海南nobinos(ノビノス)。祝福セレモニーの様子と海南nobinos(ノビノス)の魅力を沢山ご紹介します!
セレモニーの様子。
図書館を中心とする海南市の市民交流施設「海南nobinos(ノビノス)」が1月17日に、一昨年6月の開館以来、累計来館者数が100万人を突破。この日祝福セレモニーが行われました。100万人目の来館者となった海南市在住の宮尾修平さんと祐輝くん親子に、神出政巳海南市長、西原孝幸教育長、松藤伸介館長らから、それぞれ記念品が贈呈されました。また海南市のPRキャラクター「海ニャン」(かいにゃん)も祝福に駆けつけ、会場は和やかな祝福ムードに包まれました。
100万人目の来館者 宮尾修平さんと祐輝くん親子(中央)
記念すべき100万人目の来館者となった宮尾さんは、「海南nobinosへは、月に2、3回家族みんなで来ています。今日はたまたま来て100万人目の来館者となってビックリしました。実は、『市民交流施設(現・海南nobinos)の愛称募集』に応募していたのですが不採用でして…今日記念すべき100万人目に選ばれて、なんだか縁があるんだなと感じました。綺麗で広くて、児童書が沢山あって外でも遊べるし、今後も変わらず海南nobinosを利用させて頂きたいと思います。」と嬉しそうにお話していました。祐輝くんは、贈呈された記念品の一つ、祐輝くん自身も大好きな同館貸し出し回数最多の絵本『ノラネコぐんだん』のキャラクターのぬいぐるみを大事そうに抱いていました。その姿がとても可愛らしくてほっこりしました。
海南nobinos(ノビノス)外観
海南市日方にある海南nobinos(ノビノス)は、図書館機能・市民活動生涯学習活動支援機能・子育て支援機能・カフェ・広場などがある市民交流施設です。
入り口を入ってすぐに広がる『えほんのライブラリー』。柔らかな丸みのある可愛らしい本棚に日本一の開架冊数5万冊の絵本が並んでいます。
沢山の絵本を眺めながら歩くだけで楽しめます。
靴を脱いでくつろいだり、本を読んだり、遊んだり、食事も出来ます。
乳幼児のための雨の日でも遊べる場所『ノビノスパーク』。(※現在、利用人数を制限しております。)
『託児室』
海南nobinos(ノビノス)を利用される方が利用できる託児所。
2階フロアは小さいお子様が自由に絵本を読んだり、遊んだりできます。飲食が可能なのでお弁当を持ってきても◎。授乳やおむつ替えのためのスペース、こどもトイレもありますので、気兼ねなく安心してお子様と楽しいひと時が過ごせます。
また、2階フロアにはスターバックスもあるので、ほっと一息したりバラエティ豊かな美味しいドリンクも楽しめます。
『多目的室1』
アップライトピアノと大型モニターがある防音室なので、合唱やダンスの練習もできます。
『多目的室2』
汚れても掃除がしやすい材質で作られたお部屋なので、生け花教室や製作作業などに最適です。
『多目的室3』
ボルダリングと卓球台があるお部屋。
※『多目的室1・2・3』と『託児室』の使用は有料です。詳しくは海南nobinos(ノビノス)HP をご確認ください。
※『多目的室3』は貸出のない時は開放しております。
3階フロアには『こどものライブラリー』と『読書の森』があります。本に探求心が沸いてくる小学生以上をターゲットに、じっくり読める場所を意識して作られた空間です。
靴を脱いで入ってくつろいで本が読める、まるで“押し入れ”みたいな所。本棚と本棚の間に設置されています。
天井が低く作られている『読書の森』。靴を脱いで、芝生みたいな絨毯の上でゴロゴロしながら本が読めます。
『メインライブラリー』がある4階フロアは、小説・実用書など大人向けの本が並んでいます。
鳥のさえずりや川の流れる音など、森の音のBGMが流れていて、落ち着いて癒される空間が広がっています。
4階フロアの中央にある学習席。
小説・実用書などの他に漫画コーナーもあります。
一つ一つ異なる上質なラウンジチェアに座ってゆっくり本が読めます。
『会議室A(半面)』
パーテーションを開けば大きい1つのお部屋になります。プロジェクターも貸し出ししています。
『会議室B』
学習や会議が出来るスペースです。
『ITラボ』
大型プリンタ、PCが利用できるお部屋です。敷地内で利用できるデジタル一眼レフカメラ、ビデオカメラなどの無料貸し出しもしています。
※『会議室A』と『会議室B』の使用は有料です。詳しくは海南nobinos(ノビノス)HPをご確認ください。
1階にある楽器や機材が備えられた『音楽練習室』。防音設備が整っているので、楽器や歌の個人練習やバンド練習が出来ます。
ドラムセット
キーボード
ギターアンプ
※『音楽練習室』の使用は有料です。詳しくは海南nobinos(ノビノス)HPをご確認ください。
~編集後記~
今回初めて海南nobinosに伺いました。ノビノスに足を踏み入れた瞬間すぐに広がった光景に、驚きました。
本棚の側で、 本を読みながら食事をしていたり、小さなお子さんたちが楽しそうに自由に遊んでいたり、その近くでは、お仕事中だと思われる方がZoom会議をしていたり、多目的室では何かの教室が開かれていたり…幅広い年代の色んな方々が、生き生きと有意義なひとときを過ごされていました。
「ノビノスは“図書館の入口みたいな所”です。本に興味を持つ最初のきっかけになったら。」と、松藤伸介館長はそう話します。
“図書館の入口”だけど、『おかえり』。そんな言葉が聞こえてきそうな、皆が集うあたたかい場所海南nobinos。人とのつながりが希薄になってきている昨今。今求められているのはそんな場所なのだと強く感じました。希望に満ちた魅力いっぱいの海南nobinosに是非足を運んでみてください!
まいぷれ編集部 山崎
【所在地】〒642-0002 和歌山県海南市日方1525-6
【TEL】073-483-8739
【HP】https://kainan-nobinos.jp/
【開館時間】9:00~21:30(※図書館機能と託児所は毎週木曜日休止。休止日でも、図書館の閲覧・貸出・返却・授乳室・子どもトイレなど利用可能)
【休館日】12月29日~1月3日
※最新情報や詳細は海南nobinos(ノビノス)HPでご確認ください。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。